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免震マンション以外のマンションでもリフォームをすることで地震への備えができます

最終更新日：2015-10-02

マンションの中で地震にとても強い免震マンション。東日本大震災で効果が実証されたため、最近では公共施設だけでなく賃貸のマンションでも免震構造を取り入れている建物が多くなっています。ですが、免震にはデメリットもありますし既存のマンションを免震にすることはできませんので、地震への備えとして耐震リフォームを考えてみましょう。

・賃貸も免震マンションがあります
・免震マンションのデメリット
・東日本大震災で効果を発揮した免震マンション
・免震マンションではないマンションでの地震に対するリフォーム

賃貸も免震マンションがあります

最近の賃貸マンション市場では万一の際に安心できるため、地震を心配する方向けに免震マンションであることを売りにしたマンションも多くなっています。
年々賃貸の免震マンションは増加しており、賃貸情報サイトでは免震マンションに限定して物件を検索ができるところも増えています。
現在建っているマンションを免震マンションにすることはできませんが、リフォームで地震への備えを十分にすれば地震を心配する方にも安心してお住いいただけます。

免震マンションのデメリット

免震マンションは、デメリットもあります。最も良く聞くデメリットは、免震装置が高いためにコストが高くついてしまうことです。
また、地形や建物の形に向き不向きがあり、最近流行のスタイリッシュな形や低層など、真四角形以外の形には適していない点や高い技術力が必要となるため、誰にでもできる工法ではない点も挙げられます。

東日本大震災で効果を発揮した免震マンション

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、免震構造の性能を十分に発揮し災害拠点として地震直後でも病院機能を維持した石巻赤十字病院が注目を集めました。また、仙台市や東京都などのビルでは地震の揺れを最大で3分の1に抑えていたことが分かり、免震構造は直下型地震だけでなく広範囲の地域に達する長周期の揺れにおいても効果を発揮することが判明しています。

免震マンションではないマンションでの地震に対するリフォーム

既存のマンションは免震にすることはできなくても、耐震リフォームをすることで地震に対する備えができます。リフォームできる箇所は渡り廊下や外階段から内壁まで複数ありますので個人で見極めるのは難しいかもしれません。ホームプロには耐震リフォームの実績が沢山あるリフォーム会社も加盟していますので、複数の会社から見積もりを取ってアドバイスを受けることで納得のいく地震への備えができるでしょう。

マンションリフォームには、どんなタイミングで行うのが良いか、どこまでがリフォーム可能な範囲なのかという、知っておきたい基礎知識がいろいろあります。ホームプロには、これらの相談を気軽にできるリフォーム会社が多数加盟しています。ぜひご利用ください。

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