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浴そうの手すりを選ぶ際のポイント!手すりの種類や取り付け費用を徹底解説

  • 最終更新日:2019-12-12

浴そうの手すりを選ぶ際のポイント!手すりの種類や取り付け費用を徹底解説

浴室・浴槽で転倒事故を起こしてしまう方は多いはずです。今回は、安全に入浴できるように自宅の浴室・浴槽に手すりを設置することについてご紹介していきます。自宅のバリアフリー化を考えている方は、参考にしてください。

浴室内に手すりを設置する場合、手すりを取り付ける場所によって用途が異なります。

浴室は誰にとっても危険な場所です。

滑りやすくなっている床や、湯船に出入りするさいにまたぐ動作を挟むためつまずいたりして怪我をしやすくなっています。

安全に浴室を使用する上でも手すりの設置がおすすめです。

手すりの取り付け位置

出入り口用

浴室の出入りは、足の動きを伴い、また、足場も安定しないため、非常に危険です。

こういった人間の動きが必要な場面に手すりは役立ちます。

脱衣室側

浴室に出入りする際には、浴室のドアを開け閉めします。

高齢者の中には、その時に力を入れて体の重心のバランスを崩し、転倒してしまう方も少なくありません。

転倒防止のために、浴室に入る前の脱衣室側に縦の手すりを設置するのがおすすめです。

ドアの真横の壁に、床から約120cmの高さが目安です。

浴室側

浴室側にも、脱衣室側につけた手すりと同じく、ドア付近に縦の手すりを設置するのがおすすめです。

ここで踏み出す一歩は、浴室内の床が濡れて滑りやすくなっている危険なポイントです。

手首をあまり返す必要がない「オフセットタイプ」の縦手すりが人気を集めています。

設置する高さは、脱衣室側と同じく床から120cmを目安にしてください。

洗い場用

洗い場では、動きまわることは少ないですが、体を回転させることが多くなります。

体の向きを変えるのには、手すりがあると便利で安全です。

移動用

浴室内を歩く際は、床が濡れていて滑りやすくなっています。

浴室の床は、石鹸やシャンプーが完全に流れておらず、ぬるぬるしている場合もあるため、手すりがあると動きやすく安心です。

移動用に設置する手すりは、横手すりを設置しましょう。

その方が移動の際に、手すりに置いた手をスライドさせることで容易に動くことが可能だからです。

手すりの高さは、75〜85cmを目安にします。

しかし、これはあくまでも目安のため、実際に浴室を利用する方に合わせて高さを決めましょう。

立ち座り用

浴室の椅子に座って髪の毛や体を洗う方が多いですが、立ったり座ったりする行為は非常に体へ負担をかけます。

お風呂に入ることは毎日のことなので、腰や膝が弱い方にとっては辛い思いをしている方も少なくありません。

縦手すりを設置すると、立ち座りの体への負担を軽減することができます。

手すりとシャワーハンガーがセットになっているものもありますので、好みで合わせてみましょう。

手すりの設置高さは、床から60〜80cmを目安にしてください。

お風呂の椅子の高さによっても異なるため、手すりを設置する際には実際に椅子に座って高さを確かめましょう。

浴そう用

出入り用

浴槽(よくそう)に入る際には、浴槽の縁をまたぐ行為が必要になります。

このまたぐ行為は、一度片足立ちになり不安定な姿勢になるため、縦手すりを設置することをおすすめします。

さらに、手すりがあることで腰や膝への負担も軽減されるはずです。

手すりの設置位置は、浴槽の縁のライン上を辿った壁に設置しましょう。

設置の高さは、浴槽の中の床から約80〜140cmが目安とされています。

立ち座り用

浴槽内での立ち座りをサポートしてくれるL字手すりを浴槽横の壁に設置することをおすすめします。

L字手すりは、縦も横も長さがあるため、入浴中の不安定なバランスを整えてくれます。

したがって、L字手すりにつかまりながら入浴することで、安心なバスタイムを楽しめるでしょう。

設置高さは、浴槽の縁から10〜15cm上に設置すると、最適な高さと言えます。

手すりの種類

手すりは大きく分けて2種類あります。

その2種類とは、自分で簡単に取り付けられる手すりと、工事をして頑丈に取り付ける手すりです。

浴室を使用する利用者の身体や年齢のことを考慮しながら、どの種類の手すりにするのかを入念に検討しましょう。

自分で取り付けが可能なもの

まず、自分で簡単に取り付けが可能な手すりからご紹介します。

主に「吸盤タイプ」と「挟むタイプ」の2種類ありますが、どちらも簡単に取り付けられるため手軽に手すりが設置できるところがポイントです。

また、簡単に取り付けられるということは、簡単に取り外せるということです。

もしも、手すりが不要になった場合には、自分自身で取り外して浴室内をすっきりとさせることもできます。

吸盤タイプ

誰でも簡単に取り付けられる吸盤タイプの手すりは、両端に大きめの吸盤が付いていて、壁に穴を開けずに手すりを設置することができます。

吸盤なので「体重を支えてもらえるのか心配」と不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、現在は頑丈に作られているので安心です。

耐荷重が30kgの吸盤タイプの手すりも販売されているため、全体重を存分に手すりにかけることができます。

また、浴室で使用する手すりとして設計されている吸盤タイプの手すりは、吸盤部分の耐水性も考えられて作られています。

サビやカビに強くお手入れも簡単です。

挟むタイプ

挟むタイプの手すりは、浴槽の縁に挟んで使用する手すりです。

吸盤タイプの手すりは壁などに設置できるため、浴室内を移動する際に使う手すりとしておすすめです。

挟むタイプの手すりは、浴槽の出入りに使うと良いでしょう。

挟むタイプの手すりを選ぶ際には、取り付けられる浴槽であるかどうかを入念にチェックしてから購入しましょう。

浴槽の縁の厚さによっては取り付け不可な手すりもあります。

工事で取り付ける必要があるのもの

工事で取り付ける必要がある手すりは、費用の準備やスケジュール調整をしなくてはなりません。

しかし、吸盤タイプのものと比較すると、工事をするタイプの手すりの方が丈夫です。

体勢を崩して手すりに体重がかかってしまっても簡単に取れてしまうことはありません。

これから手すりを長い間使用していくことを考えている方は、工事をして取り付ける手すりをおすすめします。

上記以外のもの

工事で取り付ける手すりは、基本的に壁に穴を開けてネジで固定するものが多いため、自分自身で設置するのは非常に難しいです。

また、ステンレス製や樹脂コーティングされものなど多数ありますので、手すりを選ぶ際には、浴室を利用する方のにぎりやすい手すりを選んであげると良いですね。

関連記事:浴室に手すりをつけるにはいくらくらいかかりますか?

手すり取り付けにかかる総費用

ここでは、手すりを取り付ける際にかかる費用の説明をします。

費用は「手すり自体の費用」と「工事費用」に分けられます。

手すり自体の費用

まず、自分自身で手すりを購入した場合の費用相場をご紹介していきます。

吸盤タイプ

吸盤タイプの手すりは、1,500〜2,500円ほどで購入できます。

吸盤タイプを購入する際には、必ず自宅の浴室の壁にくっつけられるかを確認してから購入しましょう。

壁の素材によっては、吸着しないものもあります。

挟むタイプ

挟むタイプの手すりは、およそ4,000〜16,000円で購入可能です。

挟むタイプを購入する際には、自宅の浴槽のタイプを確認してください。

浴槽の縁が狭すぎたり、厚すぎたりすると挟めないおそれがあるからです。

工事が必要なもの

リフォーム会社などに依頼し浴室を工事して手すりをつける場合には、リフォーム会社に手すりを注文することが多いでしょう。

リフォーム会社に注文した手すり費用の相場は、およそ12,000〜23,000円と言われています。

少し高いと感じるかもしれませんが、しっかりした作りですので、より永く使用できます。

取り付け工事の費用

続いて、手すりを取り付ける際の工事費用の相場についてご説明します。

基本的に、浴室の手すりは大きな作業にはなりませんので、作業員1人で工事を行うことが多いでしょう。

1人ということはそれだけ人件費も余分にかかりませんので、およそ15,000円程度が相場となっています。

関連記事①: 【浴槽交換で費用を抑える】浴室(お風呂)を箇所別にリフォームする費用相場・事例紹介

関連記事②:ユニットバスはバスルームの寸法でバスタブのサイズも決まる!

介護保険について

年齢を重ね、長らく暮らしてきた家がだんだん住みづらくなってしまうことは珍しくありません。

そのように、現在の自分に合わせて家をバリアフリー化していくことを「介護リフォーム」とも呼びます。

この介護リフォームは、下記の条件を満たすと介護保険が適用され、工事費の一部を支給してもらえる制度をご存知でしょうか。

・介護保険の「要支援1か2」または「要介護1〜5」をお持ちの方

・自宅で生活をされている方(一時的に住んでいるなどは認められない)

この条件を満たした方は、住宅改善費の支給限度基準額20万円の範囲内で、9割を支給してくれます。

(介護保険の負担割合が2割の方は8割、負担割合が3割の方は7割が支給対象です)

【具体例】

・介護保険の負担割合が1割の方…工事費20万円のうち18万円を支給

・介護保険の負担割合が2割の方…工事費20万円のうち16万円を支給

・介護保険の負担割合が3割の方…工事費20万円のうち14万円を支給

また、介護保険の利用は「原則1人1回」と決められていますが、複数回に分けて使用することも可能です。

詳しくは、担当のケアマネージャーの方に相談してみましょう。

関連記事①:介護リフォーム業者の選び方

関連記事②:介護用リフォームの「補助金・保険」の基礎知識

関連記事③:介護保険制度を利用した住宅改修について

まとめ

今回は、浴室・浴槽に手すりをつける際のポイントや費用についてご紹介してきました。

まとめは以下の通りです。

・浴室内の手すりは、浴室を利用する方の動線に合わせて設置する

・手すりは「自分で取り付け可能」のものと「工事で取り付けてもらう」ものがある

・介護リフォームの場合には、介護保険が使えることもある

若い頃から住み慣れた住宅でも、年齢を重ねるごとに自分自身は変わっていきます。

これからも長く住み続けていく住宅を、自分の住みやすいようにリフォームするとよりストレスなく過ごしことができるでしょう。

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