別荘地の中のワークスペース 心地よいマイホーム
| 建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 1,260万円 |
|---|---|---|---|
| 築年数 | 30年以上 | 工期 | ３ヶ月以上 |
| 竣工年月日 | 2019年8月21日 | 構造 | 木造 |
| 施工地 | 山梨県 南都留郡富士河口湖町 | リフォーム箇所 | キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング、洋室、玄関、外壁 |
| 家族構成 | 本人のみ |
詳細情報
お客さまのご要望
別荘地に建つ家が空き、場所を選ばない仕事をされている施主さまが住むことに。まず住めるようにしてほしい。ミニマムな暮らしがしたいとシンプルなご要望でした。
リフォーム会社のご提案
傷みがひどかったのでスケルトンにして耐震補強。床、壁、屋根を発砲ウレタン吹付で断熱を施し、全てペアガラスサッシに交換しました。間取りは大きなリビングとプライベートなアトリエに収納を加えただけの単純なもの。色数を抑えたシンプルな空間に変化をもたらしたのはリビングの段差でした。生活の様々なシーンによる移動に伴い、方向だけでなく視線の高さが変化することで室内の風景も変わります。まるでいくつもの部屋が存在するかのような印象を与えます。窓外に広がる緑の変化も多彩で、また、お伺いする度にデスクやベッドの位置を移動され、積極的に変化を楽しんでいらっしゃいました。断熱を徹底したので温熱環境はシームレスに。部屋を移動しても温度変化はほとんどありません。エアコンだけで、リフォーム後に他の暖房設備は追加していないそうです。
Before
After
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キッチン
大きなLDKの一角にフルオープンで壁付けキッチンを設置しました。存在感の無い白のシンプルなタイプを選択しています。
浴室・バス
モザイクタイルの浴室からシステムバスになったのでお手入れの手間は大幅に軽減できました。白の鏡面タイプのパネルなので汚れ落ちもしやすく清潔感あふれる空間となりました。
トイレ
壁の下部と床がタイルだったので清掃も大変でしたし底冷えのする場所でした。床は落ち着いた色に、壁は一面だけ木目にして全体を白でまとめました。白だけでないニュアンスの有る空間となっています。便器は凹凸の無いスッキリした手洗い付なので空間を有効に使えます。清掃もとても楽になりました。
洗面
ミニマムに暮らしたいという施主さまのミニマムに暮らしたいというご希望に合わせて、造り付の収納も洗面台の部分のみにしています。不要になれば外せるように簡易タイプのラックを設け、フレキシブルに対応できるようにしています。
リビング
シンプルに白でまとめたモノトーンのリビングに、変化をつけたのは床の高さ。一部を低くして、腰かけられるほどの40cmの段差を設けました。友人が大勢遊びに来ても好きなポジションにかけてくつろげます。視線が低くなるので空間が広く感じられます。
洋室
ワークスペースは木立の見えるリビングに置いたので楽器を弾いたり読書をしたり、プライベートな部屋としてアトリエを造りました。収納にもなるパーテーションで区切られたスペースにベッドを置かれています。落ち着いた濃紺のアクセントウォールは全体を引き締め、集中できる空間となっています。
玄関
収納も最小限。必要以上の物を持たないミニマムな暮らしを実践されています。暮らしを現す玄関の印象もとてもスッキリしています。
外壁
アプローチの石垣は別荘地の管理なのでそのまま残し、建物をスケルトンにして一新しました。外壁は断熱タイプの金属サイディングを選び、屋根も片流れで葺き替えています。
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