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自然素材でシックハウス撃退！リフォームで健康になろう

最終更新日：2015-03-23

LOHAS（※健康的で持続可能なライフスタイル）という生活文化の定着とともに、住まいにおいても健康志向を追求する方が増えています。自然素材を使ったリフォームなら、シックハウス症候群など、人体に悪影響を与える症状を起こしにくい家づくりも可能。リフォームで健康な暮らしを手に入れましょう。

・重篤化も？じつは怖い、シックハウス症候群
・シックハウスの対象となる建材
・自然素材リフォームで、シックハウスを撃退しよう！
・【床材】
・【壁材】

重篤化も？じつは怖い、シックハウス症候群

重大な健康被害をもたらす恐れもあるシックハウス症候群。シックハウス症候群とは建材などに含まれるVOC(揮発性有機化合物）によって引き起こされる症状で、多くの場合、頭痛や皮膚炎などが現れます。体質によってはこういった症状が出ない人もいるため、すべてを建材のせいにするわけにはいきませんが、それでもリフォームに使用する建材については注意しておくに越したことはありません。

シックハウスの対象となる建材

改正建築基準法（シックハウス法）では、建材などに含まれるホルムアルデヒドの発散量を一定の条件で測定し、リスクの高い順に「F☆☆」「F☆☆☆」「F☆☆☆☆」とそれ以上のものに区分しています。対象となる建材には、次のようなものが挙げられます。

・合板
・木質系フローリング（縦継ぎした単層フローリングおよびムク材は除く）
・構造用パネル
・集成材
・単板積層材（LVL)
・MDF（中質繊維板）
・パーティクルボード
・その他の木質建材
・ユリア（尿素）樹脂板
・壁紙
・接着剤
・保温材（ロックウール、グラスウールなど）
・緩衝材（浮き床用グラスウール、ロックウール）
・断熱材（ユリア樹脂またはメラミン樹脂を使用したもの）
・現場施工の塗料（油性調合ペイント、合成樹脂調合ペイント、フタル酸樹脂ワニス、フタル酸エナメルなど）
・現場施工の仕上げ塗材（内装用合成樹脂、エマルジョン系薄付け塗材、厚付け塗材など）
・現場施工の接着剤（酢酸ビニル系溶剤形接着剤、ゴム系溶剤形接着剤、ビニル共重合樹脂系接着剤、再生ゴム系溶剤形接着剤など）

自然素材リフォームで、シックハウスを撃退しよう！

重要なのは上記の建材を極力避け、体にやさしい自然素材を選ぶこと。では具体的にはどんな素材があるのでしょうか？　リフォーム部位ごとに見てみましょう。

【床材】

・ムク材フローリング
広葉樹では、カリン・チーク・マホガニーなど、針葉樹ではパイン・ヒノキ・ベイヒ・キリなどがよく選ばれています。「音害」を避けるために、裏にマット等が裏打ちされた物がマンションに向いています。

・コルク
クッション性が高く、温度も一定していますので１年を通じて快適に使えます。

・タイル
トイレ・洗面のほか、キッチンやリビングでも使います。

・畳
イ草の琉球畳や和紙でできた畳など、自然素材の畳が人気です。

【壁材】

・漆喰、珪藻土
湿度とともに臭いも吸収する特長があります。また漆喰の内部は強度のアルカリ性なため、カビの発生を防ぐ効果も発揮します。

・火山灰クリーム
火山灰を使った内装材です。アンモニア臭を吸収分解する作用があります。また、光触媒作用により室内の菌を減菌する力もあります。

・シラス
これも火山灰の一種です。煙草の臭い、ペットのアンモニア臭を消臭します。

・和紙クロス、布クロス
可塑剤を使っていない和紙や布は、煙草のヤニを付着しにくくさせます。また、調湿・結露防止、吸音効果、空気清浄効果も認められています。

シックハウスの対策は上記の建材を極力避けることですが、リフォーム工事後は数日間換気扇を回し続けるとか、窓を大きく開け放っておくなど、換気をしっかり徹底することが大事です。

また、塗料についても100％植物性で揮発成分がゼロのものもあります。健康面を重視するなら、こうした素材にまつわる知識が豊富なリフォーム業者を選ぶのがおすすめです。ホームプロで申し込みの際に、要望してみるといいでしょう。また、ホームプロのサイト内にも自然素材を使ったマンションリフォームの事例が掲載されていますので、こちらも参考にしてみてください。

>>自然素材を使ったマンションリフォームの事例はこちら

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