リフォームを考えているみなさんの中には「中古マンションを買ってリフォームしよう」と計画している方もいるのではないでしょうか？

マンション価格が上がってきている中、事前に建物や周辺環境を確認できる中古マンションは、新築より価格も手ごろなので、魅力的ですよね。

そこで今回は、中古マンションの購入＆リフォームに関するノウハウや事例をお届けします。

［1］中古マンション選びのポイント

リフォームすることを前提に、中古マンションを購入するなら物件を選ぶ際、特に注目したいポイントがふたつあります。

ひとつは図面上で「PS」と書かれている「パイプスペース」の位置。
ここには上下階を貫通している排水管が収められているので、この位置を移動させることはできません。そのため、水まわりの設備の配置はパイプスペースの位置によってある程度限られてくるので、注意しましょう。

もうひとつは、建物の構造が「ラーメン構造」か「壁式構造」か、という点です。
「壁式構造」だった場合、床・壁・天井などの「面」で建物を支えているため、壁をなくすような間取り変更が困難です。間取り変更をしたいなら、この点も十分注意してくださいね。

この他に、電気設備や容量、管理状況も確認しておきましょう。

［2］水まわりリフォーム　マンションならではの注意点

［1］でも触れましたが、マンションの水まわり設備の配置は、パイプスペースの位置によってある程度決まってきます。水まわりの排水をパイプスペースに流すのに、床下の横引き管に勾配をつける必要があるためです。

そのため、たとえば壁付けタイプのキッチンをオープンタイプやアイランドタイプに変更する場合、新しい横引き管に十分な勾配をとるため、床を高くするなどの工夫が必要になることがあります。

さらに排気ダクトの新設や、電気配線工事なども必要です。

［3］知らないと損する！減税制度

住宅ローンの減税制度をご存知の方は多いと思いますが、これは中古マンションの購入でも利用できます。

現在のところ、「今年の年末までに入居した場合適用」、となっていますので、年内にリフォームを終えて住み始める、という方は忘れずに利用したいところです。

ホームプロには、日々新しいリフォーム事例が追加されています。その総数は29,000件以上。

今回は、新着事例の中から中古マンションを購入してリフォームした事例をピックアップしてご紹介します。

中古マンションを木調クロスでコーディネイト

対象：リビング、トイレ、洗面、ほか　／　金額：480万円

[リフォーム会社の声]　中古マンションのご購入と同時にリノベーションを弊社にご依頼いただきました。お打合せを重ね、ご要望をもとにしながら、ブラウンのウッド調のデザインをコンセプトに据えてご提案させていただきました。内装のカラー、デザインを統一することで、より落ち着きを感じる空間に仕上げられたと思います。

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