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リフォームにかかるお金のすべて

公開日:2016/6/27 最終更新日:2017/9/4

リフォーム費用はさまざまな工事費の積み重ねなので、ただ総額を知るだけでなく、内訳や明細を見て工事の内容を知ることが大切。また見積もりには出てこない費用もあるので、どういうお金がかかるのか事前に調べて準備しましょう。

  1. STEP1まず見積書の「内訳」から確認!
  2. STEP2設備の価格などは「明細」でチェック
  3. STEP33社以上の見積もりを比較検討するのがポイント!
  4. STEP4見積もりに出てこない費用に要注意
  5. STEP5支払いは契約のときから始まる場合も
  6. STEP6リフォームにかかるお金のチェックポイント
林 直樹
住宅ジャーナリスト。建築・リフォーム・不動産分野を中心に、雑誌、WEB媒体などで執筆および編集に携わる。『欠陥住宅の見抜き方』『住宅購入 チェックリスト』、『リフォームにかかるお金がわかる本』、『最高の住まいをつくる「リフォー ム」の教科書』『中古マンションのかしこい買い方』など著作多数。

STEP1まず見積書の
「内訳」から確認!

どんな工事にいくらかかるのかを大まかに知ることができるのが、見積書の最初のほうに記載される「内訳」です。

その内容は表1にあるようなものが一般的です。概ね工事が行われる順番に並んでいますが、それぞれの工事の内容は以下に示すとおりで、金額は材料費と施工費を含んでいます。

工事費内訳例

工事費内訳例

  • 足場を組む、リフォームしない部分に傷付けないようシート敷く、など工事の準備段階の作業
  • リフォームする部分から不要なものを解体して撤去する工事
  • 木材を使って大工さんが行うすべての工事
  • 屋内のドア・引き戸・障子などと窓のサッシ工事。木製建具工事と鋼製建具工事に分けて記載されることも
  • フローリングや壁紙など、床、壁、天井の下地と仕上げ工事
  • 給排水の配管工事からキッチンなど水まわりの設備機器取り付け。キッチンなど機器代が費用の多くを占める
  • 屋内の電気配線工事。屋外からの引き込み工事が含まれることも
  • 漆喰や珪藻土、モルタルを塗るような工事が左官で、タイル工事はタイルを張る工事
  • 床や壁に現場で塗装する工事
  • 収納や洗面カウンターなどを造作する工事
  • 現場管理費や営業経費を含む

STEP2設備の価格など詳細は
「明細」でチェック!

以上が内訳ですが、実はこれだけではリフォームにかかる費用の詳細がわかりません。詳しく知るためには内訳の後に続く明細を見ることが必要です。

明細は工事項目ごとに使われる材料の名称や数量、単価などが記載されています。それを詳細に見ていくと、どこにどんな材料を使うのか、その材料はいくらなのかが、はっきりわかります。キッチンやバスのメーカーや商品名もわかります。

したがって、明細を見なければ見積もりを検討したことにはならないのです。予算オーバーになってコストの調整が必要なときは、この明細を見て、材料を変えたり、工事の面積を減らしたりすることができます。

なお、こうした工事ごとの見積もりのほかに、部屋ごとに見積もりを出すケースもあります。その場合も明細をチェックしなければいけないのは同じです。

STEP33社以上の見積もりを
比較検討するのが
ポイント!

リフォームはいわばオーダーメイドなので、同じ要望を伝えてもリフォーム会社によって出てくる見積もりが異なります。したがって複数の会社に見積もりを依頼して比較検討するのがよいでしょう。

検討にかかる時間なども考慮すると会社を絞る必要がありますが、できるだけ3社以上の見積もりをとるよう心がけましょう。

見積もりを依頼する際にはリフォーム会社に同じ要望を伝え、予算も伝えておきます。上がってきた見積もりは、総額を比べるのではなく、明細を見てどのような材料を使っているのか、プランが自分の要望に沿っているかなど、リフォーム内容を確認して比べることが大切。

総額が安いからといって決めてしまうと、不本意な結果になることもあるので、見積もりの比較は十分慎重に行いましょう。

STEP4見積もりに出てこない
費用に要注意

リフォームするときにかかる費用は工事費だけではありません。工事請負契約の際は印紙代が必要だし、工事が始まればお茶やお菓子を職人さんにふるまうこともあります。

大規模リフォームだと工事期間中の仮住まいの家賃、引っ越し費用がかかります。またカーテンや照明器具は見積もりに入らないのが一般的なので、別途自分で購入する必要があります。ソファやダイニングテーブルといった家具も同様です。

さらにリフォームの場合、見積もりどおりにいかないこともしばしば。床や壁をはがしてみたら、予想以上に内部が腐食していて、木材を取り替えたり、補強したりしなければならない事態が起こりがちなのです。その場合は追加工事となり、その分の費用が発生します。

また、例えば収納を追加したい、予定していなかった和室もリフォームしたいといったように施主が自分で工事を追加することもあります。

引っ越し・仮住まいや家具など、予想できる金額はあらかじめ計算して準備を。さらに予想外の費用発生に備えて、ある程度は余裕をもった予算を組むことが大切でしょう。

見積もり以外でかかってくる費用

  • 工事請負契約の印紙代

    契約書に印紙を貼ることによって印紙税を支払います。金額は、請負代金300万円超500万円以下が1000円、同500万円超1000万円以下は1万円、同1000万円超5000万円以下は1万5000円
  • 近隣挨拶の手土産代

    工事が始まると騒音などで近隣に迷惑をかけることになるので、着工2週間くらい前までに、工事の内容や工期について説明に行きましょう。その際に1戸あたり500円程度の手土産を持参
  • 仮住まいへの引っ越し代

    住みながらではできない大規模リフォームの場合に。20万円~30万円は必要、事前に引っ越し会社に見積もり依頼を
  • 不要品処分費

    リフォームや引っ越しは、いらないものを処分するチャンス。粗大ゴミに出すと1つ200円くらいからで、サイズに応じて高くなります
  • 仮住まい家賃

    リフォーム期間中の家賃。地域や住戸の広さによるので事前に賃貸の不動産会社に確認を
  • トランクルーム代

    仮住まいに収納しきれない荷物の保管に。料金は会社やスペースによるので、インターネットなどで確認を
  • 職人さんへの茶菓子代

    時々は職人さんをねぎらう意味で、お茶や果物、お菓子を持っていきましょう
  • 追加工事費用

    多額になることもあるので、後であわてなくてもすむよう追加工事も必ず見積もりをもらっておくことが大事。
  • 家具・カーテン・照明器具代

    好みで価格も違ってきますが、事前にインテリアプランを練って、商品を選んでおきましょう
  • 住宅ローンの諸費用

    金融機関への手数料(3万円程度~)、火災保険料、保証料などは借入額によって異なります

STEP5支払いは契約のときから
始まる場合も

リフォーム費用の支払いは、何回かに分けて支払うケースが一般的です。
100万円以下の少額の場合は工事が終わってから一度に支払うケースもありますが、100万円を超える場合は、何回かに分けて支払うケースが多いでしょう。

ローンを利用する場合は、金融機関に支払いの時期に合わせてそのつどローンを実行してもらえるか、あるいはつなぎ融資※が必要かなどの確認をしておきましょう。

※ローンを分割実行してもらえないとき、中間の支払い分のために別途融資を受けるのがつなぎ融資で、通常の住宅ローンより金利が高くなるのが一般的

費用ごとの支払いのタイミング

STEP6リフォームにかかる
お金のチェックポイント

以上、リフォームをする人が誰でも気になるお金のことをまとめました。以下のポイントを押さえて、予算内で理想のリフォームを実現しましょう。

  • 見積書の「明細」を見て、材料名や商品名、単価をチェックしましょう
  • 時間の許す限り複数の会社の見積もりをとって比較検討しましょう
  • 見積もりに出てこない費用もあるので、いくらかかるか調べて準備をしましょう

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