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築60年を超える古民家のリノベーション実例

最終更新日：2015-10-02

古民家をリフォームするとどんな風になるのか、どのくらい費用が掛かるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介していきます。

・実例：古民家リフォームの価格
・実例：減築リフォームのメリット
・築60年以上の古民家をリノベーションすることのメリット・デメリット

実例：古民家リフォームの価格

古民家の場合、使える部分・使えない部分・補修しなければならない部分・新しくしなければならない部分などが１軒1軒異なります。
そのため、一概にいくらの費用が必要ですということができません。どんなリフォームであっても、一度、実際の建物を見て現在の状態を把握し、依頼主の要望をヒアリングしないことには、本当の費用を見積もることはできません。
リフォームでは、設置する機器の種類やグレードなどでも費用に差が出ますが、調整を行うことも可能です。
まずは、リフォーム会社に見積もりをしてもらうことからスタートしましょう。

実例：減築リフォームのメリット

減築は、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが簡単に言うと、増築の反対です。
かつては、増築することで床面積を広げ、部屋数を増やしたり1部屋の面積を広げるケースが多く見られました。
減築は、それとは真逆の考え方で、床面積を減らすことで、効率のよい生活をしていくことに価値を置いています。
例えば、子どもが独立し、部屋が余った場合や部屋数が多く掃除など手入れが大変な場合、2階建の家を平屋にする、部屋を減らして家の面積を狭くする方もいるようです。
減築の最大のメリットとしては、一般的な建て替えよりもローコストで済むということが挙げられます。

築60年以上の古民家をリノベーションすることのメリット・デメリット

ここでは、古民家をリノベーションする際のメリットやデメリットをご紹介します。メリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解した上で、古民家リノベーションを検討してください。

＜メリット＞

・材料の強度が良い
・資源の保護になる
・固定資産税が軽減できる
・デザインに独自性がでる

古民家の場合、柱や梁に太くて良質な無垢材が使われています。今では手に入らないような、貴重な材料もよく見られます。無垢材は構造材としての強度が問題なければ、そのまま用いることができ、資源の保護にもなり、その形を活かすことでデザイン的にもインパクトを与えることができます。

＜デメリット＞

・断熱性が良くない
・耐震性に不安がある
・思っている以上に費用がかかる場合がある

今のような高性能の断熱材は使われていないことがほとんどです。また、1981年以前に建築された建物の場合、現在の建築基準法の耐震基準と異なるため、耐震性にも不安があります。
耐震性や建築基準など、専門的なことはやはり業者に相談する方が安心です。
古民家のリフォームに興味を持たれた方は、リフォーム会社へお問い合わせください。

ホームプロでは、築20年以上の住宅リフォームを行う際のニュースやコラムをご紹介している他、具体的なリフォーム事例なども多数ご紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。

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