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初心者でもリフォームできる、簡単ベランダ改装DIY術

最終更新日：2015-10-02

経験が少なくてもはじめやすい、DIYでのベランダ改装のアイデアをご紹介します。既製品や、ホームセンターにあるものをうまく使って、お洒落なベランダを演出しましょう。

・難しくないベランダ&バルコニーDIY改装術
・マンションのベランダをリフォームする場合の注意点

難しくないベランダ&バルコニーDIY改装術

壁面に固定して作るタイプでなければ、DIYで作るのも比較的簡単になります。
壁にかけるだけ、床に敷くだけのようなものをDIYしていく方法は、本格的な張替えや塗装をしたくない場合にも有効です。
ホームセンターを見て回ると、様々な素材や資材が売っています。ベランダの採寸をしてメモしておくと役に立ちます。ぜひ、メジャーも持参しましょう。
ウッドデッキが難しければ、既製品のスノコをニス塗装して敷く方法もあります。同様にベランダの柵も、ラティス（園芸用の格子）を使えばお洒落になります。
ニス以外でも、お好みの色のペンキでカントリー風に仕上げたり、ステンシルで模様をつけたりするのも、個性的な改装になるでしょう。
既製品だとサイズが合わないこともありますが、その隙間をお洒落に飾る方法もあります。
植木鉢の鉢土かくしや、ガーデンで樹木の足元に敷く、クルミ殻などは、空いたスペースの目隠しにも使えます。
木製の棚や椅子なども手ごろな値段のものを買って、色をコーディネートして塗って使うなどすると統一感が出ます。
スノコ以外でも、ブロックを並べた上に板を置いていく方法や、ブロック自体を舗装に見立てて置いていく方法もあります。
表面の見た目も各種ありますので、好みのものを選べます。また、釘を打つくらいの工作が出来るようでしたら、ホームセンターで行っているカットサービスで、木と木材をカットしてもらい、釘とやすりとペイント程度でスノコを作ることは可能です。
量販家具店の椅子や小さなテーブルなども役に立つものがあります。
さらに、雑貨を飾ることでもイメージを変えられますので、床や柵にはスタンダードな木を使い、小物をシーズンごとに取り替えても、簡単に気分を変えることができます。
100円ショップの雑貨も、使いやすく塗装も惜しみなく出来て、初めての方にお勧めです。
風合いの良い素材がみつかれば、塗装をしないで使っても趣があります。
古い木箱などにも注目すると、適した素材が見つかりやすいです。

視覚的には、白や淡色でまとめると、空間が広く見えます。
濃色を使う場合はポイントを押さえて使うか、色の面積を広くせず、空間に抜けを作ります。屋内の床面とベランダの床面の高さを合わせると、統一感が出て、広さも演出できます。
快適性については、ベランダやバルコニーの上に日よけを付け、柵のうえにすだれをつるすと、暑い季節は日差しをさえぎり、リラックスしやすい空間をつくります。
すだれの下端は、安全のためには必ず、元々の手すりの内側に入れましょう。

マンションのベランダをリフォームする場合の注意点

マンションのベランダをリフォームする場合も、ここまでに述べた方法を使って、雰囲気の良いベランダにすることが出来ます。
一軒家との違いは、共用部分があることです。規約を良く確認して計画するのが肝心です。
避難経路などは確保する必要がありますので、その点でも作りつけではなく、外付けのものが適しています。排水溝と避難はしごの部分は、すぐに外せるように作るときに考えておきましょう。
外しやすい構造であれば、掃除も楽に出来るというメリットもあります。
高層階である場合もありますので、落下については十分に配慮が必要です。柵などは強度のあるとめ具が必要です。元々の手すりの外側に物をかけるのは、お勧めできません。内側でできるプランを考えましょう。一軒家でももちろんですが、マンションではより注意が必要になります。
お子さんやペットがいる場合、登ったり体重をかけたりできない構造にするのが無難です。安全にベランダ改装を楽しみましょう。

ここで紹介したアイデアは、注文でリフォームしたベランダを、イメージチェンジする小技としても使えます。

増築・改築リフォームには、構造上や法律上のさまざまな規制が伴う場合があります。
DIY（セルフリフォーム）でバルコニーを作ろう、などと考えていても、確認すべき点がある場合も。
ホームプロなら、気軽に相談できるリフォーム会社が多数加盟していますので、ぜひご相談ください。

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