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水回り、特にキッチンはコンロの汚れや収納の不足、床の傷みなど、お困りごとや不便な点が年々増えてきますよね。水回りは新築10年頃がリフォーム適齢期といわれますが、毎日使うものだけに、十分に検討したいものです。
今回は日本の台所の歴史をちょこっと振り返りながら、現代風 和のエッセンスを加えたキッチン・ダイニングのリフォームについて、私なりに考えてみることにしました。
昔の家には土間、板の間、畳の間という3つの高さの床がありました。
土間は文字通り土の床で、「だいどころ」「でえどこ」とも呼ばれ、その一画に設けた「かまど」(“へっつい”と呼ぶ地方も)で煮炊きや下ごしらえをしていたんですね。
うちのお母さんは小さいころ、へっついの前で、♪はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣くともフタとるな♪と、くちずさみながら、火の番をしていたそうです。薪やワラを燃やした煙が目に入り涙が出て仕方がなかった…と、懐しい思い出を話してくれました。
やがて燃料は薪やワラからガスに変わり、煙や灰の出るへっついや土間はなくなり、お料理の場は室内に移動していきました。
戦後の公団住宅では独立型DKが誕生し、その間取りはやがて一戸建てにも採用され、全国に普及。近年では共働きの家庭が増えたせいか、“男子も厨房に入る時代”。家族みんなで手伝いながら、お料理を楽しむ家庭が増えてきました。また、私が小さい頃は「食事中はおしゃべりするな」と叱られましたが、今では会話を楽しみながら食事をするのが心身の健康もよいという意見もあるほど……。そんなライフスタイルに合わせたキッチン・ダイニングが主流になっています。
お料理や食事の場を、みんなとワイワイ楽しむなら、独立型キッチンよりオープンスタイルのLDKで、対面式やアイランド型のシステムキッチンがおすすめです。お料理しながらオシャベリが楽しめ、配膳や片づけが気軽に手伝えます。
和のインテリアにするには、システムキッチンの扉は木目調が私のオススメ。より落ち着いた部屋にコーディネイトするなら濃い色の扉を、ナチュラルにするなら薄い色が似合うと思います。
そして、忘れてならないのが収納。和風の部屋は、すっきり片付けるのが基本なので、吊戸棚や収納棚、床下収納庫などの収納部を豊富に設け、すっきり片付けられるようにしておきましょう。
LDKには前回ご紹介した掘りごたつ形式の「座リビング」もよいですが、今回はダイニングテーブルのある和風空間のしつらいについて考えてみます。
床には和風旅館の廊下によく使われている縁甲板がおすすめ。壁は塗り壁か和風のクロスを。天井は杉やヒノキで和風らしさを演出します。 また、わが家では休日になると、鍋やお好み焼き、鉄板焼きなど、食卓を囲むお料理をよく楽しむので、ダイニングテーブルにも、こだわりたいんです。民芸調の大きな木製テーブルの中央にコンロをビルトイン。使わないときは蓋をしてテーブル面をフラットにしておけば、普段使いも重宝します。
キッチンのレイアウトが決まったら、道具にもこだわりたいですね。いま、「おひつ」や「せいろう」などの昔の台所用品が見直されています。炊きたてのご飯をヒノキのおひつに入れて約5分蒸らすと、ごはんの余分な水分を吸って、ふっくら美味しくなるそうです。おひつをそのまま食卓に出して、しゃもじやお箸も木工芸品に変えると、和風旅館にいるようで気分も変わりますよね。
これが私なりに考えた和のキッチン・ダイニングのリフォームです。みなさまの参考になれば、うれしいです(終)
【参考文献】
素敵なキッチン 対面式で劇的リフォーム(立風書房)
居心地のいい和風 暮らしを楽しむ家(楽しい部屋別冊・主婦と生活社)
和の住まいづくり(大沢匠著・経済調査会)
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※2022年4月〜
2023年3月
昨年度のご成約
※2019年2月リフォーム産業新聞による
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