比べて、選べる。利用者数No.1 のリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。

閉じる
  1. リフォームTOP
  2. リフォーム成功ノウハウ
  3. 外壁塗装・外壁工事のリフォーム
  4. 外壁の素材別 リフォーム
  5. モルタル外壁とは?施工方法や費用、特徴を紹介

モルタル外壁とは?施工方法や費用、特徴を紹介

  • 最終更新日:2019-07-16

モルタル外壁とは?施工方法や費用、特徴を紹介

モルタルは古くから人気のある外壁材の一つです。施工に手間がかかることがデメリットで、最近ではあまり使用されなくなっていますが、玄関や外構などにはよく使用されています。そんなモルタルを外壁材として使用した場合についてご紹介していきます。

家の建築やリフォームを考えている方は、一度は「モルタル外壁」という言葉を聞いたことがあると思います。

しかし、その特徴や費用まで詳しく知っている方は少ないでしょう。

今回は、モルタル外壁について、特徴、メリット・デメリット、費用などを徹底解説していきます。

モルタル外壁とは

モルタルとは

モルタルとは、砂と水とセメントを混ぜて作った外壁材のことを指します。

セメントと砂の重量比はセメント:砂=1:2〜3程度で混合されている場合が多いです。

ペースト状で施工性がよく、外壁の他にレンガや石を接着する用途で使われています。

このモルタルを塗った外壁を、モルタル外壁と呼びます。 

昔主流だった外壁

モルタルが普及したのは、建築基準法の前身となる法律が立ち上がった昭和25年以降です。

この時から建物の建築時に外壁を防火仕様とすることが求められ、防火性の高いモルタルが広まるようになりました。

住宅の洋風化が流行した昭和50年代に最盛期を迎えたため、1990年以前に建てられた建物のほとんどはモルタル外壁になっています。

現在では外壁に細長いパネルを貼り合わせる「サイディング外壁」が主流になりつつありますが、モルタル外壁は伝統的な外壁として今も根強い人気を誇っています。

モルタル外壁の種類

モルタル外壁は、仕上げの工法によって、4種類に分類することができます。

リシン

リシンは、塗料を吹き付ける際に砂利や樹脂などを混ぜ合わせて仕上げる工法です。

費用が安く効率が良いことから、1980年代以前に多用されました。

 仕上がりはゴツゴツした砂壁状になり、落ち着いたデザインを実現できますが、壁面にひび割れが生じやすいのが欠点です。

 リシンを更に分厚く施工したものは、「スタッコ」と呼ばれ、より重厚感を演出できるのが特徴です。

吹き付けタイル

スタッコは、異なる種類の塗料を吹き付けて壁面を凹凸に仕上げる工法です。

耐久性の高い塗料を利用することで、壁面の耐久性を上げることができます。

ローラー仕上げ

ローラー仕上げは、名前の通り壁面にローラーを転がし仕上げる工法で、安全性や作業の効率性の面から、現在最もメジャーな工法になっています。

左官仕上げ

左官仕上げは、職人がコテを利用して仕上げる工法です。

綺麗に塗り上げるためには、職人の高い技術が必須になってきます。

手作業による仕上げのため、デザインの自由度が高いのが特徴です。

モルタル外壁のメリット

 デザイン性が豊富

モルタル外壁には、板を貼り合わせるサイディングと異なり継ぎ目がありません。

そのため、統一感のある美しい外観を演出することができます。

また、上に述べたような仕上げの工法を使い分けることによって、オリジナリティ溢れるデザインも実現可能です。特に左官仕上げでは、職人技が生み出す暖かみを感じることができます。

遮熱効果が高い

金属など熱伝導性が高い材料を用いた外壁では、室内温度の上昇を防ぐため、遮熱効果のある高価な塗料を塗る必要があります。

一方、モルタルは、金属などと違い太陽光などで温度が上昇することはほとんどありません。そのため、自然に高い遮熱効果が期待できます。

耐久性・耐火性が高い

モルタル壁は、セメント、砂、水と全て不燃性の原料で出来ているため、火事になってもすぐ炎に包まれることはありません。

有毒ガスを発生することもなく、非常に安心です。

また、台風などで飛来物が衝突しても簡単には壊れない耐久性も特長です。

シーリング材の補修が不要

現在主流な外壁材であるサイディングは、貼り合わせた板の継ぎ目に施工するシーリング材の補修を定期的に行わなければなりません。一方で、外壁を直接塗るモルタル壁では、シーリング材の補修が必要ないのが特長です。

モルタル外壁のデメリット

下地がひび割れしやすい

モルタル外壁の一番のデメリットは、クラックと呼ばれるひび割れを起こしやすいことです。理由は大きく2つあります。

一つは、モルタルの防水性能が高くないからです。このため、乾燥と湿潤を繰り返すうちに、ヒビが入ってしまうケースが多いです。

二つ目は、モルタル外壁につなぎ目がないからです。このため、地震などの際に揺れのエネルギーが逃げづらく、ひび割れが生じることになります。

ひび割れが進行すると建物内部に浸水しやすくなるため、早めの対処が必要です。

クオリティに差が出やすい

モルタル外壁の仕上げには、職人の技術が必要です。特に、ローラー仕上げや左官仕上げでは、職人の技術がダイレクトに出来上がりに影響することが多く、クオリティにばらつきが生じる恐れがあります。

汚れがつきやすい

モルタル外壁は、砂利やセメントで凹凸を出すことで高いデザイン性を実現できる一方、非常に汚れがつきやすく、とりにくい形状であることも否めません。

仕上げも明るい色のケースが多く、非常に汚れが目立つため、外観を保つためには頻繁にメンテナンスを行う必要があります。

モルタル外壁の費用と耐用年数

モルタル外壁の塗装費用

モルタル外壁を塗装する費用は、塗料の種類や仕上げ方法の違いによって相場が変動します。

安価なアクリル塗料で約50万円〜80万円、最も高価な光触媒で110万円〜160万円ほどです。

一般的なシリコン塗料では、70〜100万円程度になります。

モルタル外壁のメンテナンス周期

モルタル外壁自体の耐用年数は20年~30年ほどあります。

しかし、定期的に塗料のメンテナンスを行わなければ、耐用年数は短くなってしまいます。

塗料の耐用年数は、種類によって異なりますが、一般的に7〜10年と言われています。

つまり、7〜10年に一度は定期的にメンテナンスをする必要があるのです。

モルタル外壁補修の費用

定期的なメンテナンスを行っていても、モルタル外壁にひび割れが起きてしまうケースは当然存在します。

その場合、シーリング材やセメントを用いて補修をする必要があります。

補修資材購入費用は、500~2,000円/平方メートル程度を想定しておけばよいでしょう。

業者に依頼する場合は、4,000~6,000円/平方メートル程度の費用が生じるのが一般的です。

▶モルタル外壁のリフォーム事例はこちらから

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、モルタル外壁について解説しました。

統一感のある重厚な外観を実現できる一方で、定期的なメンテナンス、補修がどうしても必要になってきます。

また、塗料や仕上げの工法によって費用が違ってくるのも厄介な点かと思います。

外壁塗装をはじめとするリフォームの検討時に便利なのが、ホームプロです。

ホームプロは、80万人以上のユーザーを持つ日本初の“リフォーム会社紹介サイト”です。

リフォーム・メンテナンスの条件や要望を登録するだけで、ぴったりのリフォーム会社を無料で複数紹介しています。

紹介された企業とは匿名でやり取りすることができるため、強引な営業を受ける心配なく納得の一社を探すことが可能です。

過去にリフォームした施主のクチコミも閲覧できるため、非常に安心してお使いただけるかと思います。まずはお気軽にご登録ください。

このページのポイント

モルタル外壁とは?
モルタルとは、砂と水とセメントを混ぜて作った外壁材のことを指します。セメントと砂の重量比はセメント:砂=1:2〜3程度で混合されている場合が多いです。このモルタルを塗った外壁を、モルタル外壁と呼びます。
(詳しくはこちら
モルタル外壁の費用と耐用年数はどれくらい?
塗料の種類や仕上げ方法の違いによって費用は変わります。安価なアクリル塗料で約50~80万円、最も高価な光触媒で110~160万円ほどです。一般的なシリコン塗料では、70~100万円程度になります。モルタル外壁自体の耐用年数は20年~30年ほどです。
(詳しくはこちら
モルタル外壁のメリットは?
金属などと違い太陽光などで温度が上昇することはほとんどなく、高い遮熱効果が期待できる点、耐久性・耐火性が高い点などが挙げられます。
(詳しくはこちら

リフォーム会社紹介の流れ

信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。

リフォーム会社紹介の流れ

ホームプロの実績

2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。

100万人以上

利用者数

8,237件

※2022年4月〜
2023年3月

昨年度のご成約

リフォームサイトランキング 10年連続利用者数ナンバーワン

※2019年2月リフォーム産業新聞による

先進的なリフォーム事業者表彰 平成26年度 経済産業省受賞

今なら、お申込みいただいた方だけに
リフォーム会社選びの成功ノウハウ集を限定公開中!

リフォーム会社選びにはコツがある!「成功リフォーム 7つの法則」

ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。

リフォーム会社紹介を申込む

ご要望に対応できるリフォーム会社をご紹介。
複数社のプランを、比べて選べる!

リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。

全国でサービス展開中!

※内容により対応できない場合があります

北海道
東北
関東
甲信越
・北陸
東海
関西
中国
四国
九州
・沖縄
ページの
先頭へ