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空間を斜めにデザインし視覚的広がりを演出したゆとりの住空間
| 建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 4,630万円 |
|---|---|---|---|
| 築年数 | 11〜15年 | 工期 | ３ヶ月以上 |
| 竣工年月日 | 構造 | 不明 | |
| 施工地 | 東京都 港区 | リフォーム箇所 | キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング、ダイニング、洋室、窓・サッシ、収納 |
| 家族構成 | －－－ |
リフォーム会社のご提案
（旧株式会社ダイチでの事例です。）【愛犬が家の中を自由に走り回れる、ゆとりにあふれた憩いの住空間】 T様ご夫妻がお住まいを建てたのが今から15年前。条件付物件ということで、建築業者はあらかじめ決まっている状態だったとのこと。「建てる前、打ち合わせが行われたのは１度くらいでしょうか。わたしたちの思い描く家ではなく、ほとんどすべてが業者本位で建てられてしまいました」。 結果、完成したのが３LDKの空間。まず、部屋が細切れなのがよくなかった上に、「コンセントがいらないところにたくさんあって、いるところにまったくない」という状態が、家全体の住みにくさを象徴していたそうです。 「住みはじめたときからリフォームをしたかった」というご主人が、偶然に当社を知り、ご相談を経てご依頼をいただきました。T様ご夫妻の思いが隅々まで活かされたゆとりの住空間。どのような工夫や思いが込められているのか、どうぞご覧ください。
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キッチン
【フルオーダーキッチン】 フルオーダーで作られたキッチンには、奥様の思いが集約。「人を呼んで一緒に料理を作って、食事がしたい」というご要望から、同時に６人が作業できるほどの広さを確保しました。プランの段階から、「こうやって使いたいの」と人を呼んで実演して頂いたこともあり、理想通りの空間が完成。「これだけ広いと、物を一杯並べられていいですよ。冷蔵庫からいちいち食材を取り出す手間がいりませんから。本当に使い勝手がいいです」と、非常に高い評価を頂きました。 そして、「物が見えるのがイヤ」ということから、電子レンジや食器などを隠せる収納を壁面に設置。生活導線がキッチンから各所へのびているため、家全体に目が行き届くという点でも、評価を頂きました。また、床材にはタイルを使用。天井は他の部分と異なり木製にすることで、独特のコントラストを発生させています。
浴室・バス
【半露天 フル機能バス】 ゆったりとした造りの浴槽に加え、様々な機能が揃ったバスルーム。美しい間接照明、室内に流れる音楽、酸素が出る美泡湯と、贅沢なひと時がここに広がります。 特にご夫妻から評価を頂いているのが、浴室に取り付けられた窓。その大きさはもちろん、フルオープンにできる構造から、「天気のいい日はこれを開けて入浴すれば、半露天のお風呂に入っているみたいで気持ちがいいです」と、大変喜んで頂けました。浴室の窓が大きく開くことで、リビング側の窓から風が通り抜けるという利点があることも、お気に入りのポイントに。
トイレ
【トイレ】 「見せるべき部分と見せたくない部分をはっきりと分けたリフォームをしたい」というご要望が奥様からあった中で、トイレは見せる部分に選ばれるほどスタイリッシュな空間。「トイレっぽくないトイレ」とご主人がいわれるとおり、便座を斜めに設置することや、曲線を描いたカウンターを設けることで、アクセントのきいた特徴的な表情を見せています。そのためほとんどの場合、ガラスの仕切り戸は開け放ったままになっているとのこと。また、ここにサブパウダールームを設置することで、生活スペースであるメインパウダールームを開放することなく、ゲストに快適に過ごしてもらえる配慮がなされています。
洗面
【メインパウダールーム】 ガラスタイルが美しいメインパウダールームも、快適さと使い勝手が同時に実現されています。
リビング
「夫婦ふたりで暮らしやすい家。そして、犬が家の中を自由に走り回れる家にしたい」というご主人のご要望を受け、３LDKだった空間を思い切って１LDKにリフォーム。空間を斜めに利用することで、視覚的に空間の広がりを演出してあります。 また、犬が存分に走り回れるようにと、床の大部分に無垢チーク材を使用。その下には、低温型の電気式温水床暖房を設置してあります。 5.1chサラウンドを設けた大型テレビに、担当者と何軒ものショップをまわりようやく見つけたというお気に入りのソファ。それが置かれたリビングは、くつろぎのメインスペースに。「夕食が終わった後は、夫婦ふたりでソファにずっと座りっぱなし。あまりの気持ちよさに、ここでウトウトしてしまうことも多いんですよ」と笑顔の奥様。
ダイニング
【コンクリート柱を隠したバースペース】 構造上、取り除くことのできないコンクリート柱を活用したバースペース。ご主人の強い希望で作られましたが、当初、奥様は反対だったとのこと。ただ、実際に完成してみると「作って正解。家の表情を印象付けて全体を引きしめてくれるし、どこからでも見えて、とても素敵ですよ」。 裏側に飾られた厚みのあるリサイクルガラスは、間接照明の光を受けて独特の雰囲気を醸し出しています。 また、天井に走る梁を隠したことでできたすき間にも、間接照明を設置。 コントロールパネルで一括操作可能な照明を各所に取り付けることで、部屋全体に独特の表情を演出することに成功しています。
洋室
【ホテルのスィートをイメージしたベッドルーム】 ホテルのスイートをイメージしたベッドルーム。家の北側に設けられているため、直接、朝日が差し込んでこないのが特徴です。南側からゆるい明かりがゆっくりと入ってくるため、気持ちよく目が覚めると、ご夫妻に大好評。壁には炭塗装をしICASシステムが施されており、奥様はここで眠るようになってから「今までなんだったの！というくらい体調もよくなったんですよ」と、喜びの声を頂いております。 また、ヘッドボード部分の壁のみ、間接照明の陰影をはっきりと見せるため、あえてデコラティブに塗装。他の空間との仕切りにはガラス戸を設けてありますが、通常はこれを開放することで、１LDKというより１ルーム的に使用しているそうです。
窓・サッシ
【木製サッシ＆デッキ】 デッキはもともとコンクリートでしたが、ここでも犬のことを考え、床に使った無垢チーク材の余料を敷き詰めてあります。また、木製断熱サッシを使用することで、冬でもエアコンがいらないほどの保温性を実現。遮音性も高く、これを閉めてしまえば、近くを通る電車の音もほとんど聞こえなくなります。木枠からくる見た目のあたたかな印象、外側がアルミになっているため耐久性が高いことも好評です。 このように、自然素材を積極的に取り入れてあるのがT様宅の特徴。この他にも、壁や天井の大部分には珪藻土を使用することで、快適な空間作りを演出しています。
収納
【ウォークインクローゼット】 リビングの奥、右手には４畳程度のウォークインクローゼットを設置。「部屋に家具を置かないので、こうしたスペースが絶対に必要」と奥様。衣類をはじめ、大型の荷物などを一括で収納されています。
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