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ベランダ増設！DIYとリフォーム、それぞれのポイント

最終更新日：2015-10-02

ベランダ周りをライフスタイルに合わせることで、暮らしやすさは向上します。ベランダ増築や部屋への改築の概要を、DIYを考慮に入れて解説します。

・ベランダを部屋にリフォームする場合
・ベランダにデッキをDIYで作る
・ベランダ増築DIYの費用の考え方

ベランダを部屋にリフォームする場合

ベランダを部屋にリフォームする場合、用途によって色々な施工方法が考えられます。どちらかと言うとベランダ寄りの用途、例えば物干しや温室であれば簡素なものでいいでしょう。あまり工事をしたくないなら、元の構造を生かしてサンルームにする方法が比較的手軽です。サンルームに居室としての居心地を求める場合、内装を変えてゆくことで、ご要望にあうものを作れる場合もあります。これは基本の構造を活かした施工になりますので、工事費用を抑えられるケースが多いです。

ベランダとしての構造を壊し、新しく部屋として作る方法もあります。接した部屋の拡張部分として部屋を広くする、別個に小さな部屋にするなど、色々なパターンがあります。仕切りを可動式にすれば、機能性の高い部屋になります。通常の部屋と見た目が変わらないものが出来ますが、サンルーム式よりも大掛かりで、費用は多くかかります。

どちらが良いかはお好みと用途、そして予算面との調整になりますので、リフォーム会社に相談してみるのが良いでしょう。ショールームで雰囲気を掴むのも良い方法です。カタログなどで分かりにくい部分が良くわかります。ベランダは元々部屋の扱いではありませんが、「部屋の増築」に当たる場合もあるので、建築許可などの確認はするのが無難です。固定資産税などの税金関連が変わることあります。留意しておくと良いでしょう。

ベランダにデッキをDIYで作る

ベランダデッキ diy

ベランダを趣あるものに変えてくれるベランダデッキ。家のDIYの中でもデッキは作りやすいものの一つで、自作をする方も多いです。屋内との高低差を減らし、出入りしやすくして居室との一体感を増す効果もあります。

ベランダデッキをDIYで作ろうとお考えの場合、設置場所の採寸をしっかり行うだけでなく、運搬経路や資材の置き場所も考えましょう。何故なら、庭などではものを置くスペースを確保しやすいですが、ベランダはスペースが限られるからです。

採寸をしたら、どんなデッキにするか考えていきましょう。排水については、排水溝を手入れしやすいように考慮しておくことは重要です。マンションであれば、避難ハッチや経路に配慮が必要です。木材については耐久性のあるものがおすすめですが、長く住む予定がない場合や、また作り変えることを考えているのであれば、耐久性は最低限の範囲とし、作業性の良い木材でも構いません。防腐防水の塗装は必ずしましょう。

簡単なものでも凝ったものでも、デッキの良さは味わえます。分割パーツにして取り外せるようにするのも良いアイデアです。ホームセンターによっては、図面を持っていけばそれを元に木材をカットしてくれるサービスもあります。ホームセンターなどに相談しながら、無理のなく安全なDIYを楽しみましょう。