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土壁のリフォーム方法と費用相場は?砂壁やクロスとの違いや自分でDIYする際のデメリットについても解説

  • 最終更新日:2023-11-13

土壁のリフォーム方法と費用相場は?砂壁やクロスとの違いや自分でDIYする際のデメリットについても解説

長年住んでいる住まいの土壁が、最近少しずつひび割れたり、汚れや砂が落ちるようになり、心配に思うことはありませんか。そのまま放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、調湿性能や耐火性能といった土壁本来の機能も低下してしまう恐れがあります。しかし、補修方法や費用の目安がわからず、悩む方も多いでしょう。

この記事では、土壁の補修や漆喰(しっくい)・珪藻土(けいそうど)での上塗りやクロスへの変更など、具体的なリフォーム方法をわかりやすく解説します。さらに施工別のメリット・デメリットや費用の目安、事例も紹介します。

土壁とはどんな壁?砂壁との違いも解説

そもそも土壁とはどういった壁のことを指すのでしょうか。間違いやすい砂壁との違いも含めて、詳しく解説します。

土壁とは

土壁は、粘土や砂、わらなどの自然素材を混ぜてつくられる伝統的な壁で、日本の古民家や和室を中心に広く使われてきました。

骨組みには竹を編んだ「竹小舞(たけこまい)」を用い、その上に土を何層にも塗り重ねる左官工法で仕上げます。塗り方やコテの動かし方によって表情が変わり、波模様や筋模様など好みに応じた仕上がりにできるのが特徴です。

自然素材ならではの調湿性や断熱性、防火性を兼ね備えていることから、最近では健康住宅志向の高まりとともに、土壁を再利用・再生するリフォームも注目されています。

土壁と砂壁の違い

土壁と砂壁はいずれも自然素材を用いた塗り壁ですが、内壁・外壁ともに使われる土壁に対し、砂壁は主に内壁に使われ、構造的な補強というよりも仕上げ材としての役割が強いのが特徴です。

砂壁は石こうボードやモルタル、土壁などの下地に、天然石や砕石、貝殻、ガラス粉などを、のり材で固めて塗り仕上げます。

断熱性や調湿性にも優れており、土壁と同様に自然素材ならではの温かみや風合いを楽しめます。

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砂壁のリフォーム費用や施工事例紹介!メリットや注意点も解説

土壁と砂壁の見分け方

土壁と砂壁は、見ただけでは区別できないという人もいるでしょう。特に、施工技術が高いほど細やかな仕上がりとなるため、壁の種類を見分けるのは難しくなります。

土壁と砂壁を区別するには、壁面を手でさわって感触を確かめてみましょう。壁面がツルツルとしているように感じたら「土壁」、ザラザラしていると感じたら「砂壁」です。

そのほか、霧吹きをかけて見分ける方法もあります。壁面が水を吸い込んでいる場合は「土壁」、壁面に水滴が残れば「砂壁」です。

土壁とクロスそれぞれのメリット・デメリット

住まいの内装をリフォームする際、土壁とクロス(壁紙)のどちらを選ぶかは悩みどころです。どちらにもメリット・デメリットがあり、費用やメンテナンス性などを比較しながら決める必要があります。

ここでは、土壁とクロスそれぞれの特徴を解説します。

土壁のメリット

土壁には、日本の気候風土にもあった以下の性能があり、メリットといえます。

  • 耐火性能
  • 断熱性能
  • 調湿性能
  • 有害物質を吸収する性能
  • 消臭性能

土は燃えにくく、まわりの湿度を調整する

そもそも土は燃えにくく、断熱性能もあります。

土壁そのものは、断熱材として広く利用されるグラスウールなどと比べると断熱性能は劣りますが、土は熱しにくく冷めにくい性質を持っているため、外気温が急に下がったとしても、室内の温度はすぐには下がりません。

さらに土壁には、まわりの湿度にあわせて湿気を吸収・放出する調湿性能もあるので、室内を適切な湿度に保つことができます。

多孔質の土壁は、有害物質やにおいも吸収

土によっては、表面が多孔質になっているものもあります。多孔質とは、小さな穴がたくさん空いている状態のことです。

多孔質であるほど、たくさんの小さな穴の中に有害物質やにおいを吸収しやすくなるため、その分効果も期待できます。

土壁のデメリット

土壁のデメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 費用が割高
  • 工期が長い
  • 年数が経過すると土壁がはがれてくる
  • 汚れた場合に水拭きできない

土壁を塗る作業は技術が必要で時間がかかる

土壁をきれいに塗るためには、高い技術が求められます。そのため、壁紙の張り替えなどと比べると、施工費用が割高になるケースが一般的です。

また、土壁は塗る作業と乾燥にも時間がかかります。土壁を塗り終わった後、乾燥するまでには1〜2日程度かかるため、工期もその分長くなることを理解しておきましょう。

定期的なメンテナンスが必要

土壁は、メンテナンスとして定期的な塗り替えが必要です。

長い時間が経過して少しずつはがれてくると、見た目が悪くなるだけでなく、壁としての強度も落ちてしまいます。強度を保つためにも、壁が少しずつはがれてくるようになったら塗り替えるようにしましょう。

また、土壁を水拭きすると、拭いた部分がシミになって残ってしまう場合があります。汚れた場合も、水拭きはできない点に注意が必要です。

お手入れとしては、ほうきやハタキで土壁表面のホコリなどを取る、汚れが付いた場合は、乾いた布で軽く拭き取る程度にとどめておきましょう。

クロスのメリット

クロス(壁紙)は、住宅のリフォームで最も一般的に選ばれる内装仕上げです。施工が容易でデザインも豊富、費用も比較的安価なため、リビングや寝室、子ども部屋など幅広い空間に採用されています。

ここでは、クロスならではのメリットを具体的に見ていきましょう。

豊富なデザインから選べる

クロスの大きな魅力は、デザインの豊富さです。色や柄、質感のバリエーションが非常に多く、インテリアのテイストや部屋の雰囲気に合わせて自由に選ぶことができます。

例えば、シンプルで落ち着いた無地のものから、木目調・れんが調・コンクリート調などの素材感を再現したタイプ、さらには花柄や北欧風デザインなどアクセントになる柄物まで、多彩なラインアップがそろっています。部屋ごとにデザインを変えることで、リビングはナチュラルに、寝室は落ち着いた色合いにするなど、空間演出を楽しむことも可能です。

施工費用が比較的安い

クロスは他の内装仕上げ材に比べて、施工費用が比較的安い点も大きなメリットです。塗り壁のように左官職人による手作業を必要とせず、短期間で仕上げられるため、人件費を抑えられます。また、材料自体も安価なものが多く、6畳程度の部屋なら10万円前後で張り替えが可能なケースもあります。

施工スピードが早いので、リフォーム時の工期を短縮でき、住みながらの施工に対応しやすいのも魅力です。さらに、クロスは壁の下地を大きく傷めずに張り替えられるため、定期的な模様替えも容易であり、長期的なメンテナンスコストも抑えやすくなります。

「なるべくコストを抑えながら部屋を明るく一新したい」という方には、クロス仕上げは理想的な選択肢といえるでしょう。

手入れがしやすい

クロスは日常の手入れがしやすく、清潔な状態を保ちやすい点も魅力です。ビニール素材のクロスであれば、汚れやほこりが付きにくく、軽い汚れなら乾いた布や中性洗剤を含ませた布でサッと拭くだけできれいになります。

防汚・防カビ・抗菌機能を備えた高機能クロスも多く、キッチンや洗面所などの水回りにも安心して使えます。耐久性にも優れているため、頻繁に張り替える必要がないのもメリットです。

日々の掃除に手間をかけたくない共働き世帯や高齢の方にも扱いやすい壁材といえるでしょう。

クロスのデメリット

一方で、クロスにはメリットだけでなく注意点もあります。特に、耐久性や通気性の面では自然素材の土壁に劣る場合もあり、長期的な視点で見るとメンテナンスや張り替えコストがかさむことも考えておかなくてはなりません。

ここからは、クロスのデメリットや注意点を挙げていきます。

部分補修がしにくい

クロスは手軽に張り替えられる一方で、部分的な補修がしにくいというデメリットがあります。例えば、一部に傷や汚れができた場合に補修したとしても、色味や質感が微妙に異なり、どうしても目立ってしまうでしょう。特に、長期間使用しているクロスは日焼けや経年変化によって色が薄くなっているため、新しいクロスと並べると違和感が出やすい傾向があります。

また、柄物や特殊なテクスチャのクロスでは、同じ製品でもロットによって模様の出方が異なり継ぎ目が不自然に見えてしまうことや、小さな範囲の補修であっても結局は壁一面、または部屋全体の張り替えが必要になるケースも少なくありません。

クロスを選ぶ際には「耐久性の高い素材を選ぶ」「汚れやすい場所に機能性クロス」を使うなど、あらかじめメンテナンスのしやすさを考慮した素材を選ぶ方がオススメです。

早めに張り替え時期が来る

クロスは比較的リーズナブルで施工しやすい半面、耐用年数がそれほど長くないため、早めに張り替え時期が来る点がデメリットです。一般的なビニールクロスの寿命は約10〜15年程度といわれますが、日当たりの強い部屋や湿気の多い場所では、5〜7年ほどで汚れ・黄ばみ・剥がれが目立ち始めることもあります。

また、家具の擦れやペットの引っかき傷、たばこのヤニ汚れなど、生活環境によって劣化が早まることも少なくありません。特に白系や淡い色のクロスは、汚れが付きやすく経年劣化が目立ちやすい傾向があります。

さらに、クロスは下地の影響を受けやすく、下地材が傷んでいるとクロス自体の寿命も短くなります。例えば、結露や雨漏りで下地が湿気を含むと、接着力が弱まり、浮きや剥がれの原因になります。

見た目を保つためには下地のチェックや補修を行い、定期的な張り替えが必要です。

塗り壁と比較すると調湿機能は劣る

クロスは施工の手軽さや豊富なデザインが魅力ですが、調湿性能という点では塗り壁に劣ります。塗り壁は土や漆喰、珪藻土などの自然素材を使用しているため、吸湿・放湿することで室内の湿度を一定に保つ効果があります。

一方、ビニールクロスなどの一般的なクロスは素材自体に調湿機能がほとんどなく、湿気がこもりやすいため、結露やカビが発生しやすくなります。特に、水回りなど湿気の影響を受けやすい場所では注意が必要です。

近年では調湿機能を持つ珪藻土クロスや機能性クロスも登場していますが、それでも本格的な自然素材の塗り壁に比べると、効果は限定的です。クロスを選ぶ際には、換気対策も併せて検討しておくとよいでしょう。

土壁リフォームに適したタイミングはいつ?

土壁のリフォームに適したタイミングは、壁面から土がポロポロと落ちるようになったときです。

この状態をそのまま放置しておくと、壁の見栄えが良くないだけでなく、強度や、土壁が持つ有害物質の吸収効果、調湿性能、耐火性能なども低下してしまいます。

調湿性能が低下すると、壁面にカビが生えたり、土壁から土が落ちることでできたすき間から、ダニなどの細かい虫が入り込みやすくなるため、注意が必要です。

壁面から土が落ちることが多くなったら、早めにリフォームを検討しましょう。

土壁をリフォームする方法の種類

リフォームのタイミングが来たら、具体的にはどのような選択肢があるのでしょうか。土壁のリフォームには、現在の状態や目的に応じていくつかの方法があります。

ここでは、主な3つの方法を取り上げ、それぞれの特徴を整理して解説します。

土壁を補修して塗り直す

土壁を長くきれいに保つには、傷んだ箇所を補修してから塗り直す方法が基本です。表面にひび割れや欠けが見られる際は、まず下地の土を丁寧に塗り込んで割れを埋め、十分に乾燥させてから薄く素材を重ね塗りします。

一方、表面が広範囲で崩れている場合には、一度表面を剥がし、土台となる竹小舞や下地をクリーニングしてから新たに素材を重ね塗りしなくてはなりません。

ひび割れを放置すると徐々に範囲が広がり、最終的には壁の剥落や建物全体へのダメージにつながることもあるため、早めのメンテナンスが大切です。また、既存の土壁と同じ素材や配合の土を使い、均一な仕上がりを目指すには高い技術が必要です。DIYで挑戦する場合は小規模な補修にとどめ、広範囲の塗り直しは専門家に依頼しましょう。

漆喰や珪藻土で上塗りする

補修と塗り直しには土やわらを使う本格的な左官仕上げのほか、仕上げ材として漆喰や珪藻土を選ぶことも可能です。自然素材が持つ調湿性や断熱性を生かしながら、より滑らかで明るい印象に仕上げられます。

珪藻土は、植物性プランクトン「珪藻」の殻が化石になった土で、優れた調湿作用や通気性があります。また多孔質で内部に空気を多く含むため、断熱材としても効果を発揮します。ざらりとした素朴な質感も特徴で、自然素材の風合いを重視したい方にオススメです。

一方、漆喰は古くから日本で使われてきた歴史ある素材で、石灰岩を焼いてつくられる壁材です。強アルカリ性のため抗菌作用が高く、カビや菌の発生を抑えられます。表面はつるつるとしてほこりが付着しにくく、美しい状態を保ちやすいのも魅力です。

土壁からクロスに変える

土壁の雰囲気は魅力的ですが、メンテナンスの手間が気になる場合はクロス仕上げに変更する方法もあります。土壁や砂壁にクロスを張る際は、そのままでは密着しないため、ベニヤ板で新たに下地をつくってから施工するのが一般的です。

その際に、和室特有の柱やかもいを残して仕上げる方法と、大壁にしてフラットな洋室風に仕上げる方法の2種類があります。

真壁のまま土壁にクロスを上張りする

真壁(柱やかもいが見えている状態)のまま土壁にクロスを上張りする方法は、和室の趣を残しつつ手軽に室内の印象を変えたい場合に適しています。比較的費用を抑えられる上、工期も短くて済む点が大きなメリットです。

また、和室特有の柱やかもいを残せるため、クロスを張っても和モダンな雰囲気に仕上げられる点も魅力です。アクセントクロスを取り入れれば、和室らしさと現代的なデザインを両立した空間がつくれます。和の風合いを損なわずにイメージを変えたい方にオススメです。

大壁にしてクロス壁にする

土壁をリフォームする際に、真壁から大壁に変更してクロス壁にする方法は、現代的な雰囲気に一新したい場合に適しています。

施工時は、柱やかもいを隠すようにベニヤ板を上張りし、その上からクロスを張るのが一般的です。ただし、柱やかもいの出ている部分にベニヤを取り付けるため、周囲の土壁・砂壁部分との段差を調整する必要があります。壁の高さをそろえるために角材を入れて下地を組み直す工程が加わるため、真壁のままクロスを張る方法より費用が高くなりやすい点は理解しておきましょう。

大壁(柱やかもいが見えない状態)に変更すると凹凸が少ないフラットな壁面が広がり、クロスの色柄がより際立つ仕上がりになります。洋室のような雰囲気をつくりたいケースや、和室の印象を思い切って変えたい場合に向いている方法です。

土壁リフォームにかかる期間と費用相場は?

土壁のリフォームでは、塗る作業のほかに乾燥させる時間も必要なので、期間の目安は8畳の場合で2~4日程度とみておきましょう。塗る作業の目安は半日~1日程度、乾燥させる時間は1~2日程度です。

また、土壁のはがれ具合がひどい場合は補修作業が、汚れが目立つ場合は壁面の清掃が必要になります。工期を短縮したい場合には、壁面の汚れ取りを自分で済ませておくことも一つの方法です。

土壁リフォームの費用は、仕上げ方法によって大きく異なります。6畳の部屋のリフォームにかかる費用相場の目安は、以下の通りです。

  • ・土壁を塗り直す場合:5~20万円程度
  • ・珪藻土を塗る場合:12〜20万円程度
  • ・漆喰を塗る場合:12〜20万円程度
  • ・クロスを張る場合:10〜16万円程度

土壁の傷みが激しい場合や、下地の状況によっては費用が高くなるケースもあります。

自分で簡単に土壁のDIYは可能?コストは抑えられる?

リフォームを自分で行えば、業者に依頼するよりもコストを抑えられます。しかし、土壁リフォームには細かくていねいな作業が必要なため、DIYは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、土壁リフォームのDIYは可能なのかについて説明します。

自分で土壁のDIYをする場合の手順

土壁の塗り替えには高い技術が必要なため、DIYはおすすめできません。
塗料を上塗りするリフォームなら、あらかじめ作業の手順や注意点を理解しておくことで、DIYでの対応も可能です。

おおまかな作業の流れは以下のとおりです。

  • ・土壁の汚れを落とす
  • ・塗料を塗る場所を決めておく
  • ・シーラーを使って下塗りと補修をする
  • ・複数回に分けて塗装する
  • ・塗装が終わったら乾燥させる

それぞれの作業内容について、ポイントと注意点を説明します。

・土壁の汚れを落とす
まず、壁面の汚れを落とします。汚れを放置したまま塗ってしまうと、塗料が付着しにくくなるので注意が必要です。

・塗料を塗る場所を決めておく
塗り替えるのは部屋全体の壁面なのか、または一部の壁面だけなのか、あらかじめ決めておきましょう。

・シーラーを使って下塗りと補修をする
塗料を塗る前に、シーラーを使って下塗りをします。シーラーを塗ると、塗料の付着が良くなるほか、塗料が土壁の中に染みこむことを防げます。

さらに、下地に傷みがある場合に補修する効果もあります。ただし、シーラーで補修できるのは小さめの傷やひびだけなので、目で見て目立つような傷みは土壁を塗って補修しなければなりません。

・複数回に分けて重ね塗りをする
複数回に分けて重ね塗りをするのがおすすめです。層を厚くできるため、塗料がはがれにくくなります。
重ね塗りの際は、前回に塗った塗料が完全に乾いてから塗るようにしましょう。

・塗装が終わったら乾燥させる
上塗りが終わったら、十分に乾燥させます。塗料が乾くと表面に塗膜ができるため、塗料がはがれにくくなります。

自分で土壁のDIYリフォームをする際のデメリット

先述の通り、土壁の修復を自分でやることはおすすめしません。その理由として、自分で土壁のDIYリフォームをするデメリットをご説明します。

土壁は修復箇所や、最適な修復方法の見極めが難しい

部屋全体のリフォームではなく、崩れた箇所や穴など一部を修復する際には、小規模なDIYで済むと思い自分でリフォームを検討する方もいるでしょう。しかし、土壁の一部分の修復はどこからどこまでに手を加えればいいのか見極めが難しいと考えられます。また、どういった方法で修復するのが最適なのかの判断も難しいです。修復用の素材や、やり方はネットでも多々紹介はされておりますが、素人の判断で方法を誤ればさらに状態は悪化し、結局プロにお願いすることもあるかもしれません。

土壁は素材の扱いが難しく、不慣れで時間がかかる

土壁には、防火性や吸放湿性に優れていますが、その効果を出すには素材の選択や配合を正しく決めていく必要があります。また、混ぜ方にもコツがいるようです。お住いの地域の気候や風土、さらには施工する季節や時間などにも影響を受けるため、経験が非常に重要になります。

このような難しい素材ですから、自分で修復するには時間がかかるでしょう。

土壁の上からクロスを張り替える場合、大掛かりな作業になる

土壁からクロスに張り替える場合は、さらに時間がかかることが想定されます。

土壁は、その上から直接クロスを張ることはできません。土壁はざらざらした表面ですので、糊がつきにくいのは想像に難くないと思います。そのため、土壁の上に下地を作る必要があります。土壁の状態が悪くない場合は、石膏ボードなどの下地を作らなくても、シーラーを塗ることでクロスを張ることもできます。しかし、先述のとおり適切な判断は難しいでしょう。下地を作っておけば安心ですが、部屋全体に石膏ボードを貼り、石膏ボードのつなぎ目やビス穴の凸凹を埋めるためにパテを塗る必要があります。作業には数日間かかるでしょう。

DIYよりも業者に依頼するのが得策な理由

DIYリフォームはコストを抑えられる点がメリットといえますが、土壁リフォームを行うならDIYよりも業者に依頼する方が得策です。それには、以下のような理由があります。

  • ・業者に依頼すると、質の高い状態でリフォームが完成する
  • ・土壁の傷みがひどい場合、DIYでは対応しきれないことがある
  • ・DIYで土壁や漆喰などを塗るのは難しい

業者に依頼すると、質の高い状態でリフォームが完成する

業者にリフォームを依頼するメリットは、質の高い状態でリフォームが完成することです。
見た目が美しく仕上がるのはもちろんのこと、塗り替えした素材が長持ちするなど、実用性の面でも優れています。
業者に依頼する場合、DIYリフォームと比べると費用は割高にはなりますが、高い品質を求めるなら、価格の面でも納得といえるのではないでしょうか。

なお、業者に依頼する際には、複数の業者で相見積もりを取って比較・検討するのがおすすめです。ただ、一番安いからと選ぶのではなく、プラン内容や業者の実績など、さまざまな観点から判断するようにしてください。

土壁の傷みがひどい場合、DIYでは対応しきれないことがある

DIYで土壁のリフォームを行う場合にネックとなるのは、土壁の傷みがひどい場合です。

通常、土壁に傷みがある場合は傷んだ部分の補修で対応しますが、傷みの部分が広範囲にわたる場合は、補修作業だけで相当な手間がかかってしまいます。

休日のDIYだけでは土壁の補修すら終わらないこともあるため、業者に依頼した方が確実でしょう。

DIYで土壁や漆喰などを塗るのは難しい

土壁の塗り替えや漆喰を上塗りするリフォームの場合、きれいに仕上げるためには高い技術が必要です。

単に塗るだけならDIYでも可能ですが、塗った後に表面がでこぼこしたり、きれいな仕上がりにならないこともあります。

リスクを踏まえると、やはり業者に依頼するのが安心です。

ホームプロでの土壁リフォーム事例

実際に土壁リフォームを行う前に、土壁リフォームの事例を見て、リフォームのイメージを掴んでみましょう。

ここでは、ホームプロに掲載されている土壁のリフォーム事例を5つご紹介します。
※価格は施工当時のものであり、現在とは異なる場合があります。

京壁の補修

Point
・築年数が20年ほどになり、京壁がはがれたので、京壁の補修を実施
・京壁は伝統的な土壁の一種で、風情が感じられる仕上がりが特長

Before

築年数が20年ほどの物件で、和室の京壁のはがれ具合が目立つようになっていました。

After

はがれた京壁を塗り替えたことにより、壁面がきめ細やかに。室内の雰囲気も明るくなりました。工期は1日、リフォーム費用は4万円でした。

土壁や砂壁の塗り替えは手間がかかるように感じられますが、工事の内容によっては、工期もかからず費用を抑えられるケースもあります。

事例の詳細:京壁の補修

壁紙を張るだけでまるで新築

Point
・土壁にクロスを上張りするリフォームを実施
・土壁に直接クロスを張れないため、ベニヤ板を下地としてその上にクロスを張る

Before

和室は土壁で、壁面にタンスを置いていましたが、タンスの裏側に湿気がたまっていたようで、壁面にカビが生えていました。

After

「クロスに変更したい」という施主の要望を受け、ベニヤ板を下地にクロスを上張り。
リフォーム前の壁は薄い茶色系の色合いでしたが、白系のクロスで室内の雰囲気が明るく変わりました。

コンセントも新設し、工期は1日、リフォーム費用は14万円でした。

事例の詳細:壁紙張り替えだけでまるで新築

漆喰の塗り直しとR壁の床の間リノベ

Point
・漆喰を塗り直すことで、室内が明るい雰囲気に
・床の間の壁をR型にしてモダンを演出

Before

リフォーム前は、壁の色がくすんで全体的に暗いイメージでした。

After

床の間の壁をR型に変更することで、モダンな仕上がりに。
白い漆喰で部屋全体が明るい雰囲気になりました。

工期は5日間。リフォーム費用は、R壁への変更を含み14万円でした。漆喰は塗ってから乾燥までに時間がかかることから、工期はやや長めです。

事例の詳細:漆喰の塗り直しとR壁の床の間リノベ

壁紙でお手入れ楽々 開放感ある明るい和室

Point
・土壁に壁紙を上張り。壁から砂が落ちなくなったため掃除が楽に
・壁紙の下側はお花のデザインで、室内が華やかな雰囲気に

Before

リフォーム前の土壁は経年劣化による汚れが目立ち、壁からはがれ落ちる砂で掃除も大変でした。室内もどことなく暗い雰囲気です。

After

壁紙の下側、緑を基調としたお花のデザインが良いアクセントになっています。室内が華やかに生まれ変わりました。
ふすまと畳も新調したため、部屋全体がリフレッシュされ、より居心地が良く感じられます。

和室のリフォーム費用は、ふすま・畳を合わせ、15万円でした。

事例の詳細:壁紙でお手入れ楽々 開放感ある明るい和室

自分が重視するポイントで土壁リフォームの方法を選ぼう

この記事では、土壁のリフォームについて解説してきました。土壁リフォームには、「傷んだ箇所を補修して塗り直す方法」「漆喰や珪藻土で上塗りする方法」「クロス仕上げに変更する方法」など、目的や好みに応じて複数の手段があります。それぞれの仕上がりやメリット・デメリット、費用や工期の違いを理解しておくことで、自分の暮らしに合った方法が選べます。

より具体的な施工内容や費用感を知りたい場合は、「ホームプロ」を活用するのがオススメです。ホームプロでは、信頼できるリフォーム会社を複数紹介した上で、施工プランや見積もりを比較できるため、安心して会社選びができます。

伝統的な趣を生かすか、手入れしやすくモダンな空間にするか、理想の暮らしを思い描きながら検討することが大切です。相談も無料で受け付けているので、まずは自分に合ったリフォームのイメージを具体化してみませんか。

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