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お湯の追い焚き・循環・保温リフォームに関する基礎知識

  • 最終更新日:2015-06-10

お湯の追い焚き・循環・保温リフォームに関する基礎知識

光熱費を節約し、快適に入浴することができるお風呂の追い焚き機能。追い焚き機能がもともと備わっていないお風呂でも、後付けでリフォーム工事をすることが可能です。今回は追い焚き機能を後付けで工事する場合の基本や注意事項などについてご紹介します。

光熱費を節約できる!追い焚きとは?

追い焚きとは、お風呂で浴槽のお湯が冷めてしまった場合に、浴槽に入ったお湯を温め直すことです。追い焚きの機能が付いていないお風呂では、一度浴槽内の冷めたお湯を捨てて蛇口から温かいお湯を追加する必要があり、水を無駄にしてしまいます。追い焚きができるお風呂は冷めたお湯をそのまま温められるので、水を追加する必要もなく水道代など光熱費を節約することができます。

追い焚き機能には大きく分けて「フルオート」と「オート」の2つの種類があり、フルオートは「お湯はり・追い焚き・保温・足し湯」の4つが、スイッチを一度押せば全自動で機能します。オートは「お湯はり・追い焚き・保温」の3つが全自動で機能します。

24時間風呂と追い焚き機能の違い

24時間風呂は浴槽のお湯を浄化し循環させ、その名の通り24時間いつでも快適な入浴が可能なお風呂のこと。お湯の浄化・循環・保温の3つが機能し、浴槽のお湯を常に清潔に保ちます。浴槽のお湯は循環し、複数のセラミックス系のろ材や繊維状のもの、天然の石など複数のフィルターを通して浄化されます。メーカーによっては水処理システムなどと同様の微生物浄化と同じシステムで、お湯を浄化しているものもあります。24時間風呂の場合、お湯が常に浄化されているので、浴槽が汚れにくいというメリットもあります。

追い焚き風呂はお湯を温める機能が基本で、浄化機能はありません。

お風呂に追い焚き機能を追加する方法と費用は?

自宅のお風呂に追い焚き機能を追加する場合、主に3つの方法があります。現在の自宅浴室の状態により可能な方法が異なるので、リフォーム会社に浴室を確認してもらうことが必要です。

3つの方法と費用について見ていきましょう。

配管工事を行って追い焚き機能を追加する方法

現在の浴槽に追い焚き機能を追加するためには、通常の浴槽に穴を追加して浴槽のお湯を給湯器に送れるようにし、給湯器と浴槽をつなぐ配管工事をすることで追い焚き機能を追加することができます。工期は約1〜3日で終了し、費用相場は約30〜60万円程度となります。

浴槽だけでなく壁に穴を開ける必要があることもあり、また給湯器までの距離が浴室から遠い場合は費用がかさんでしまうこともあります。マンションの場合は壁に開けるような大掛かりな工事を認めていないこともあるので、一度確認するようにしましょう。

給湯器の交換のみの方法

現状、追い焚き機能が備わっていなくても、浴槽や浴室がすでに追い焚き機能付きの給湯器使用に対応している場合があります。その場合は穴を開ける必要なく、追い焚き機能を使えるタイプの給湯器に交換する工事を行います。

給湯器本体の取り外しや取り付け、配管などで約20万〜40万円です。1日程度で作業は完了します。

ユニットバスやバスタブを交換して追い焚き機能を追加する方法

ユニットバスや浴槽をまるまる交換することで、追い焚き機能を追加する方法もあります。
追い焚き機能を追加したいと思っても浴槽の素材によっては穴を開けられないこともあり、例えばコンクリートや人工大理石では穴を開けられません。また檜や古すぎるバスタブも穴を開ける工事で浴槽が崩れてしまう可能性があり、穴開けが困難です。

ユニットバス自体の交換費用は約80〜100万程度が相場となり、工期も1週間前後と時間がかかります。バスタブを交換する場合は追い焚き機能対応の給湯器も同時に必要で、費用相場は約30〜60万程度。これらの方法は、ユニットバスやバスタブのグレードによって大きく幅があります。

中古マンションのお風呂でも追い焚き機能は追加できる?

マンションの浴槽に追い焚き機能を追加する工事をする場合、マンションの規約上、工事ができない場合があります。

中古マンションなど築年数が20年以上経過しているマンションのお風呂のほとんどに、追い焚き機能は付いていません。追い焚き機能を追加するとなると配管や給湯器の工事が必要ですが、古いマンションの場合は配管自体が追い焚きに対応する形になっていないことも多く、そうなると大規模な工事になる可能性もあります。占有面積内の給湯器や浴室内などの交換であればリフォーム可能ですが、廊下など共有部分にあることが多い配管を工事するのは壁などに穴を開ける必要もあり、マンションの規約上、難しいこともあるでしょう。

大まかな工事内容と工期

実際に追い焚き機能を追加する場合の工事内容と工期について見ていきましょう。

どのような工事をするの?追い焚き機能追加の工事内容

追い焚き機能には2本の配管が必要で、後付けで追い焚き機能を追加する場合、主に「浴槽に穴をひとつ追加で開けて配管工事を行う」「給湯器自体を交換する」というふたつの工事が必要となります。それ以外にも壁や床に穴を開けたりする必要もあり、壁クロスの張り替えなど内装的な工事も必要となります。

各工程における工事の具体的な作業は、どのような内容なのでしょうか。

給湯器本体の選び方は?

まず給湯器本体が追い焚き機能に対応しているかどうかを調べます。対応していなければどの給湯器にするかを確認しますが、給湯器のおすすめは壁にかけられるなど、どこでも設置できる「設置フリー」のタイプ。設置フリータイプであれば無用に壁に穴を開けることもなく、配管しやすい場所に設置することができます。

追い焚き用配管の経路確認

追い焚き用に施す配管経路を確認、確保します。この作業が追い焚き機能を後付けするにあたって一番難しい部分で、できるだけ最小限に壁や床を剥がして配管を確認します。
この作業は技術や知識が必要となり、現地調査だけでは見極められないこともあります。特に配管が特殊なマンションなどの場合、詳しいリフォーム会社に依頼しないとむやみに大工事となってしまい、費用が高くつく、あるいは工事自体が不能という事態になってしまいます。

通常、給湯器とお風呂の間には脱衣場があるため、配管工事のために脱衣場の壁や床は一度剥がすことが前提となります。そのため脱衣場の壁や床の張り替え作業も、配管工事と同時に発生します。

給湯器交換工事

古い給湯器を撤去し、新しい追い焚き機能付き給湯器に交換します。
給湯器を配管の前に交換しておけば、工事中でもキッチンでのお湯使用に支障はありません。

追い焚き用の配管工事

先に確保した配管経路に、配管を通していきます。給湯器からお風呂場の浴槽まで、床下・壁の中に配管を通しつなげていきます。途中でつなぎ目などがあると経年劣化などで水漏れなどを起こす可能性があるので、つなぎ目は作らず一本の配管で行います。

脱衣所クロス張り替え

配管工事をするために剥がした壁や床のクロスなどを張り替えていきます。洗面台ごと移動させることも多いので、移動した洗面台を戻す際に水漏れがないかなどをしっかりチェックします。ここまで終了すれば、追い焚き機能の後付け工事はほぼ完了。作業したその日から、お風呂の追い焚き機能を使うことができます。

廃材処分費など

古い給湯器や配管など、追い焚き機能追加工事で出た廃材などを処分しますが、そのために廃材処分費用が発生します。配管がしにくいなど、廃材が多くなると処分費用も高くなります。

工期はどれくらいかかる?

工期は配管の難易度に左右されます。配管がしやすい場合や給湯器の変更のみの場合は1日、配管が難しい場合は3~4日かかる場合もあります。特にマンションの場合、管理組合への規約確認や許可などもあるために、確認から工事完了まで工期が長めになる可能性があると考えておきましょう。

まとめ

冷めたお湯を捨てることなく、光熱費を節約しながらお風呂に入ることができる追い焚き機能は大変便利です。今回紹介した内容は一般的なもので、実際の費用や工期は現地調査をしてみないと分かりません。追い焚き機能の追加工事が最小限の費用と工期で済むかそうでないかは、施工するリフォーム会社によって変わってきます。必ず複数社に現地調査・見積もり依頼を行い、信頼できる会社を選ぶようにしましょう。

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