比べて、選べる。利用者数No.1 のリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。

閉じる
  1. リフォームTOP
  2. リフォーム成功ノウハウ
  3. 耐震
  4. コラム・ニュース
  5. 耐震診断でわかるIs値・Iw値(耐震指標)とは?意味や計算方法を解説

耐震診断でわかるIs値・Iw値(耐震指標)とは?意味や計算方法を解説

  • 最終更新日:2019-12-13

耐震診断でわかるIs値・Iw値(耐震指標)とは?意味や計算方法を解説

耐震診断をしたはいいものの、Is値やIw値といった数字についていまいち理解ができない、この記事はそんな方へ向けて、Is値・Iw値(耐震指標)の意味や計算方法、耐えられる震度の目安など詳しく解説しています。

耐震補強が必要な建物を判定するためには、一定の数値的基準が必要となります。

そこで、登場するのがIs値・Iw値です。

Is値は、保有性能基本指標、形状指標、経年指標によってその数値を求め、Iw値は家の保有耐力によってその数値を算出します。

Is値・Iw値についてわかりやすく解説していきます。

Is値・Iw値(耐震指標)とは

耐震診断でわかるis値ってなに?

Is値・Iw値とは、建物の耐震性能を測るための指標です。

1981年に改正された新耐震基準以降に建築された建物では、建物の耐震力を保有水平力によって測ります。

2000年の品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では、耐震等級という耐震指標で耐震力を表します。

しかし、1981年以前の旧耐震基準で建てられた家屋では、保有水平力、耐震等級によって耐震力を測れないため、Is値・Iw値という指標で耐震力を測っています。

Is値・Iw値の意味・定義

Is値とは、鉄筋コンクリート造建造物の耐震指標として扱われます。

一方、Iw値は、木造住宅の耐震指標として扱われています。

二つの指標はどちらも耐震指標であり、値が大きければ大きいほど、耐震性が高いとされています。

Is値・Iw値は計算方法が異なっており、Is値であれば0.6以上、Iw値であれば1.0以上の数値であれば、安全であると言われています。

Is値・Iw値の計算方法

Is値の計算方法

鉄筋コンクリート造建築物の耐震性能であるIs値は、以下の計算式によって算出します。

「Is値=EO×SD×T」です。

✔EO…保有性能基本指標と言い、建物が保有している基本耐震性能を表す指標で、最も重要な指標となります。

EOは以下の式で求めることができます。

EO=C(強度の指標)×F(粘り強さの指標)

✔SD…形状指標と言い、建物の形状や耐震壁のバランスを示す指標です。基準値を1とし、バランスが悪くなるにつれ数値は小さくなります。

✔T…経年指標と言い、建物の経年劣化を考慮する指標です。

Iw値の計算方法

木造住宅の耐震指標であるIw値は、以下の計算式によって算出します。

「Iw値=Pd/Qr」です。

✔Pd…家の保有耐力

✔Qr…耐震のために必要な耐力

Is値・Iw値の計算で用いる各指標は、耐震診断による予備調査や現地調査などによって求めます。 Is値・Iw値は、耐震改修工事を検討するうえで非常に大切な判断材料となりますので、その意味をよく覚えておきましょう。

関連記事何から始めればいいの?耐震リフォーム(耐震工事)成功への道

Is値・Iw値(耐震指標)と耐震性能

Is値・Iw値の基準と震度の目安

Is値・Iw値は、震度6強の地震に対して家屋が倒壊する危険性を表しています。数値と危険性は以下の通りです。

Is値

Is値<0.3 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が高い
0.3≦Is値<0.6 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性がある
0.6≦Is値 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が低い

Iw値

Iw値<0.7 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が高い
0.7≦Iw値<1.0 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性がある
1.0≦Iw値 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が低い

Is値0.6という数値は、1968年に起きた十勝沖地震、1978年に起きた宮城県沖地震で大きな被害を受けなかった建築物から導き出されています。

Is値0.6以上、Iw値1.0以上の家屋は、新耐震基準レベルの耐震性能であり、過去に起きた阪神淡路大震災では、Is値0.6以上の建物で大きな被害があった物件は少なく、Is値0.6以上の物件であれば地震に対して安心であると言えます。

Is値0.6未満、またはIw値1.0未満である住宅は耐震リフォームをすることをおすすめします。

関連記事①戸建住宅、ここを補強すれば安心! 耐震リフォーム(耐震工事)のポイントまとめ

関連記事②耐震診断は自分でもできる? わが家の「耐震性」をチェック!

Is値・Iw値と耐震等級の違い

耐震等級とは

耐震等級とは建物の耐震性能を表す指標の一つです。

2000年に施行された、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に沿ったもので3段階に分かれて評価されます。

耐震等級の基準

耐震等級は、等級1、等級2、等級3の三段階に分かれており、それぞれ以下の耐震力となっています。

等級1 震度6強の地震に対して倒壊する可能性が低い 等級2 等級1の1.25倍の地震に対して倒壊する可能性が低い 等級3  等級1の1.5倍の地震に対して倒壊する可能性が低い

耐震指標と耐震等級

品確法における基準である耐震等級と、耐震診断で計算することのできる耐震指標は照らし合わせることが可能です。 等級1=Is値0.6程度=Iw値1.0程度となっています。

関連記事①木造住宅と鉄筋コンクリート住宅、耐震リフォーム(耐震工事)に違いは?

関連記事②マンションの耐震リフォーム(耐震工事)が難しい理由とは?

Is値が足りてない際は耐震工事を

耐震診断でわかるIs値・Iw値についてご理解いただけたでしょうか。

地震大国の日本において、耐震性のない住宅に住むということは大変危険であると言えます。

耐震診断の結果、Is値・Iw値が基準より低かった場合は耐震工事が必要です。

耐震リフォームをお考えの際は、ぜひホームプロにお問い合わせください。お客さまのご要望に沿ったリフォーム会社をご紹介いたします。

このページのポイント

Is値・Iw値(耐震指標)とは?
Is値とは、鉄筋コンクリート造建造物の耐震指標。Iw値は、木造住宅の耐震指標、いずれも建物の耐震指標であり、値が大きければ大きいほど、耐震性が高いとされています。
(詳しくはこちら

リフォーム会社紹介の流れ

信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。

リフォーム会社紹介の流れ

ホームプロの実績

2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。

100万人以上

利用者数

8,237件

※2022年4月〜
2023年3月

昨年度のご成約

リフォームサイトランキング 10年連続利用者数ナンバーワン

※2019年2月リフォーム産業新聞による

先進的なリフォーム事業者表彰 平成26年度 経済産業省受賞

今なら、お申込みいただいた方だけに
リフォーム会社選びの成功ノウハウ集を限定公開中!

リフォーム会社選びにはコツがある!「成功リフォーム 7つの法則」

ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。

リフォーム会社紹介を申込む

ご要望に対応できるリフォーム会社をご紹介。
複数社のプランを、比べて選べる!

リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。

全国でサービス展開中!

※内容により対応できない場合があります

北海道
東北
関東
甲信越
・北陸
東海
関西
中国
四国
九州
・沖縄
ページの
先頭へ