リフォーム会社紹介
(匿名で申込む)
マイページにログイン
(会員・商談ページへ)
会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。
大きなお宅の中であまり有効活用されていなかった平屋部分を大改装し、ちょっと広めの1LDK化。 ご両親世帯が快適にお暮しいただける、終の棲家に生まれ変わりました。
建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 2,800万円 |
---|---|---|---|
築年数 | 26〜30年 | 工期 | 3ヶ月以上 |
竣工年月日 | 2021年12月20日 | 構造 | 木造 |
施工地 | 東京都 日野市 | リフォーム箇所 | キッチン、キッチン、浴室・バス、浴室・バス、リビング、玄関 |
家族構成 | 両親、夫婦、子供1人 |
2階建部分と平屋部分からなる大きなお宅。 息子さん世帯との同居を機に、ご両親が暮らされていた2階建部分に息子さん世帯が、ご両親世帯は平屋部分に移り住むことをご計画。 居住家族が増えることから、当初は増築が強いご希望でした。
調査の結果、様々な制約から増築はかなり難しいことが判明。そこで増築をしなくてもご家族の希望が叶うプランを提案。 平屋部分の和室続き間に水廻りの新設や洋室化などを行ない、2世帯がほどよい距離感を保ちつつ快適に暮らせる家へと大胆に生まれ変わりました。
リビングに面するキッチンには十分な収納力を持たせつつ、背面収納上部には段窓を設け、明るさと開放感も確保。
料理がお好きなお母様は、たくさんの調理器具や趣味の陶芸で造られた自作の食器を大量にお持ちでした。 リビングに面するオープンキッチンでありながらも、使いやすさや見映えはもちろんのこと、収納力の充実や開放感の確保も重要でした。
間口1間半の限られたスペースの中で、機能とデザイン、その他要望事項を実現することは大変でしたが、収納力のある既製品に加え、造作棚などを活かし、ご期待に沿えるキッチンを実現しました。
元々はごく当たり前の和室だったエリアでした。
床下配管切り回しを施し、キッチンへ生まれ変わりました。
共働きの子世帯ではタッチレス水栓やIHクッキングヒーター、食洗機を採用。 家事・炊事の負担を軽減します。
元々ご両親が使われていた2階建て部分のキッチンはかなり広いスペースでしたが、リビングダイニングとはほぼ独立し、シンクやコンロは外壁に面した向きにありました。 まだ小さなお子さんを見守りながら、効率よく家事・炊事をこなすには、キッチンの対面化は絶対条件でした。
キッチンの対面化はもはや当たり前の手法。 問題は広大なキッチンスペースをどのように効率的に使うかでした。 そのため収納ユニットを配置するだけでなく、奥の一角をパントリーとして使うプランを提案しました。
元々のキッチンはリビングダイニングからは横を向いて作業するスタイルでした。
キッチン本体を対面化させ、前の本体の位置には収納スペースを充実。 既存の明かり採りの段窓も、吊戸棚の高さを少し下げることでうまく活かしました。
完全二世帯住宅化するためには、浴室の増設も必須。 元々水廻り設備のない納戸の一角をそのスペースに割り当てました。
元々使われていたタイル貼り浴室の不便さ(寒さ・カビ・段差)を解消してほしいとのご要望でした。
ハイグレード志向のご両親には最上位グレード機種のシステムバスを提案。 換気乾燥暖房機や床自動洗浄機構などはもちろんのこと、この機種のウリのひとつでもある、「楽湯」機能も装備しました。
新たに浴室を増設する場所は、元々は納戸でした。 その一角1坪に配管を切り回し、浴室スペースとしました。
左の写真とほぼ同じ場所から見た浴室出入口。
ご両親が使用されていた浴室はタイル貼りの在来工法浴室。 言うまでもなく冬場は寒く、掃除も大変。 子世帯が移り住むに伴い、システムバスへ交換。 冬場の寒さも掃除の労力も軽減しました。
二世帯化するにあたり、浴室も2つにする必要がありましたが、既存浴室は子世帯が使用するエリアにありました。 タイル貼り浴室は冬場の寒さや清掃の面で不便なため、システムバス化をご要望されました。
システムバス化にあたり、コストパフォーマンスに優れた人気シリーズ製品を提案。 換気暖房乾燥機に加え、床自動洗浄機能も備え、快適性だけでなく子育て世代の家事の軽減に役立ちます。
既存浴室は浴槽が小さく、また冬場の寒さ対策のため、浴室暖房機が備わっていました。
システムバス化によって寒さは軽減され、換気乾燥暖房機も設置し、以前とは比べ物にならないほど快適に。
2間続きの和室の壁を取り払い、キッチンを新設。 天井を屋根勾配に合わせて上げることで開放感をプラス。 ダイナミックに交差する大きな梁が空間のアクセントになっています。
今まで暮らしていた2階建て部分に比べると、平屋部分が狭いのは事実。 そのため、開放感のある部屋にしたい、という強いご希望がありました。
元々和室・広縁だった範囲を一体化。 ご希望の「開放感」を獲得すべく、天井は勾配天井にして元々の大梁を現しに。 また外部に面する広縁の引違いサッシも全開口タイプに交換。 外部のテラスとひと続きになった、オープンリビングとしても使えるように計画しました。
あまり有効活用されていなかった平屋部分2間続きの和室。 広縁部分も合わせると約13坪=26帖ものスペースがありました。
ほぼ同じ位置からのビュー。 一部の梁を補強し、リビングの中央に独立してしまう柱を撤去。 もちろん耐震補強も抜かりなく実施。
元は和室前の広縁だった部分の一角に親世帯用の玄関を新設。
移り住んでくる子世帯に対し、玄関動線も分けたいとの配慮をされたご両親。 玄関の場所も元々の場所からは少し離れたところにしたいとのご要望でした。
二世帯住宅化のキーポイントのひとつが玄関動線。 居住エリアや設備を完全分離しても、玄関はひとつでいいというケースもありますが、今回はご両親の意向を踏まえ、内部での行き来ができる動線を確保しつつも、親世帯と子世帯で別々の玄関を持つ構成としました。