比べて、選べる。利用者数No.1 のリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。

閉じる
  1. リフォームTOP
  2. リフォーム成功ノウハウ
  3. 和風リフォーム
  4. 和風リフォームの基礎知識
  5. 第七回、和の玄関

第七回、和の玄関

  • 最終更新日:2015-04-24

第七回、和の玄関

住まいのなかで最も頻繁に利用する場であり、外と内とをつなぐ場でもあり、お客さまにとっては顔となる玄関。今回は、和の玄関リフォームについて考えてみました。

わたしの趣味は靴集め。街に出かけるとウインドショッピングのつもりが、ついつい衝動買いすることもよくあります。いまでは下駄箱に入りきらない靴たちが、玄関に無造作に並んでしまうこともしばしば…。お客さまが来るたびに恥ずかしい思いをするので、母によく怒られます。なんとかしなくちゃ!と思うのですが、下駄箱を変えるだけでは追いつきません。この際、玄関をリフォームして、すっきりとしたいと考えています。今回は和風の玄関リフォームについて、わたしなりに調べてみました。

坪庭や吹き抜けのある空間づくり

イメージ

玄関は、鎌倉時代に禅宗のお寺の入口に設けられたのが始まりといわれ、「仏道という幽玄の境地に入る関門」を意味しているといわれます。以来、階級の高い人を迎える接客用の出入り口として使われ、江戸の徳川綱吉将軍の時代には、一般の家に玄関をつくることを禁じたこともあったそうです。明治になってからは、ようやく一般の住まいでも玄関をつくるようになり、広く普及していきました。

玄関は住まいの顔。家の印象を決めてしまうだけに、すっきりキレイを基本に、住む人の個性を感じる演出をしたいものです。その点、和風の玄関は豪華過ぎず、適度に品格があり、木のぬくもりが伝わります。

和風の玄関を演出するひとつの方法として、正面にガラス張りの坪庭をつくるなんて、いかがでしょうか。玄関に入った瞬間、空間的な広がりを感じ、高級感も漂います。庭があると、玄関ホールに陽光が差しこみ、明るく感じますよね。

また、玄関ホールを吹き抜けにすると、開放的で明るい玄関になりますね。風通しがよく、においがこもらない、さわやか空間ができあがります。

スペース的に、坪庭や吹き抜けが無理というご家庭でも、明かりとりの工夫は忘れないでください。たとえば玄関の扉。和風の玄関にするなら、頑丈で分厚いドアよりも、やっぱり引き戸が似合います。ガラス格子タイプの引き戸にすれば、適度な光を採り込めます。ただ、空き巣などが多い物騒なこの時代。引き戸は防犯性が少し心配…とおっしゃる人がいるかもしれません。でも最近は頑丈な錠付きなタイプや、解錠リモコンなどを設置する方法もありますので、じっくり選んでみましょう。さらに、玄関の外側に人が近づくと点灯する人感センサー付き照明を取り付けるのもよいでしょう。

また、北向き玄関などの明かり確保には、玄関横の壁に飾り窓をつけたり、トップライトで明るくみせる工夫も必要です。

壁面収納で、すっきり空間を演出

昔の住まいには、勝手口や縁側など出入り口が何ヶ所もありましたよね。でも、今や1カ所か2カ所。人の出入りだけでなく、モノの出入りも集中するだけに、機能性豊かに、すっきり使いやすくしておきたいものです。

玄関には、靴、傘、服、ベビーカー、掃除道具、小物類…、ときにはゴルフ道具やスキーなども置いたりします。また、新聞、手紙、荷物も玄関にいったんとどまります。そうなると、小さな下駄箱では、とてもじゃありませんが力不足です。おもいきって、玄関の壁面全体を大きな収納にしてしまいましょう。靴や傘、大きな荷物などを、扉のなかにすべて収納。すっきりと整えられた玄関はいつ見ても気持ちよく、すっきりした印象を与えます。

また、玄関収納の一画には、飾り棚を設けたいですね。お気に入りの絵画や小物のほか、一輪挿しを飾るだけでも潤いの空間を演出できます。うちの場合は、母自作の絵手紙を飾ってみましょうか。「えっ、まだ最近始めたばかりだから、ちょっと待って、恥ずかしい!」ですって…(笑)。

段差を利用した収納アイデアも

イメージ

昔の和風住宅の玄関は、土間とホールの間の床が50cm以上の段差がありました。ホールの上がり口に設ける材木を「上がり框」といい、その中間に「式台」と呼ぶ板や、「沓脱ぎ石」を取り付け、昇り降りしやすくしていました。
しかし、最近ではバリアフリー化が進み、上がり框も低くなって、行き来しやすく安全になりましたが、靴のひもを結ぶときなど、ひと苦労してしまいます。玄関に30~40cmぐらいの高さの木のベンチがあれば、便利そうですね。ベンチにゆったりと腰をかけて靴を脱いだり履いたり。また、近所のお客さまとのちょっとしたおしゃべりを楽しんだり、大きな荷物の仮置き場所にもできそうです。
最後に、こんなリフォームアイデアを、ご紹介しておきましょう。

昔の式台は床板や正面の戸がはずれて、中に物が収納できるものもあったそうです。それをマネて、床の段差を利用し、カンタン便利な床下収納をつくってみましょう。床下にキャスター付きの下足収納箱を設け、スリッパや靴を入れておくと、便利に使えそうですね。
私がリフォームしたい和の玄関です。ぜひ参考にしてくださいね。(終)

【参考文献】

居心地のいい和風 暮らしを楽しむ家(楽しい部屋別冊・主婦と生活社)

和の住まいづくり(大沢匠著・経済調査会)

リフォーム会社紹介の流れ

信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。

リフォーム会社紹介の流れ

ホームプロの実績

2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。

100万人以上

利用者数

8,237件

※2022年4月〜
2023年3月

昨年度のご成約

リフォームサイトランキング 10年連続利用者数ナンバーワン

※2019年2月リフォーム産業新聞による

先進的なリフォーム事業者表彰 平成26年度 経済産業省受賞

今なら、お申込みいただいた方だけに
リフォーム会社選びの成功ノウハウ集を限定公開中!

リフォーム会社選びにはコツがある!「成功リフォーム 7つの法則」

ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。

リフォーム会社紹介を申込む

ご要望に対応できるリフォーム会社をご紹介。
複数社のプランを、比べて選べる!

リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。

全国でサービス展開中!

※内容により対応できない場合があります

北海道
東北
関東
甲信越
・北陸
東海
関西
中国
四国
九州
・沖縄
ページの
先頭へ