1. リフォームとリノベーションの違いを解説

リフォームとリノベーションの違いを解説

リフォームとリノベーションの違いを解説

長年住んだ家が古くなったときや中古物件を購入したとき、少しでも住みやすくするために何か手を加えたいと思うことがあるでしょう。そのとき必要になるのがリフォームやリノベーションです。 では、リフォームとリノベーションの違いはわかりますか?

似たシチューエーションで耳にする言葉だけに、同じようなものだろうと思っている人も少なくないでしょう。
漠然としたイメージではわかっていても、はっきりとした違いがわからないと、本当に必要になったときに適した業者やローンを選ぶことができません。

誤った業者選択やローン選択をしてしまうと、無駄な費用をかけてしまうことにもなりかねませんから、この機会にきちんと知っておきましょう。

リフォームとリノベーションの違いはどこにある?

リフォームとリノベーションの違いはどこにある?
 
リフォームとリノベーションの違いを知るためには、まずは「リフォーム」「リノベーション」がどのようなものなのかを理解しましょう。
それぞれがどのように定義づけられているかを知ってから比較するようにしましょう。

リフォームとは

日本ではリフォームという言葉を広く改装や改築の意味で使うことが多いため、リノベーションとどこが違うのかわからないということになりがちです。しかし、本来のリフォームという言葉の意味は、古くなった住まいを修繕してもとの状態に戻すことです。

そのため、日本でも「リフォームする」といった場合、まったく別の形に作り替えてしまうことをイメージする人は少ないのではないでしょうか?リフォームは英語でreformと書きます。英語でreと付く単語はすべてもとに戻すことを意味するため、リフォームも「フォームに戻すこと」を意味することになります。
本来の意味では原状回復に近いイメージかも知れません。

リフォームという場合は、間取りの変更は伴いません。そのままでは使えないものを修理して使えるようにするという意味が大きく、例えば、長年使い続けて汚れた壁紙の貼り換えや、塗装の塗り替え、古くなって使いにくくなったキッチン設備やお風呂設備の入れ替えなどはリフォームに当たります。

リノベーションとは

リノベーションという言葉について「最近急に使われるようになった」と感じている人は少なくないでしょう。
実は、日本では長い間、すべての改装、改築をあわせてリフォームと呼んでいました。
リノベーションは英語でrenovationと書き、修復という意味の他に、刷新や革新という意味を持ちます。つまり、ただ直すだけでなく新しく作り替えるイメージなのです。
既存の建物に間取りや構造を変えてしまうような大規模な手の加え方をして、もともとの性能や価値よりも質を上の状態にすることをいいます。

もとの状態でも十分住めるけれども、「もっと便利にしたい」「デザインをおしゃれにしたい」という場合にはリノベーションすることになります。例えば、2世帯で住めるように作り替えたり、台所と居間の壁を取り払ってリビングダイニングに作り替えたりする工事はリノベーションに当たります。

しかし、日本では長年の慣習で、耐震改修や増築、住宅全体の間取り変更などもすべてリフォームとして扱っている業者が多いのが現状です。リノベーションは特別な条件で行われるリフォームだと捉えられている場合もあります。

リフォームとリノベーションの違いは?

工事規模

リフォームは「使えなくなっている」または「使いにくくなっている状態」を、もとのレベルにまで戻して使えるようにする工事です。そのため、壊れた設備を取り外して新しい設備を入れ替えたり、汚れの目立つ壁や外装を貼り替えたり塗り替えたりする程度の工事です。

その点、リノベーションは、壁の位置や配管の位置なども変える大規模な工事が必要になるものを指します。

住宅性能

リフォームは、老朽化や故障など価値や性能がマイナスの状態になっているものを新築のときの状態にまで戻すため、住宅性能が高まるわけではありません。マイナスの状態から見えればプラスになっていますが、新築のときの住宅性能に戻すことです。

それに対して、リノベーションは、普通に使える状態をもっと使いやすくする工事です。そのことから、住宅性能はもとよりも当然高まります。

資産価値

リフォームもリノベーションも既存の住宅に対して手を加えるという意味では同じです。
よほど特殊なリフォームやリノベーションをしない限り、リフォームやリノベーションを行う前の資産価値と比べると、どちらもプラスになるといえます。

ただし、時代のニーズに合わせて大規模に手を加えられるリノベーションの方が資産価値の上がり方は大きくなる可能性があります。

工事費用

工事費用は規模によって変動するため、リノベーションがリフォームより高くなる傾向にあります。
もちろん、どの部分にどのような手を加えるかによって費用は異なりますが、リフォームであれば、1人か2人で作業できるのに対し、リノベーションになると最低でも2~3人での作業が必要になります。
範囲も広くなり作業工程も複雑になれば、工事費用は余分にかかります。

間取り変更の自由度

リフォームは間取りの変更を行わないのが基本です。
あくまでも、元の間取りのまま、設備の入れ替えや壁紙を貼り換えて、もと通りに使えるようにするのがリフォームです。間取り変更の自由度という意味ではすくないといった方がよいかもしれません。

それに対して、リノベーションは間取り変更も伴う大掛かりな工事を伴うことが基本となります。
壁を撤去し、2つの部屋をひとつにするなど、間取り変更の自由度は比較的高いといえます。

リフォームとリノベーション、それぞれのメリット・デメリット

リフォームとリノベーション、それぞれのメリット・デメリット
 
中古物件を購入する際、一部リフォームして使用するか、思い切ってリノベーションしてしまうか迷うケースがあります。
例えば、そのままの状態では住めない場合などです。
とりあえず住める程度にまでリフォームして住むか、せっかくだから思い切りリノベーションして生活しやすくするかといった選択になると、かかる費用も工期も大きく違ってくるため、かなり選択に迷うのではないでしょうか?

そこで、リフォームとリノベーション、それぞれのメリット・デメリットを比較してみます。

リフォームのメリット

リフォームのメリットは、少ない予算で住みやすい家を見つけられるという点です。
例えば、駅から近い、敷地面積が広いといった好条件の住宅を新築で探そうとすると、かなり高額な予算を組む必要があります。

しかし、中古物件というだけで予算はかなり下げられます。
しかも、リフォームが済んでいない住宅はリフォーム済みの住宅よりも割安に購入できます。
この事から、簡単にリフォームできる程度の築浅物件を選んで自分好みにリフォームするメリットは大きいといってよいでしょう。

内装も外装も新築に近づけることができるうえに、簡単なリフォームで済むようなら、購入後すぐに引きわたしてもらって、住みながら工事をしてもらうことも可能です。
もちろん、自分でリフォームの内容を決めることができるため、思い通りに仕上がる可能性も高いといえます。
また、住み慣れた家をリフォームして使う場合は、愛着のある部分は壊さずに残せる点がメリットといえるでしょう。

見た目は変えずに補強したり、壁紙や塗装だけを直してきれいにしたりすれば、我が家の雰囲気を壊さず新築のころの美しさを取り戻すことができます。

リノベーションのメリット

リノベーションのメリットは、何といっても自由度の高さでしょう。
生活がしやすくなるかどうかは、設備の性能によるものばかりではありません。
間取りを見直して動線をよくしたり、暮らす人の人数や年齢などに合わせて部屋の配置を見直したりすることで、暮らしやすい住まいにすることもできます。

どのように部屋を組み替えるかという部分まで手を加えられる点がリノベーションの最大のメリットといってよいでしょう。
リノベーション前提で物件を探せば、限られた予算でも選択肢が増えます。
新築では高くて候補に入れられないような都心の好立地にある物件でも、リノベーション前提で中古物件を探せば安く手に入れられます。

リフォームしただけでは住めない物件も候補に入れられるため、選択肢が何倍にも増えます。

リフォームのデメリット

リフォームの場合、壁を取り払ったり、柱の位置を変えたりなど大掛かりな工事は行わないため、間取りの自由度が低い点がデメリットといえます。そのため、古い建築基準法や耐震基準によって建てられた建物の場合、強度に不安が残ります。

構造部分を補強したうえでリフォームすることになると、リノベーションをするのと同じ状況になるため、費用は格段に高くなります。また、リフォームには住宅ローンが使えない場合もあり、中古物件購入のための住宅ローンとは別にリフォームローンを組む必要があるという点もデメリットといってよいでしょう。

小規模なリフォームであれば、計画的に費用を貯めておき、現金で支払うようにすることで、デメリットをメリットに変えることが可能になります。

リノベーションのデメリット

リノベーションする物件は中古物件のため、築年数をチェックすることを忘れてはいけません。今の耐震基準に合うようにリノベーションしようとすると大規模な耐震工事が必要になり、結果的に新築した方が安かったということにもなりかねません。

また、古い建築基準法に合わせて建てられたマンションなどでは、思わぬ部分に手抜きが見つかる場合もあります。
さらに、現在の建築基準法や消防法などに合わせてリノベーションしようとすると、スペースを削らなければならなくなる場合もあります。

リノベーションの際には築年数と建てられている場所など、条件のチェックは必須です。
それ以外にリノベーションのデメリットとして挙げられるのが、簡単なリフォームとは異なり住めるようになるまで時間がかかることと、ローンの金利が高いことが挙げられます。

リノベーション用に物件を購入しても、そこに住めるようになるまでには、建物の検査をはじめ、建物に合わせた設計、施工といくつも段階を踏まなければなりません。
理想の住まいにするためにはじっくりと時間をかけなければならないことも多く、スピード面ではデメリットが大きいといえるでしょう。

また、リノベーション用物件の購入と同時にローンを組んだ際には住宅ローンを利用できても、リノベーションだけを後に回してしまうと住宅ローンの対象になりません。
その場合は別にリフォームローンを組む必要があるため、金利面でデメリットがあるといえます。

リノベーションは実際にどのような工事になるのか

リノベーションは実際にどのような工事になるのか
 
リノベーションは一般的なリフォームよりも工事が大掛かりだということは前にも述べた通りです。
では、実際にどのような工事が行われるのでしょうか?
どのような流れで工事が行われるかがわかっていれば、どの時点で業者の作業をチェックすれば安心かがよくわかります。
そこで、実際に行われる工事の流れを確認してみましょう。

スケルトン状態に内装を変更

スケルトン状態とは、壁や床、配管などを取り除いた後の骨組みだけの状態をいいます。
壁をそのままにしてそのうえに壁紙などを貼るリフォームとは違い、間取りそのものを変えてしまうリノベーションの場合は、中途半端に壁や床などを残さず、骨組みだけの状態にしてから新たな作業をはじめます。

新築と異なるのは、もともとの建物の柱を活かすという部分です。
柱の中には構造上必ず残さなければならないものも含まれています。
そのため、一度スケルトン状態にしてから作業をすると、重要な柱の位置もわかり、どの部分に補強が必要になるかもわかるのです。

間取りの変更

どの位置にどの部屋を配置するかを決めます。
リノベーションでは、重要な柱の位置さえ変えなければ、大幅な間取りの変更が可能です。
そのため、マンションのリノベーションでは、続きの2戸以上を1戸にするようなリノベーションも可能になります。

家族の人数や部屋の使い方など、ライフスタイルに合わせて部屋の組み換えができるため、じっくり話し合って決めたい部分です。
部屋の数だけでなく、動線を考えながら効率よく部屋を配置することが生活しやすいリノベーションのポイントになります。

新たな設備を入れ、新築のとき以上の性能アップ

リフォームとは異なり、リノベーションの場合は大掛かりな設備変更が可能です。
例えば、扉の位置や数を変えて部屋の出入りをしやすくしたり、別々だったキッチンとリビングをひと続きにして、対面式のシステムキッチンを配置したりすることも可能です。

また、廊下の幅を車いすで移動できる幅に変えたり、畳や床の間、押し入れなどでせまかった和室を広く使い勝手の良い洋室に作り替えたりすることも可能です。
最新の設備を入れるだけでなく、その性能を最大限に活かせる形に配置することができるのもリノベーションならではの魅力です。

リノベーションの保証は?適合リノベーション住宅とリフォームかし保険

リノベーションの保証は?適合リノベーション住宅とリフォームかし保険
 
簡単なリフォームは自分自身ですることができても、リノベーションとなると素人が自分で行うことは不可能です。
そこで、専門の業者に設計や工事を依頼することになるのですが、きちんと希望通りの作業をしてもらえるかどうかが心配という声があるのも事実です。

リノベーションにはそれ相応の費用がかかりますから、引きわたされてから「こんなはずではなかった」では済まされません。
安心して住めるリノベーション住宅であることを保証するものには「適合リノベーション住宅」と「リフォームかし保険」の2種類があります。
リノベーションしようと思っているのであれば、前もって保証内容について知っておくようにしましょう。

適合リノベーション住宅とは

適合リノベーション住宅とは、リノベーション住宅推進協議会が品質を保証している住宅のことです。業者によって異なっていたリノベーションの工事品質を、対象となる住宅の特徴によって次のような5種類にわけ、それぞれ品質基準を統一しました。

R1住宅:区分所有マンション専有部分に関するもの
R2住宅:R1住宅にプラスして、共用部の修繕や管理状況などに関するもの
R3住宅:R1住宅にプラスして、共用部分を含む一棟全体に関わるもの
R4住宅:オフィスを住宅にするなど、用途変更をした住宅に関するもの
R5住宅:戸建て住宅に関するもの

適合リノベーション住宅として認められていれば、リノベーション住宅推進協議会が定めている「優良なリノベーション」の統一規格に沿ったリノベーションが行われていることが認められた住宅というお墨付きが付いていることになります。

リノベーション済みの住宅につけられる保証のため、これから物件を探してリノベーションをする場合には関係が内容に思われるかもしれませんが、リノベーションを依頼する業者を選定するうえで重要になります。
適合リノベーション住宅として認められるためには、検査、工事、報告、保証、住宅履歴情報といった一連の流れが統一規格に則っていること必須です。
つまり、適合リノベーション住宅を手掛けている、リノベーション住宅推進協議会会員の業者を選んでリノベーションの相談をすれば、これからリノベーションする住宅を適合リノベーション住宅にすることができるということです。

将来的にリノベーションした住宅を売りに出す場合にも、これからリノベーションする家を適合リノベーション住宅にしておくことは大きなメリットになるはずです。
もしリノベーション住宅に認定された場合は、検査結果とともに保証者や相談窓口が記された「R1(~R5)住宅適合状況報告書」を受け取ることができます。
しかも配管や配線など、13項目の重要インフラに対して、2年以上の保証が付く点も大きなメリットになります。

リフォームかし保険

リフォームかし保険は、リフォームの品質を保証してくれる保険です。
リフォームかし保険の「かし」は「瑕疵」という字を書きます。瑕疵とは、欠陥している状態をいう法律用語です。
民法では、通常の注意を払っていても気付くことができない欠陥がある場合、売主は買主に対して責任を負わなければならないという規定があります。

リフォームかし保険に加入した場合、リフォームの工事が済んだ後、第三者検査員が立ち入り検査を行います。
その際に欠陥が見つかった場合は、業者に保険金を支払いその費用で修繕をさせることができるという仕組みです。
つまり、依頼主は余分な費用を出すことなく欠陥部分を直してもらうことができるのです。

この保険の頼もしいところは、万が一リフォーム業者が倒産してしまった場合でも、費用を保険法人に直接請求することができるという点です。保険金で他の業者に依頼して、欠陥部分を直してもらうことができます。

リノベーションに使えるローンにはどんなものがあるの?

リノベーションに使えるローンにはどんなものがあるの?
 
リノベーションはリフォームと異なり規模の大きい工事を伴うことが前提になっています。そのため、費用のすべてを現金で支払うのは難しいことが予想できます。

そこで覚えておきたいのがリノベーションに使えるローンの種類です。住宅購入の際には住宅ローンを組みますが、リノベーションにも住宅ローンは適用されるのでしょうか?
そのような点を中心に、リノベーションに利用できるローンについて見てみましょう。

住宅ローン

住宅ローンとは、住宅購入に使用目的を限定した金融商品のことです。使用目的を住宅購入に限定することで、一般的なローンよりも金利を低く設定している点が特徴です。住宅ローンは、購入した住宅を担保にすることで、さらに金利を低く抑えることもできます。

住宅ローンを取り扱う金融会社には、銀行をはじめ、住宅ローン専門のローン会社、保険会社などがあります。
また民間融資と公的融資があり、公的融資の方が金利は低く設定されていることが多いです。住宅購入目的で借りるということもあり、融資限度額が大きく、返済期間も長く設定されているのが魅力ですが、低金利の公的融資は民間融資よりも借り入れ条件が厳しく、限度額も所有財産の8割までという制限になっています。

リフォームローン

リフォームローンとは、リフォームやリノベーションなど、住宅の改修や改築に使用目的を限定することで金利を抑えた金融商品です。
公的融資と民間融資があり、担保が必要なタイプと不要なタイプがあります。
リフォームを目的としたローンのため、住宅ローンと比較すると限度額が低く設定されているうえに、返済期間が短く、金利が高いのが特徴です。

住宅ローン、リフォームローンそれぞれのメリット・デメリット

住宅ローンのメリット

住宅ローンのメリットは、何といっても借入限度額の上限が高く金利が低いという点です。ですから、中古住宅の購入時にどのようなリフォームやリノベーションをするか、いくらの費用が必要か決まっているのであれば、住宅ローンでリフォーム費用も借りた方がお得です。

特に大掛かりなリノベーションを行うと金額が大きくなるため、少しの金利の差が大きな金額の差になります。返済期間も長く必要になるため、住宅ローンを利用できると費用負担が大幅に抑えられます。しかも、住宅ローンを利用すれば、リフォーム費用も住宅ローン減税の対象になるため、節税効果も高いといえます。

リフォームローンのメリット

リフォームローンは担保型か無担保型かでメリットが異なります。
少額のリフォームローンに多い無担保型のメリットを挙げると、「担保が要らないこと」「手続きが簡単なこと」「審査に通りやすいこと」などが挙げられます。

一方、住宅ローンと同じように担保を設定するメリットは、「無担保型よりも金利が安くなること」「借りられる上限金額が高くなること」「返済期間の設定を長くできること」などが挙げられます。

部屋の壁紙を貼り換える程度のリフォームであれば、費用も少ないため短期間で返済できますが、壁や床を取り払って大掛かりなリノベーションをする場合は、費用が1000万円以上かかることもあるため、なかなか短期での返済は難しいといえます。そのような場合でも、担保を設定することによって、金利を抑え、返済期間を長く設定できるという点はメリットといってよいでしょう。

住宅ローンのデメリット

住宅ローンの最大のデメリットは、借りるための条件が厳しく、借りようと思っても審査に落ちてしまうことがあるという点です。
また、リフォーム単独では借りられないことがほとんどで、とりあえず物件だけ購入しておいて、リフォームやリノベーションの計画はじっくり考えようと思っている場合には利用できません。

しかし、住宅ローンが残っている状態で、他の金融機関で住宅ローンを借り換え、その際にリフォームの費用も入れるということは可能です。ただし、リフォームは1度きりでなく、何回にも分けて発生するため、住宅購入時のリフォームやリノベーションの場合でないと利用できない点はデメリットといってよいでしょう。

リフォームローンのデメリット

リフォームローンのデメリットとしては、無担保型の場合、借りられる金額が小さく、返済期限が短いという点が挙げられます。
担保が必要ないというだけで、金利が2倍前後違ってくるため、金額が大きくなると利子の負担が大きくなります。返済期間も長くて10年~15年程度のため、最大の500万円を借りてしまうと毎月の負担額は担保型で借りるときよりもかなり大きくなります。

担保型のデメリットは、借入が500万円以上の場合に限られている点と、審査に1週間ほどかかるという点です。
もちろん、借入金額が大きいほど、少しの金利差が大きな違いになるため、低い金利で大きい金額を借りられる点はメリットにもなるのですが、返済期間を30年前後まで延ばすと、その間にいくつもリフォームの必要な個所が出てきて、ローンの本数が増えて毎月の約定返済が二重、三重になってしまう可能性も出てきます。
担保型ローンを選んで、返済期間を延ばした場合の返済計画の立てにくさもデメリットの1つといえるでしょう。

リノベーションにかかる費用の目安

リノベーションにかかる費用の目安
 
リノベーションにかかる費用は、工事の規模によって大きく変動します。
例えば、間取りの変更があっても、居室の壁を取り払う程度で、配管位置の変更を必要としない拡張工事なら500万円以下で済ませることもできます。

しかし、キッチンのように水道、ガス、電気の配管が多い場所の大幅な間取り変更は500万円以上必要になることも考えておいた方がよいでしょう。
また、耐震補強や増築など、外壁に修正を加えるような工事になると、1000万円以上になることもあります。

リノベーションは自由度が高く、夢を膨らませればどこまででも膨らませることが可能です。
せっかくのリノベーションですから、納得のいくところまでこだわって理想の住まいに作り上げたいところです。

しかし、「限られた予算内で」というとすべて理想通りにするというのは難しいかもしれません。
限られた予算内で、できるだけ理想に近づけるためには、何を優先するかをよく考えて、優先順位をつけておくことが大切です。
家族それぞれの意見を出し合って、本当に必要なものから順位をつけておくようにすると、みんなが満足するリノベーションが可能になります。
また、自分自身でできるレベルのリフォームも含まれていることが見えてくるため、本当に業者に依頼すべきことがはっきりします。

リフォームやリノベーションを成功させるために必要なこと

中古マンションや中古の戸建て住宅を割安に購入して、リフォームやリノベーションで理想のマイホームを手に入れようと考える人が増えています。
新築にこだわらず、リフォームやリノベーションによって住みやすい形に家を作り替えることで、立地や日当たりなど何物にも代えがたい条件を予算内で手に入れられるからです。

しかし、そのような人が増えているということは、リフォームやリノベーションのニーズをねらった業者が増えていることでもあります。
リフォームやリノベーションを扱う業者が乱立している状況では、信頼できる高い技術を持ったところと技術力のないところの差が大きくなっているため、よい業者を選定する目利きも必要になります。
リフォーム業者を選ぶときのポイントをきちんと押さえておきましょう。

希望する内容の工事実績があるかどうか

リフォームやリノベーションは、既存の住宅を新築同様、または新築以上の性能に改修する工事です。
しかも、リフォームやリノベーションできる箇所は多岐にわたっており、工事内容も幅広くあります。
そのため、どんな業者に頼んでも仕上がりが同じになるというわけではありません。

例えば、耐震改修をメインに行っている業者に、キッチンのリノベーションを頼んでも理想通りのキッチンに仕上がるかどうかは疑問です。
あまり実績のない内容の工事は下請けに出すことを前提に、引き受ける業者もあるため、これまでどんな工事実績があるかどうかは調べておく必要があります。

こだわりのデザインをきちんと反映できるか

デザインにこだわったリノベーションを希望する場合は、工事業者としての技術だけでなく、デザイン的なセンスも問われます。デザイン力のある業者を選ぶのと同時に、依頼する側の思い描くイメージをきちんと受け止め、形にしてくれる力も必要になります。
きちんとイメージが伝わっているかを確認するためには、素人でも目で見てわかる形にして仕上がりの状態を見せてくれる業者を選ぶ必要もあります。

費用を比較するときの注意点

いくつかの業者を選定して、見積もりを取る場合、安いと心配だから高い業者を選ぶということがありますが、高ければよいというわけではありません。
下請け、孫請けがたくさんなって、マージンが発生しているために高いということもあります。

また、見積もりの記載で、「工事一式」というように建材や設備などの材料費をあいまいにした見積もりを提示する業者は、見えない部分でごまかす心配があります。
素人が見てもわかるように内訳をきちんと分けて書いている業者を選ぶことが重要です。

業界団体に加盟しているかの確認

リフォームやリノベーションの業者を選ぶ際に最低限確認したいのは、業界団体に加盟しているかどうかといった点です。
リフォームやリノベーションに関する業界団体には次のようなところがあります。
・日本住宅産業リフォーム協会
・マンションリフォーム推進協議会
・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合
・マンション計画修繕施工協会
・良質リフォームの会
・ベターライフリフォーム協会
他にも業界団体はあり、どの業界団体が一番信頼できるとはいえません。
また、業界団体に加盟しているから、技術力が高いということも一概にはいえないのですが、少なくとも業界団体に加盟しているかどうかを確認すれば、悪徳業者に引っかかる心配を減らすことができるでしょう。

中古物件を購入してリフォームやリノベーションをしようと考えている方にとって、中古物件の購入費用も、リフォーム、リノベーションにかける費用も、決して安いものではないはずです。
リフォームとリノベーションの違いをはじめ、リフォーム、リノベーションそれぞれのメリット、デメリット、さらにはリフォーム費用を借りる際の注意点などはぜひ知っておきたいところのはずです。

夢のマイホーム実現のために新築ではなくリフォームやリノベーションという形を選ぶのですから、間違いのない業者選びをするようにしましょう。
リフォームやリノベーションを成功させるためのポイントとなるのは、いかに信頼できるリフォーム、リノベーション施工会社に相談できるかという部分にかかっています。
大規模なリノベーションはもちろん、小規模なリフォームでも、一生のうちに何度もあるものではないため、何を基準に施工会社を選んだらよいか迷うという人は多いでしょう。

そんなときに頼りになるのがホームプロです。
ホームプロは、たくさんの施工会社の中から、あなたのニーズに合った施工会社を選定してご紹介します。まずはリフォームやリノベーションを思い浮かべた時点でホームプロにご相談ください。まだこれから中古物件を選ぶという段階でも、ご相談に乗らせていただきます。
どのようなリノベーションをしたいというプランがありましたら、それに合った中古物件の選び方もご提案いたします。

これまで数多くのリノベーションをご紹介していたホームプロでしたら、理想の間取りを実現するためにどのような物件が向いているかといったデータもたくさん持っています。例えば、あなたが中古マンションを購入してリノベーションをしたいと計画しているのであれば、ホームプロをご利用いただいた場合、お好みに合ったデザインを提供できるリフォーム会社を選定してご紹介いたします。

理想の住まいづくりのためには、「毎日住んでいて飽きない」「自分好みのデザインやテイストを盛り込めるか」という点も重要なポイントになります。それを予算内で実現することができるのが、ホームプロです。ホームプロならたくさんの施工業者の中からピッタリの業者を選ぶことができますから、ぜひお任せください。

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