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断熱工事リフォームの種類や効果は?費用や補助金も解説

  • 最終更新日:2023-04-27

断熱工事リフォームの種類や効果は?費用や補助金も解説

夏暑く、冬寒い部屋は過ごしづらいものです。かといって冷暖房を強めに設定すると、電気代も馬鹿になりません。そんなときは断熱工事を依頼しましょう。断熱工事をすると冷暖房の効きがよくなるだけでなく、湿気やカビなどの問題も改善されるため、より生活しやすい住まいが実現できます。省エネにもなることから補助金をもらえたり、減税を受けたりできるケースもあります。この記事では、断熱工事にはどのような種類があるのかを解説します。また、メリットと注意点、補助金の種類、費用と工期についても解説し、施工事例を5つご紹介します。断熱工事を行う際の参考にしてください。

目次

断熱工事とは?工法の種類

断熱とは、夏涼しく、冬暖かい住まいを実現するべく、外気温の影響をやわらげるための手法をいいます。では、断熱工事の工法にはどのようなものがあるのでしょうか。

内断熱

内断熱とは、柱や梁の間に断熱材を充填する方法です。断熱パネルを使用する工法や、吹き込み工法も、内断熱に含まれます。内断熱のメリットは、費用が安く壁を厚くする必要がないという点にあります。そのため、狭い敷地に建てる家で多く採用されています。

内断熱のデメリットは、柱や梁によって断熱材が分断されてしまう点にあります。柱や梁部分は、断熱されていないことになるため、その部分から外気の影響を受けてしまいます。結果として、外断熱に比べて断熱効果が低くなるのです。

外断熱

外断熱とは、建物の構造全体を断熱材で覆うという断熱方法です。建物が隙間なく断熱材で覆われることになるので、柱や梁が断熱されない内断熱よりも断熱効果が高いことがメリット。

その反面、内断熱よりも費用がかかる上、壁が厚くなるため敷地面積や壁の強度が必要になるデメリットもあります。

断熱塗装

断熱塗装とは、屋根や外壁を断熱効果のある塗料で塗装する方法をいいます。壁を解体することなく施工できるので費用を抑えられるのが特徴です。ただし、通常の塗料に比べると塗料の値段自体は割高になるので注意しましょう。

断熱工事の効果・メリット

ここまで断熱工事の工法の種類について簡単に解説してきました。ここからは、断熱工事の効果やメリットについて見ていきましょう。

冷暖房の効きがよく、電気代を節約できる

せっかくエアコンで部屋を過ごしやすい気温にしていても、室内の空気が外へ漏れると、心地のいい温度も空気と一緒に逃げていってしまいます。これでは、冷暖房に使用したエネルギーが無駄に。断熱工事によって室内の空気が外に漏れづらくなれば室内の温度を保つことができるため、冷暖房の効きがよくなり電気代を節約できます。

室内温度の急激な変化を抑えられる

断熱工事を施工すると、屋外の気温が壁や天井を通して室内の温度に影響しづらくなります。その結果、朝晩の急激な冷え込みを抑えることができるようになるため、温度を安定させることができます。1日の温度変化が激しい時期でも快適に生活できます。

カビや結露を防止できる

断熱効果によって、屋外の気温が室内に干渉しづらくなるため、外気温と内気温の温度差が発生しなくなります。その結果、外と中の温度差によって発生する結露を防ぐことができます。また、結露が原因で発生するカビの抑制にもつながります。

断熱工事を行う際の注意点

断熱工事を行う際には、注意しなければいけない点が2つあります。以下でそれぞれを解説します。

防湿対策をしっかり行う

断熱すると、室内の湿気が抜けづらくなるデメリットもあります。確かに、外と中の温度差による結露は減らすことができますが、結露の原因は温度差だけではありません。室内の水蒸気が原因のケースもあるため、断熱工事の結果、かえって結露やカビがひどくなってしまう場合もあります。断熱工事の際には防湿対策をしっかり行うことが肝心です。

断熱工事に慣れたリフォーム会社を選ぶ

断熱工事に慣れたリフォーム会社を選ぶことも重要なポイントです。断熱工事は、ただ断熱材を壁の内側や外側に張るだけの簡単な工事ではありません。丁寧に作業しないと、断熱材の隙間から熱が漏れてしまうため、せっかく工事しても断熱効果が現れないことがあるのです。

内断熱の場合、さらなる問題に発展するケースもあります。ずさんな工事をされてしまうと、配管やコンセント周りに結露が発生します。配管は壁の内側を通っているため、結露に気づかず、住宅が内側から腐食してしまうきっかけになる可能性も。また、コンセントに結露してしまった場合、漏電火災の原因になってしまいます。

断熱工事を施工する場合、くれぐれもリフォーム会社選びには気をつけるようにしましょう。

断熱工事に適用できる補助金や減税制度

断熱工事は補助金や減税などの支援を受けることができます。以下でその内容を解説します。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」は、既存住宅の高性能・省CO2な断熱材や窓などの設備による断熱リフォームを進めるために、既存戸建住宅や既存集合住宅に関して、高性能建材導入に必要な経費の一部を補助するものです。補助率は、補助対象経費の1/3以内で、補助金額の上限は戸建で120万円、集合住宅は1住戸あたり15万円となります。また、戸建住宅において、家電用蓄電システムや家電用蓄熱設備といった高性能な設備の導入や改修支援も、断熱改修とあわせて行います。

次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)

短工期で施工できる省エネ性能を有する高性能な建材や潜熱蓄熱建材、調湿建材などを用いた住宅の断熱事業に対し、補助金が支給される制度です。補助率は補助対象経費の1/2以内で、補助金額の上限は、戸建で200万円、集合住宅は1住戸あたり125万円となります。

リフォーム減税

断熱工事は住宅の省エネにつながるリフォームにあたるため、住宅リフォームの税制の優遇装置を受けられます。具体的には所得税の控除や固定資産税の減額があります。投資型減税の場合、最大62.5万円(太陽光発電設備の設置工事も並行して行う場合、最大67.5万円)の所得税が控除されます。

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断熱工事の費用相場

断熱工事にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。場所によって費用が異なるため、それぞれについて解説します。

壁 約4千~3万円/㎡

壁の断熱は、断熱工法の中でも内断熱にあたります。工事内容としては、中に断熱材や断熱パネルを入れることになります。費用相場は、現場にもよりますが、約4,000~30,000円/㎡。既存の壁を剥がす場合は、追加料金がかかる場合もあります。

天井 約4~8千円/㎡

天井の断熱は、壁の断熱と同様に内断熱を施します。工事内容は、天井を開けて中に断熱材や断熱パネルを敷くもの。天井の場合、壁と違って現場ごとの作業内容があまり変わりませんので、費用相場は4,000~8,000円/㎡です。

床下 約4~8千円/㎡

床下の断熱も、壁や天井と同じく内断熱です。天井と同様、床を開けて床下に断熱材や断熱パネルを敷くことになります。壁のように現場ごとで環境が違うということは少なく、費用相場は4,000~8,000円/㎡です。

なお床を剥がして工事をする際、剥がすために費用がかかったり、新しい床を張り直すことで追加料金がかかったりする場合もあります。

窓(インナーサッシ)約8~30万円/ヶ所

窓の断熱では断熱材や断熱パネルを使用できないため、主にインナーサッシを導入することになります。そのため、壁や天井、床下とは工法が異なり、費用も大きく変わってきます。1ヶ所につき8~30万円ほどかかるので注意しましょう。

外壁 約2.3~4.5千円/㎡

外壁の断熱工事は断熱塗装や外断熱を施工することになります。費用相場は2,300~4,500円/㎡ ほどですが、足場を設置することになるので、追加料金も考えてください。

屋根 約3~6千円/㎡

天井の断熱工事も、外壁同様、断熱塗装や外断熱になります。費用相場は3,000~6,000円/㎡ ほどですが、足場を設置することになるので、追加料金が発生するでしょう。

断熱工事の施工日数の目安

断熱工事の施工にかかる日数はどのくらいでしょうか。目安の工期を解説します。

壁 2週間~1ヶ月

壁の断熱工事は現場にもよりますが、2週間~1ヶ月かかります。工事中は、その部屋が使えなくなるので注意しましょう。

天井 2~4日

天井の断熱工事は、2~4日と短い工期で施工できます。天井裏での作業になるので、工事中も日常生活をおくることができます。

床下 1~2日(床下に断熱材のみを追加)、3~6日(床の張り替えも行う)

床下の断熱工事は、工法によって日数が変化します。床下に断熱材を敷くだけなら1~2日ですが、床の張り替えも行う場合、3~6日かかると見積もりましょう。

窓(インナーサッシ) 1~2日

窓の断熱工事は、インナーサッシの導入になるので、1~2日で完成します。1ヶ所の工事に時間がかからないため、日常生活をおくりながら工事を行うことが可能です。

外壁 1~4週間

外壁の工事は、天候や施工範囲の広さ、追加の補修工事の有無によって日数が異なりますが、一般的には1~4週間程度かかります。家の周りに足場が設置されますが、不便になるのは太陽光が入らなくなることくらいで、普通に生活する分には支障ありません。

屋根 1~4週間

屋根の工事も、外壁同様、天候や施工範囲、追加工事で日数が変化します。1~4週間程度かかると見積もっておくようにしましょう。こちらも、足場が設置されますが、普通に生活する分には支障ありません。

断熱工事の施工事例

実際に断熱工事を行った方の施工事例を5つ後紹介します。

1:ペアガラスと床下断熱で過ごしやすいリビングにリフォーム

神奈川県川崎市の住宅の施工事例です。リビングのリフォームの際に、断熱対策としてフローリングしたの断熱パネル設置と窓のペアガラス化を施工しています。もともと冬寒く、夏熱い住宅だったため、その改善策として実施しました。

事例の詳細:リビングに大型のオープンシェルフを造作。窓と床の断熱も!

2:壁断熱と風通しの良さにこだわり長年悩んだカビを解消するリフォーム

埼玉県朝霞市の住宅の施工事例です。和室や収納内の湿気やカビに悩まされていたため、リフォームの際に断熱工事を施工しました。断熱対策としては二重床と壁面断熱を実施し、結露やカビのない快適な空間へと生まれ変わりました。

事例の詳細:人・風・光の通り道が生み出す健康的な家族の暮らし

3:外断熱タイルでおしゃれにリフォーム

埼玉県川越市の施工事例です。デザインを一新したいとの希望でしたが、その際に豪華で重厚感のある外断熱乾式タイルを採用しました。こちらも、ただ断熱するだけでなく理想の住宅を実現することに成功しています。

事例の詳細:外張り断熱工事

4:断熱材のついた屋根で夏の暑さを緩和するリフォーム

東京都目黒区の施工事例です。劣化した屋根のリフォームでしたが、2階の暑さを軽減するためにオプションとして高性能断熱材を追加しました。結果として夏の暑さが緩和され省エネにもなるリフォームが実現できました。

事例の詳細:夏の暑さが和らぐ屋根になりました

断熱工事で快適でエコな住空間を作ろう

断熱工事は冷暖房の効きをよくしたり、室温の変化を抑えたり、カビや結露を防止したりするなど、快適でエコな住空間を実現するために重要な工事です。その工法には内断熱と外断熱、断熱塗料の大きく3種類があるため、自宅の状態に合わせて選定しましょう。

費用相場は、断熱を行う部位や範囲によって変わってきます。また、部屋の壁を剥がしたり足場を設置したりする場合、追加料金が発生するので注意しましょう。工期は窓なら1~2日程度ですが、足場を設営する壁や屋根の場合は長いと1ヶ月かかります。

また、断熱工事のリフォームは、他のリフォームを行う際に追加で行う場合も多くあります。リフォームをお考えの方は、ぜひご相談ください。

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