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ブラインドカーテンでおしゃれな空間と光の演出を楽しもう!

  • 最終更新日:2021-09-29

ブラインドカーテンでおしゃれな空間と光の演出を楽しもう!

ブラインドカーテンと言われて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか。オフィスやカフェ、デザイナーズマンションの窓を思い浮かべる方も多いでしょう。

空間と光を演出するのにぴったりなブラインドカーテンは、主に上下または左右に巻き取ったり折りたたんだりするタイプのカーテンで、スラット(板状のパーツ)の素材も樹脂、金属、木製とさまざまです。

ブラインドカーテンはその形状と素材から、ファブリック製のカーテンにはない特徴やメリットがたくさんあります。今回はブラインドカーテンの特徴やメリット・デメリット、インテリアに取り入れた事例をご紹介していきます。

1.ブラインドカーテンってどんなもの?素材は?

ブラインドカーテンのイメージ画像

ブラインドカーテンの形状はいくつかありますが、大きく分類すると「窓の内側に付けられる窓のための覆い(=Blind)」のことを指します。

形状は折りたたみ式やロール式があり、巻き取る方向は一般的な横型のホリゾンタルのほか、縦型のバーチカルがあります。

横型は上下に展開・収納するよく見かけるブラインドカーテンです。一方の縦型は、カーテンのように横方向へ展開・収納するタイプです。

ブラインドカーテンの 材質はアルミ、木製、布製などさまざまで、素材によって雰囲気や機能性が異なります

スラットの角度を変えることで季節に合わせて柔軟に調整が可能で、太陽の光や風を効率的に遮ることができるだけでなく、目隠しとしてもレースのカーテンより強力に機能するのもブラインドカーテンの魅力といえます。

操作方法もコード式やポール式などがあり、さらに近年ではスマホやスマートスピーカーと連携して操作できる電動式もあります。

おしゃれなブラインドカーテンは、インテリアとしてもスタイリッシュにまとまるので、カーテンの代わりに設置するケースも増えています

機能性が高くとても便利なブラインドカーテンですが、もちろんメリットだけでなく、デメリットもあります。設置するときには、場所や使用頻度、素材などをよく検討して、設置場所にブラインドカーテンが適しているのか考えましょう。

2.ブラインドカーテンのメリット

ブラインドカーテンのイメージ画像

ブラインドカーテンには、通常のファブリック製のカーテンにはない、スラットを束ねた構造ならではのメリットや特徴があります。

2-1.スッキリして場所を取りにくく、インテリアとしてもおしゃれ

ブラインドカーテンは縦横どちらでも、たたんだ時はカーテンよりも小さく、スッキリとまとまるのが特徴です。場所を取りにくく、きちっとまとまるため、窓の印象がシャープになります。

また、構造的にカーテンを配置しにくい二重サッシの間などの場所にも設置できる機能性もブラインドカーテンのメリットといえます。

デザイン性も高いので、インテリアの一部としても配置できます。例えば直線的なデザインとコーディネートの部屋には、柔らかな印象になるカーテンよりもブラインドカーテンのほうが向いているでしょう。

インダストリアルやアメリカンビンテージ、アイアンボタニカルなどの、いわゆる「男前インテリア」と呼ばれるインテリアコーディネートには、特にブラインドカーテンがマッチします。

2-2.角度を調整することで、日差しや風、目隠しの量をコントロールできる

ブラインドカーテンは可動性が高く、スラットの傾きで日差しや風、目隠しの量を自在にコントロールできます。

スラットを内側に傾ければ光を多く取り込み、外側に傾ければ入ってくる光を少なくするといった調整が可能です。

布のカーテンでは素材の厚さや機能性によって一定量から光の調整が難しくなり、レースカーテンの併用が必要になりますが、ブラインドカーテンの場合は単体で臨機応変に変えられる柔軟性があります。

季節によって光量を増減するだけでなく、風の量を変えて、ライフスタイルに添わせた快適な暮らしができるのも、ブラインドカーテンの魅力の一つです。

3.ブラインドカーテンのデメリット

ブラインドカーテンのイメージ画像

とてもおしゃれで機能的なブラインドカーテンですが、一方でその形状や材質に由来するデメリットもあります。

3-1.遮音性はあまり高いとは言えない

ブラインドカーテンはしっかりと閉じても、隙間を完全には閉じられないものも多いため、布のカーテンと比較すると遮音性はあまり高くありません

幹線道路や幼稚園・小学校などに面している窓だと、外からの音をカーテンより大きく感じる場合もあります。

また、風が強いと板同士がぶつって窓と当たってカタカタと音を立て、うるさく感じることがあります。

3-2.メンテナンス・掃除が大変

ブラインドカーテンはスラットが1枚ずつ分離しているので、拭き掃除が大変です。アルミ製のブラインドカーテンの場合は、掃除をしている時に特に手を切らないよう注意して作業したいところです。

ファブリック製のブラインドカーテンは、残念ながらカーテンのように取り外して洗濯機で洗うことはできません。ファブリック素材の場合、汚してしまうと専門のクリーニング業者に依頼しなければならず、メンテナンス費用がかさみます

4.ブラインドカーテンの費用と選び方のコツ

ブラインドカーテンのイメージ画像

ブラインドカーテンをインテリアに取り入れる場合の費用や、選び方のコツを見ていきましょう。

4-1.ブラインドカーテンの費用は素材と大きさで決まる

ブラインドカーテンの費用は、素材やサイズで大きく異なります。特に素材は費用への影響が大きく、同じサイズのブラインドカーテンでも、樹脂製のホリゾンタル式で安いものは数千円程度から、木製でバーチカル式の高いものは数万円までとても幅があります。

設置場所や巻取りの方法によっても、さらに必要な費用が変わってしまいます。どんなブラインドカーテンをどこに設置したいのかイメージが決まったら、まずは見積もりをとってみましょう。

また、同じように見えるブラインドカーテンでも、メーカーによって機能性が異なることも少なくありません。それぞれの見積もりを取り、納得できるデザインと価格のブラインドカーテンを選ぶのが大切です。

4-2.ブラインドカーテンが適している場所は?

ブラインドカーテンは布製のカーテンと比較するとコンパクトに折り畳めるため、カーテンを配置するには狭い場所や、見た目をスッキリとさせたい場所などに適しています

ブラインドの角度を調整することで風の流れや光の量を調整できるので、季節によって日差しの角度や日照量が変わる昼間の生活空間にも向いています。

ブラインドカーテンはプラスチックなどをはじめとした耐水性素材を使っているものも多く、水を掛けて簡単に洗い流せるので、バスルームやトイレなどの水まわりにも使いやすいといえます。

4-3.素材や操作方法はなにがいい?

素材はアルミ製が価格も安く色も豊富でスタンダードですが、樹脂やファブリックも雰囲気が良いので、他のインテリアとのコーディネートを楽しみながら決めてみてはいかがでしょうか。

部屋のイメージや他のインテリアとのバランスを見ながら、設置場所にあわせて選ぶのがポイントです。

例えば雰囲気が良く人気のウッド製は、スラットに重量感があるので巻き取りに力が必要です。また湿度にはあまり強くないため、水まわりへの使用は向いていません。

ファブリック素材のブラインドカーテンも水まわりには向きません。また、樹脂素材は日差しが強い場所では劣化しやすいなど、配置と素材は注意すべきポイントです。

紐式の巻取りやアルミ製のスラットは、小さいお子さんはケガをしやすいので、子ども部屋やお子さんの手が届く場所は避けるのが賢明です。

操作方法をすっきりしたい時はポール式がおすすめですが、高い位置のブラインドカーテンなら、リモコン式を採用するのも便利でしょう。

5.スタイリッシュなブラインドカーテンの施工事例7選を紹介

ブラインドカーテンのイメージ画像

実際にブラインドカーテンを取り入れたインテリアは、どのようなものがあるのでしょうか。8つのおしゃれな事例をご紹介するので、ぜひインテリアの参考にしてくださいね。

5-1.インナーサッシで暖かい部屋に

断熱と気密をアップするため、既存サッシの内側に二重サッシを取り付けました。このマンションでは個別のサッシ交換が禁止だったため、インナーサッシの追加で対応。白いサッシに映えるウッドのブラインドカーテンを追加しました。

施工前

Before:一枚サッシでどことなく古びた雰囲気のある窓辺でした。

施工後

After: 白いインナーサッシで古いサッシが隠され、部屋全体が明るくなりました。白い部屋にブラウンのブラインドカーテンが映えます。

事例の詳細:インナーサッシで暖かい部屋に

5-2.光の効果で癒しの寝室

好みのインテリアを取り込み、デザイン重視で寝室のインテリアにこだわりました。間接照明の柔らかい光と、ブラインドカーテンの質感がマッチしています。

施工前

Before:新築で購入した時点ではなにもない空間でした。

施工後

After: 間接照明を配置し、壁紙や建具のマテリアルとマッチするブラインドカーテンを配置。ムーディで特別感のある空間に仕上がりました。目が覚めてブラインドを開ける朝は、きっと毎日すてきですね。

事例の詳細:光の効果で癒しの寝室

5-3.落ち着きある洋室へ

お子さんが独立して使わなくなり、物置になっていた洋間を、寝室としてリフォーム。アクセントクロスを取り入れ、カーテンをウッドブラインドに変更。すっきりとしたホテルの一室のようなインテリアになりました。

施工前

Before:物置になっていた洋間。広い窓にはレースのカーテンがかかり、一昔前の雰囲気です。

施工後

After: アクセントクロスが目を引く壁に、くっきりと直線的なウッドのブラインドカーテンが高級感を添え、まるでゲストルームのようにすてきな寝室になりましね。

事例の詳細:落ち着きある洋室へ

5-4.ブラインドやシーリングファンで温かみのある空間に

和室を取り込んで広々としたLDKにリフォーム。シーリングファンや梁に合わせて、色の濃いウッド製のバーチカルブラインドを採用することで、引き締まったモダンな雰囲気を演出しています。

施工前

Before:部屋を区切る和室は、どことなく薄暗い雰囲気でした。

施工後

After: 広々としたLDKの白い壁と天井に映える、濃いウッドのインテリア。窓のバーチカルブラインドが、庭から差し込む明かりをリビングに取り込みます。

事例の詳細:ブラインドやシーリングファンで温かみのある空間に

5-5.ウッドブラインドで上質な空間に

部屋の間仕切りを取り払って大きく作り変えたリビングは、こだわりのソファを中心に、照明やファブリック、窓のウッドブラインドまでトータルでインテリアをコーディネートしました。

施工前

Before:明るいものの、間仕切りのせいで少し使いにくさを感じる間取りでした。

施工後

After: 広々としたリビングは、白い壁に濃いブルーのアクセントクロスでシャープな雰囲気。窓のウッドブラインドの直線が、さらに部屋のスタイリッシュさを引き立てていますね。

事例の詳細:ウッドブラインドで上質な空間に

5-6.青と木目との調和

インテリアに造詣が深い夫婦のこだわりで、ブルーと木目をあわせたコーディネートに統一された室内。フローリングのウォールナットをベースにして、窓辺にはウッドブラインドを選択しました。

施工前

Before:広々として明るい作りですが、和室などの区切りで部屋が広く使えない状態でした。

施工後

After:ウッドとブルーをインテリアの中心にして、窓のカーテンはウッドブラインドですっきりとまとまりを付けています。 まるで映画の一幕のようなスタイリッシュなお部屋ですね。

事例の詳細:青と木目との調和

5-7.ブラインドイン複製ガラスの窓付き浴室へリフォーム

冬場はひんやりと冷たいタイル張りの在来浴室を、あたたかいシステムバスへ交換。さらに内側に設置していたブラインドのお手入れが大変だったので、二重サッシの間にブラインドを挟みました。

施工前

Before:1枚窓でタイル張りのお風呂場は、冬場寒いのが悩みでした。

施工後

After: システムバスに交換し、窓も二重に。間に挟んだブラインドは、操作ツマミを上下するだけで簡単に開閉できます。ブラインドカーテンの機能性が発揮されていますね。

事例の詳細:ブラインドイン複製ガラスの窓付き浴室へリフォーム

6.ブラインドカーテンを効果的に配置して、光と風を取り込もう

ブラインドカーテンは機能性だけでなく、インテリアとしてのデザイン性も高い家具です。設置場所や材質、種類によって使い勝手も変わり、カーテンから付け替えるだけで部屋の雰囲気が大きく変わります。

インテリアにこだわるなら、ブラインドカーテンを部屋に取り込んでみるのもいいかもしれませんね。

ホームプロのサイトには、今回ご紹介した以外にも、ブラインドカーテンをインテリアコーディネートに取り込んだすてきな事例がたくさんあります。

もし気になる事例があれば、一度ホームプロに問い合わせてみてはいかがでしょうか。厳しい審査をクリアした約1,200社の加盟リフォーム会社の中から、地元の優良リフォーム会社を紹介してもらえますよ。無料で利用できますので、ぜひお気軽にご相談ください。


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