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最近では、あたたかみがあって懐かしいけれどおしゃれな古民家風リノベーションが人気を集めています。しかし、「古民家」とは具体的にどのような家のことを言うのでしょうか。今回は、古民家の基礎知識や、古民家風にリノベーションするためのポイントを、事例とともにご紹介します。
目次
この記事をご覧の方の中には、「古民家という言葉は聞いたことがあってなんとなくのイメージはあるけれど、詳しく説明できるほどよくは知らない」という人もいるでしょう。
まずは、古民家に関する基礎知識として
の2点ををご紹介します。
「古民家」という言葉が一般的になっていますが、実際のところ具体的な定義はありません。一般的には、およそ昭和初期までに建てられた家で、釘などを使わない日本建築のものを指しています。
また、一口に古民家といっても、農村民家や町民民家、武家民家、庄屋屋敷、古材を利用して建てられた「古民家風の家」など、いくつかの種類があります。
古民家の魅力には、次のようなものがあげられます。
見た目の美しさや威厳ある存在感はもちろん、環境や住む人にやさしいことも古民家の魅力といえるでしょう。
古民家に住みたいと思っても、古民家を移築したり、古民家のある場所へ引っ越したりすることは難しいものです。しかし、古民家のよさを取り入れた「古民家風」のリノベーションなら挑戦しやすいのではないでしょうか。そこで、古民家風リノベーションをする際におすすめのポイントをご紹介します。ここでご紹介するポイントは次の6点です。
詳しく見ていきましょう。
リノベーションの際にまっさらで新しい木材を利用するのではなく、古材を利用してリノベーションすることで、使い込まれた雰囲気のある古民家らしさを醸し出すことができます。
先ほども述べた通り、古民家に使用されている木材は文化的な価値が高く、新品でも今では入手が困難なものもあります。家全体を古材でリノベーションするのは難しくても、ポイントとなるところに古材を利用するだけでも古民家風リノベーションが仕上がるでしょう。
昔ながらの和風建築は、天井は木材で、漆喰壁や土壁にはところどころ木枠が組まれているのが見えます。また、床は畳はもちろん、木材などが敷かれていることも多く、いたるところに木材が使われていることが見受けられます。
そのため、古民家風にリノベーションをする際は、壁や床、天井などを木目調にすることで、古民家の雰囲気が感じられる空間を作ることができるでしょう。
古民家風を演出するならば、昔ながらの「大黒柱」のような木製の柱を設置したり、天井の梁を木材にしてあえて露出させたり、といったアレンジをしてみるのもおすすめです。
マンションを古民家風にリノベーションする場合や、木製の柱や梁では強度が保てないような作りの戸建て住宅の場合などは、実際に荷重を受けるものではなく「飾り」として取り入れてみてはいかがでしょうか。
古民家風リノベーションをするならば、内装・外装ともに黒や白を基調に、自然な色合いを意識してみるとよいでしょう。
人が住んで年季の入った古民家は、柱や梁は囲炉裏にいぶされ、住む人たちが触れることによって黒光りしているものが見受けられます。また、防腐のために焼かれた木材や屋根に使われる瓦などを意識して、外観も落ち着いた色合いを選ぶと重厚感が増すでしょう。白や黒など重厚感のある色を選ぶことで、漆喰の白と黒い木材のコントラストが美しい、古民家風のアレンジになるはずです。
リノベーションというと、使い込まれた和室を洋室に変更したり、和室のままでも和モダンな雰囲気に作り変えたりするケースがあります。しかし、古民家風リノベーションの場合は、あえて使い込まれた和室をそのまま残してみてはいかがでしょうか。
また、縁側や掘りごたつ、障子に押し入れ、昔ながらの照明器具など、レトロな雰囲気のあるものを残す、もしくは新設してもよいかもしれません。古いものをバランスよく取り入れることで、おしゃれな古民家風に変わるでしょう。
外観や内装などの建物だけでなく、生活雑貨や家具も古民家で使用されているようなものを選べば、統一感がある古民家風の空間を演出できます。
など、見える部分だけでもよいので古民家らしさのある家具や生活雑貨を取り入れてみましょう。
ここまで、古民家の定義や魅力、古民家風リノベーションをする際のポイントなどをご紹介しました。
「なんとなくイメージはできたけれど、どんな古民家風リノベーションが行われているのかもっと詳しく知りたい」という人のために、古民家風リノベーションの事例をいくつかピックアップしましょう。実際に古民家をリノベーションした事例もご紹介します。
アパートオーナーからの依頼で、築50年ほどの賃貸アパートを古民家風にリノベーションした事例です。
日当たりがよく趣のあるアパートでしたが、外観とのバランスを考えてプランニング、ベッドやソファでも生活しやすいように和室をフローリングに変え、襖や壁、建具に手を加えました。同時にキッチンとトイレの設備交換をしました。若い人にも入居してもらえるようになったと好評です。
子どもが巣立ったことをきっかけに、夫婦の終の棲家として中古住宅を購入し、古民家風のリノベーションを行った例もあります。建築士と同行して現地調査を行い、築20年以上ながらも状態の良い物件に出会うことができました。
壁付けキッチンをカウンターに変更したことで、北向きで暗めのリビングにキッチンからの採光を確保、バスルームや細かく区切られた2階の間取りなどは予算に合わせて無理のないプランをつくっています。
「古民家風」ではなく、実際に古民家をリノベーションした事例もあります。
築100年以上の木造住宅を、80歳の女性が一人でも暮らしやすいようリノベーションを行いました。玄関や二間続きの座敷、寝室などは古民家らしさを生かしてそのままに、ダイニングとキッチンは減築してコンパクトに作り変えました。同時にバリアフリーやオール電化なども検討し、暮らしやすい生活空間を確保しました。
今回は、古民家の基礎知識と、古民家風リノベーションについてご紹介しました。古民家風リノベーションは、マンションでも行うことが可能です。実際に古民家リノベーション・古民家風リノベーションを行った事例を参考に、好みに合った空間を手に入れてください。
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