マンションのキッチン・台所リフォームの費用と相場
※該当する工事を含むリフォーム事例より算出しています
- 目安価格帯
- 中心価格帯
- ※マンションのキッチン・台所リフォーム事例中
一戸建てのキッチン・台所リフォーム費用と相場はこちら
マンションのキッチン・台所リフォーム事例の価格分布
グラフをクリックすると、各価格帯の事例が表示されます。※ホームプロのキッチン・台所リフォーム事例データ5,806件を元に集計
キッチン(マンション)リフォームの種類と参考価格
工事の種類 |
参考価格 |
①キッチンをI型システムキッチンにする |
75万円~104万円 |
②キッチンをL型システムキッチンにする |
88万円~105万円 |
③キッチンをペニンシュラ型システムキッチンにする |
95万円~109万円 |
④キッチンをアイランド型システムキッチンにする |
111万円~204万円 |
①キッチンをI型システムキッチンにする
I型キッチンはシンクと加熱調理機器、調理スペースが一直線にレイアウトされたキッチン。取り扱いも豊富なため、手ごろな価格から設置できるのが魅力です。一般的に壁付けで設置され、マンションにもこのタイプが多く採用されています。
マンションは配管の変更に制約が生じるケースも多いですが、もともとI型の物件であれば大掛かりな配管工事をせずに導入可能。その分、工期を短縮でき、コストを抑えることにもつながります。
また、カウンターに沿って横一線に移動するI型はコンパクトな空間向き。マンションは床面積に限りがあるため、キッチンは新しくしたいけど生活空間を圧迫したくない!という場合に適しています。基本的にひとりで調理を行うなら、小回りが利き使いやすいキッチンとなるでしょう。
また、他の部屋への油はねの心配もなく、においも広がりにくい点も、LDKの間取りが多いマンションとってはメリットとなります。
- メリット
-
- 一般的なレイアウトで使い慣れている方が多い
- コンパクトな造りのため、狭いスペースでも設置可能
- ほかのシステムキッチンに比べ、手ごろな価格のものがそろっている
- 壁付が多く、油はね・においの心配が少なく掃除がしやすい
- 壁に向かうので調理に集中できる
- デメリット
-
- 幅が広すぎると作業効率が悪くなる
- 調理スペースが狭くなりがち
- 目の前が壁で圧迫感がある
- 家族の様子を見ながらの調理ができない
②キッチンをL型システムキッチンにする
文字通りLの形をしたL型キッチンの魅力は、調理スペースの広さと動線の良さ。システムキッチンの場合、ほとんどがシンクと加熱調理機器をL字のそれぞれの辺に離して配置されています。そうすることで、加熱調理機器⇔冷蔵庫⇔シンクの動線が三角になり、比較的少ない移動で調理可能。I型キッチンに比べて調理スペースも広く、ゆったりと効率的に調理できます。
ただ、快適に使用するためには広いスペースが必要。マンションはLDKの間取りが多く、キッチンスペースとダイニングやリビングがつながっているため、十分な広さがないと他の部屋を圧迫する可能性もあります。施工会社の方に相談して、設置可能かどうか、可能ならどのサイズが最適かなど事前に相談してみましょう。
設置できるゆとりがあれば、広いスペースを活用して複数で調理を楽しめるキッチンに生まれ変わるでしょう。
- メリット
-
- 調理スペースが広い
- 三角の動線で移動が少なく効率的に調理できる
- 数人で調理を楽しめる
- 壁付が多く、油はね・においの心配が少なく掃除がしやすい
- 壁に向かうので調理に集中できる
- デメリット
-
- 設置に広いスペースが必要
- コーナー部分の奥行きが深く、デッドスペースになりがち
- 目の前が壁で圧迫感がある
- 家族の様子を見ながらの調理ができない
③キッチンをペニンシュラ型システムキッチンにする
ペニンシュラ型は、一部を壁に接して半島(ペニンシュラ)のように伸びたキッチンのこと。マンションで対面式を採用する場合、この形が多いかもしれません。
壁付のI型から対面式へのリフォームの場合、かなりスペースが必要になります。ただ、アイランド型と違い、片側のみ通路を確保できればいいペニンシュラ型は間取りの制約を受けにくいという利点も。そのため、床面積に限りのあるマンションで開放感のあるキッチンを設置したい場合は、このタイプがおすすめです。アイランド型の開放感と、I型の使い勝手の良さを程よく兼ね備えたバランスのいいキッチンへと生まれ変わります。
また、狭くなってしまいがちなダイニング側はカウンターを設けてテーブルとして利用するなど、アレンジできるのも魅力です。
ただ、キッチンが移動する場合、マンションによって配管工事についての規約などがある場合も。事前に実現可能かチェックしておきましょう。
- メリット
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- リビング、ダイニング側とのコミュニケーションが取れる
- 加熱調理機器前に仕切りを置くことで、煙・においの飛散防止ができる
- アイランドキッチンより間取りの制約が少なく、導入しやすい
- カウンターを付けるなどのアレンジができる
- 限られたスペースで開放感のあるキッチンを実現できる
- デメリット
-
- アイランドキッチンに比べて、機動性・開放感が劣る
- 手元やキッチン周りが目につきやすく、きれいに保つ必要がある
- リビングとの距離が近い場合は、調理音がテレビの音などを邪魔する可能性がある
④キッチンをアイランド型システムキッチンにする
まるで調理設備を備えた島(アイランド)のように、キッチンに浮かぶアイランド型キッチン。
アイランド型キッチンの魅力は何といっても、その開放感。リビング・ダイニングと境目がなくなるような一体感が出て、コミュニケーションの取りやすいキッチンになります。四方から使える調理スペースは、多人数で使いたい方には最適。キッチンを周回できる機動性の良さもあります。
ただ、もともとアイランド型キッチンではない場合、マンションの造りによってはダクトや排水設備の移動に制約があり、導入できないことがあるので注意が必要です。
ハイグレードで存在感があり目につきやすいアイランド型キッチンは、こまめな掃除と整理整頓が必要。ご自身のライフスタイルや掃除に手間をかけられるかなど熟慮してからの決断をオススメします。
- メリット
-
- 島のように独立した開放性の高いキッチン
- 視線を遮るものが少なく、見通しがよい
- デザイン性の高いキッチンがそろっている
- 多人数で調理ができる
- 通路に囲まれていて機動性が高い
- デメリット
-
- ほかのタイプのキッチンに比べて高価格。また、工事などのコストも高め
- かなり広いスペースが必要
- 換気扇がキッチンの中央にあり、においが拡散しやすい
- 油、水がダイニング側にはねやすい
- ダイニング側から丸見えになるため常に整理整頓が必要
- ダクトの移動や配管工事などマンションによってはできない場合も
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まとめ
- マンションのキッチン・台所リフォームの費用相場はどのくらい?
- マンションのキッチン・台所リフォームの費用相場は90~120万円が中心価格帯になります。
(詳しくはこちら)
- マンションのキッチン・台所でホームプロ経由でリフォームした最新の事例と金額を知りたい。
- マンションのキッチン・台所の最新のリフォーム事例と費用はマンションのキッチン・台所の費用ページ上で確認できます。詳細な金額は各事例をクリックしてください。
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