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サイズや工期は？ユニットバスのメリットやリフォームのポイント

最終更新日：2024-04-26

ユニットバスは、省エネ性能が高くやお手入れがしやすいといったメリットがあります。ユニットバスのサイズ呼称は、間口サイズと奥行きサイズで表示されています。

・そもそもシステムバスの意味とは？
・システムバスを導入することの効果
・ユニットバスはユニバーサルデザインも実現
・ユニットバスのリフォームで「1116」のサイズの見方とは
・ユニットバスリフォームのサイズアップは可能？
・ユニットバス入れ替えのリフォーム工期は？
・システムバス後付けできる？
・ユニットバスのバスタブ、交換だけでも可能？
・ユニットバスは激安商品で満足できる？
・商品代を含めてユニットバス工事費相場を把握
・システムバスのリフォームのマンションにおける注意点

そもそもシステムバスの意味とは？

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リフォーム費用を比較する際には、本体価格と工事費用を合わせたものとしましょう。
そもそもユニットバスやシステムバスとは、どのようなものを指すのでしょうか。

在来工法のお風呂というと、防水施工を行い、浴室という一つの部屋をつくり、壁や床をモルタルやタイルを使って仕上げて、浴槽や水栓などを設置していました。システムバスの場合は、浴室を構成する壁、床、天井などを一体のものとして工場で製作し、それを現場で組み上げることで完成させる方法をとっています。

システムバスを導入することの効果

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システムバスは在来工法のお風呂と違い、多機能で高性能であるため、導入することでさまざまなメリットがあります。

1：省エネ性能で大幅に節約
最近のシステムバスの多くは、熱効率や保温性を非常に考慮してつくられているため、従来よりもガス、電気、水道の消費量を抑えることができます。

2：手入れのしやすさ
システムバスには壁面や床面などに、傷や汚れがつきにくく、落としやすい素材が使われることが多いです。排水口の清掃性を向上させて商品も展開され、システムバスは手入れがしやすくなっています。

ユニットバスはユニバーサルデザインも実現

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バリアフリーが高齢者や障害者などに配慮して障壁を取り除くことを指すのに対して、ユニバーサルデザインとは、誰でも無理なく使いやすいよう配慮されたデザインをいいます。
ユニットバスでは、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた商品も展開されています。例えば、出入り口を開け閉めしやすい引き戸とし、お湯を出しやすくシャワーと蛇口のスイッチを分けたプッシュ水栓や、つかみやすい手すりなどを採用したユニットバスです。
在来工法の浴室でユニバーサルデザインとしようとすると、依頼する設計者の知識の差による部分が大きくなります。一方、ユニバーサルデザインに配慮したユニットバスは、浴室トータルで使いやすいものとなるように商品企画されていますので、「誰でも使いやすい」バスルームを実現できます。

ユニットバスのリフォームで「1116」のサイズの見方とは

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ユニットバスのサイズは独特の表記法で表現されています。例えば1116サイズや1214サイズとかといわれますが、これはどういう意味なのでしょうか。

この数字はユニットバスの「浴室間口」と「浴室奥行き」の長さを表しており、1116というと浴室の間口が1100mmで浴室の奥行きが1600mmという意味になります。これらの寸法は内形寸法ですので、リフォーム会社との打ち合わせやショールームへ行く際には、自宅のユニットバスの縦と横をメジャーで測っておくと良いでしょう。

ユニットバスリフォームのサイズアップは可能？

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リフォームによってユニットバスのサイズアップを希望する場合は、既存と同じサイズのものに入れ替える場合と違って、拡張する分の広さを確保する必要が出てきます。
隣接する部屋の間にある壁の厚みを利用して、今よりも少し大きいタイプのユニットバスを入れることができるケースもあります。ただし、住まいの構造にもよりますので、リフォーム会社やユニットバスメーカーに相談してみましょう。

ユニットバス入れ替えのリフォーム工期は？

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既存のユニットバスを新しいユニットバスに入れ替える形のリフォームの場合は、どの程度の工期を予定しておけば良いのでしょうか。

流れとしては、まず既存のユニットバスを分解し解体します。概ねこれで１日かかります。次に、新しいユニットバスを入れるための水道工事や電気工事を行い、その上で新しいユニットバスを取り付けます。最後に浴室の内装を仕上げて完了します。浴室の規模にもよりますが、概ね3~4日程度を予定しておくと良いでしょう。

なお、工期は以下のページで詳細に説明しているので、確認してみてください。

参考ページ：初めて浴室リフォームをする方へ｜契約までの流れと工事の工程から工期を解説

システムバス後付けできる？

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では、在来工法のお風呂がついている住宅にシステムバスを後付けで設置することはできるのでしょうか。

既存の浴室に合わせて、システムバスのサイズを選べば、既存の浴室のタイルなどを全てはがして解体して、システムバスを設置することは可能です。ただし、システムバスのサイズや、壁や建具との取り合いによっては、大工工事が必要なケースもあります。

ユニットバスのバスタブ、交換だけでも可能？

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バスタブに穴が空いたというケースなど、バスタブ部分の劣化が激しい場合にはバスタブだけの交換を行うこともできます。ただし、ユニットバスのバスタブは交換できるケースとできないケースがあります。

ユニットバスのバスタブは、バスタブが置き式の場合には、バスタブだけの交換が可能です。バスタブと床などが一体式の場合は、バスタブ部分だけを取り外して交換することは不可能です。

ユニットバスは激安商品で満足できる？

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激安と打ち出して販売されているユニットバスは、機能がシンプルでデザインも限られたものの中から選ぶ仕様となっているケースが多くあります。
シャワー水栓が2ハンドルで、換気グリルのみ、収納棚も別料金といった場合もあります。欲しい機能を付けたときの価格を計算してみることが大切です。基本仕様で満足できるのか、必要な機能を付けても安いのか、内容をチェックしてみましょう。

また、表示されている価格のユニットバスのサイズが、ファミリータイプではなく、シングル向けのサイズの場合もみられますので、適合するサイズでの価格表示を確認する必要があります。

商品代を含めてユニットバス工事費相場を把握

ユニットバスは、商品の購入と設置工事を合わせて依頼することが一般的です。リフォームによる価格の違いを比べるときには、商品代や工事費のどちらかで比較するのではなく、トータルの費用でみるようにしましょう。

例えば、設備機器メーカーのショールームでユニットバスを選び、作成された定価での見積書をもとに、複数のリフォーム会社で同プランでのユニットバス設置費用を含めた価格を提示してもらうと比較しやすいです。
複数の会社に見積もりを依頼すると、工事費を含めた相場感がつかみやすくなります。

システムバスのリフォームのマンションにおける注意点

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マンションに設置されているシステムバスをリフォームする際には、一戸建てなどとは違った注意点があります。
例えば、リフォームといっても既存の壁面パネルの上から化粧シートを貼る程度のリフォームであれば特段問題はありません。システムバス自体を交換する場合は上下左右の部屋に音や振動で迷惑をかける場合があるため、リフォーム工事を行う前に管理組合への届け出や承認が必要なケースが多いです。