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自然素材も！洋室リフォームの内装材と張り替えのポイント

最終更新日：2016-07-25

マンションのフローリングの張り替えでは管理規約をチェックするとともに、自然素材の特徴をつかむことや、遮音等級に留意する必要があります。

・洋室のリフォームで使われる自然素材
・洋室を天然素材でリフォームするメリットとデメリット
・洋室で使われるリフォーム材料
・マンションの洋室をフローリングリフォームする場合の注意点
・リフォームでフローリング張り替え相場より安く済ませるには
・洋室でカーペットからフローリングへリフォームする場合の相場は？
・赤ちゃんも安心、洋室リフォームに人気のコルク床
・洋室の内装リフォームで壁紙選びを失敗しないコツ
・洋室の塗装リフォームには、フォースター製品を選ぶと安心

洋室のリフォームで使われる自然素材

洋室のリフォームで使われる自然素材には、無垢フローリングや珪藻土、漆喰などがあり、風合いの良さが感じられるとともに、調湿性があることから、過ごしやすい特徴があります。
自然素材は環境や身体にやさしい素材として注目されています。洋室のリフォームで主に使われる自然素材は、床材では無垢材のフローリングが挙げられます。無垢材は樹種によって固さに違いがあり、柔らかいものは表面が傷ついやすいので、注意が必要です。

壁装材として使われる自然素材では、塗り壁材の珪藻土や漆喰、シラス壁があります。珪藻土は、海や湖などでプランクトンが堆積したもので多孔性であり、調湿性や保温性が高いのが特徴です。漆喰は耐火性があることから、城壁などに用いられていた素材で、小消石灰が主成分で、調湿性もあります。シラス壁は火山噴出物シラスを原料とする素材で、調湿性や消臭性に優れています。

エコクロスといわれる自然素材を取り入れた壁紙として、珪藻土壁紙のほかに、ケネフという1年草を用いたケネフ壁紙、和紙の壁紙などがあり、塗り壁よりもリーズナブルです。

洋室を天然素材でリフォームするメリットとデメリット

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自然素材、あるいは天然素材を使ったリフォームのメリットは、身体に安全な素材で風合いの良さが感じられることが挙げられます。無垢フローリングは素足で過ごしても、肌触りが心地よいです。自然素材には調湿性があることが多く、特に珪藻土やシラス壁は優れています。洋室の中でも、寝室や子供部屋に使用すると快適に過ごしやすく、安全性に配慮したい子供部屋の使用にも向いているのです。

一方、デメリットとして、施工性の問題があります。無垢材のフローリングは、使用状況によってはソリや割れ、収縮によって隙間が生じることもあり、ワックスでの定期的なメンテナンスも必要です。エコクロスではケネフ壁紙は薄いので不陸が出やすく、職人の技術を必要とします。また、価格面では無垢フローリングは一般的なフローリングより高価であり、自然素材の塗り壁材はビニールクロスを張るよりも費用が掛かることが多くあります。

洋室で使われるリフォーム材料

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自然素材以外では、どういったリフォーム材料が洋室に使われているのでしょうか。フローリングでは複合フローリングという、表面の化粧材として突き板や化粧シートを使用したものがあります。
塩化ビニルのフロアタイルやカーペットも、床材として使用されています。壁材では、ビニールクロスが使われることが多くあります。調湿機能のあるタイルを一部の壁に使用するケースもみられます。

マンションの洋室をフローリングリフォームする場合の注意点

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マンションのフローリングリフォームをお考えの場合は、まず管理組合の規約をチェックしましょう。騒音対策として、使用する床材の遮音性能の等級が指定されていることがあるためです。

マンションの規約によっては、カーペットからフローリングへのリフォーム自体を認めていないこともあります。

実際に聞こえる音のレベルを数値で表した、遮音性能を示す単位が「L値」です。硬質な小物を床に落とす・スリッパでパタパタと歩く音などを軽量床衝撃音(LL：レベルライト)、走り回る・ドスンと床に飛び降りる音などを重量床衝撃音(LH：レベルヘビー)と区別しています。

L値の数値が小さいほど遮音性能の高い製品です。普通のフローリングがLL-60程度なのに対し、一般的な遮音フローリングはLL-45ほどとなっています。マンションで下の階に気兼ねなく生活するには、LL-40以上の遮音性能を持ったフローリング材を選ぶと安心でしょう。

リフォームでフローリング張り替え相場より安く済ませるには

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フローリングは商品による価格の違いが大きいので、予算が合わないときは商品のグレードを変えることで、予算内に収められることもあります。

また、フローリングの張り替えでは、重ね張りといわれる既存のフローリングを剥がさずに新しいフローリングを上から張る工法もあり、張り替えに比べて安価で済みます。ただし、重ね張りは厚みが出ることが難点です。重ね張り用の薄い商品も展開されていますが、ドアとの取り合いが問題となることもあります。また、床下の根太等が傷んでいる場合には、フローリングを剥がして、根太の交換や補強工事を行なう必要がありますので、重ね張りはできません。

洋室でカーペットからフローリングへリフォームする場合の相場は？

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昨今では、アレルギー問題や清掃性から、カーペット敷きの洋室をフローリングに張り替えるケースが増えています。

洋室のリフォームで、カーペットからフローリングへの張り替えでは、10万円~15万円ほどが相場になります。フローリングからの張り替えと比較して、カーペットはフローリングよりも薄いことから、下地の厚みを調整するため、費用を要するケースが多くあります。

赤ちゃんも安心、洋室リフォームに人気のコルク床

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赤ちゃんのいるご家庭に人気の床材がコルク。コルク樫(かし)という樹木の皮を粉砕し固めて作る自然素材で、フローリングに比べ、暖かく感触のやさしい風合いが魅力です。

表面仕上げは無塗装のほか、ウレタンやセラミック、天然オイルなどがあります。一般住宅には、耐久性や価格のバランスの良い水性ワックス仕上げのものを選ぶ方が多いようです。

接着剤を用いて床に敷きこむタイルタイプのほか、既存の床の上に敷くだけで使用できるジョイントマットなどもあります。

ジョイントマットは40センチ四方ほどのコルクマットをパズルのようにはめ込んでつなぐことができるもので、短期間だけ使用したいという場合などにおすすめです。

洋室の内装リフォームで壁紙選びを失敗しないコツ

内装リフォームの際に壁紙選びで失敗しないポイントは、できるだけ実物を見ることです。
メーカーの施工イメージの写真だけで決めると、実際の仕上がりとのギャップが大きいことが多いものです。

ショールームに足を運べば、大きな面に貼った壁紙を見ることが可能です。また、サンプルを取り寄せれば、実際に貼る場所での光のあたり方もチェックできます。

インパクトの強い壁紙を部屋に取り入れたい場合には、部屋全体の壁ではなく1つの面だけに取り入れるのがおすすめです。アクセントウォールとなり、壁紙の個性がより引き立ちます。

洋室の塗装リフォームには、フォースター製品を選ぶと安心

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塗料はおおまかに、油性塗料と水性塗料に分けることができます。

油性塗料は有機溶剤を用いているので独特のツンとした匂いがあり、水性塗料は溶剤が水なので強い匂いがありません。現在は基本的に室内の塗装には水性塗料が使用されますが、金属の塗装などには油性塗料を用いることもあります。

また、塗料選びの際にチェックしておきたいのがF☆マーク(ホルムアルデヒド放散等級)です。シックハウス症候群の1つでもある、ホルムアルデヒドの発散量によって星の数が表示されており、星4つが最も安全性が高く「F☆☆☆☆(エフ・フォースター)」製品と呼ばれます。

洋室の内装は素材にこだわったリフォームをしたいですね。どんな内装材を選んだら良いのかわからない人はプロに相談しましょう。ホームプロには、厳正な審査を通過したリフォーム会社が1,200社以上登録しています。予算に合い、なおかつ信頼できる地元のリフォーム会社を探しているのであれば、利用者数80万人以上のリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」が便利です。リフォームのご要望に応じて、お近くのエリアで対応可能な優良会社だけを厳選してお勧めしています。

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