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部屋の断熱は窓から始まる！窓の断熱対策のポイントとは？

最終更新日：2015-10-02

暖房をつけているのに、底冷えする。冬の寒さに悩まされている方は多いでしょう。寒さに対抗するには、開口部からの熱の移動を防ぐことがまず大事なポイントです。他のところに断熱対策をしていても窓などの開口部から熱はどんどん逃げていきます。あたたかい冬を過ごすために、窓の断熱対策のポイントを紹介します。

・窓の断熱対策はどこから始めたら良いのか？
・断熱カーテンで効果を高めるために、素材選びのポイント
・内窓の価格は、シングルガラスかペアガラスかで大きく異なる
・軽くて簡単に加工もできる窓断熱ボードで応急処置

窓の断熱対策はどこから始めたら良いのか？

簡単にボードを立てかけるだけですむ方法から、雨戸や庇を取り付けるといった断熱リフォームまで、手段はさまざまです。ガラスを複層ガラスにしたり、雨戸をつけたりするリフォームの断熱効果は価格も高く、時間もかかるので、今日明日にでも取りかかりたいならば、まずはDIYでできるところから始めることが快適な住居にするポイントです。

断熱性能のあるボードの設置や断熱フィルムを貼ることは、手軽で安価にすむので人気もあります。見た目や視認性が悪いなどの欠点もありますが、応急処置には適しています。

断熱カーテンで効果を高めるために、素材選びのポイント

断熱対策には、窓に手を加えるのではなく簡単なのは、カーテンを替えることです。カーテン選びには、保温性を見極めることが大事なポイントです。保温性が高いのですから、まずは、厚手のものがいいでしょう。厚くなるのは、高い密度で糸が織り込まれているからで、保温効果も高くなります。他にも裏地のついたものや、3層になっているものもあります。複数層になっているのは、生地の間に空気の層を作ることで熱を通さないようにしているのです。値段も高くなりますが、取り付けるだけで断熱になるので、まずやっておきたい対策です。

カーテンを替えたら、開け閉めの工夫も日頃から心がけたいことです。日中に日が入っているあいだは、カーテンを開けて太陽光を取り込み、夜になる前には閉めて、室内の暖かい空気を保ちましょう。

内窓の価格は、シングルガラスかペアガラスかで大きく異なる

窓ガラスをリフォームするときには、選択肢にガラスを替えるか内窓をつけるかで迷うところです。ガラスにも種類があり、乾燥空気をガラスの間に含むペアガラスと、ガラスの間が真空状態である真空ガラスで性能も価格も差があります。また、ガラスの交換であれば取り替えるだけですが、内窓にする場合は、サッシの部分まで工事が必要になるので、施行作業が大掛かりになります。

内窓で高い断熱効果を発揮させるには、価格も高くなりますが、ペアガラスを内窓として取り付けることがベストな選択となります。