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リフォーム成功ノウハウ消費税増税で損しないリフォーム業者探しのタイミングリフォーム業者探しはここまでに始めたい!

消費税増税で損しないリフォーム業者探しのタイミング

リフォーム業者探しはここまでに始めたい!

※この記事の内容は平成25年5月時点の情報を基にしています。

検討期間や工期から逆算して、業者探しを始めるのが失敗しないコツです。

※こちらのページも併せてご確認ください。
> 消費税アップの経過措置も含めたリフォームのベストタイミングは?

消費税アップは、支払い額だけでなく、工事の仕上がりや期間にも影響することが分かりました。
それなら、駆け込み需要による相談や工事が集中する時期を避けて依頼したいですね。

増税の影響を受けないようにするには、以下のことを頭に入れてスケジュールを考えるとよいでしょう。

「工期」と「見積りやプランの検討期間」については、目安となるホームプロのデータがあるのでご紹介します。図1をご覧ください。

図1 ホームプロ会員の平均検討期間と工期の目安

図1の「平均検討期間」とは、ホームプロ会員が業者紹介を申し込んでから、契約するまでの期間を平均した数値で、「見積もりやプランの検討期間」を考える目安になります。

図1の「工期の目安」とは、その名の通り工事が着工してから完了するまでの期間です。追加工事等により、これより工期が延びる場合もあります。

ケーススタディ

■2013年9月末までに契約をするケース

まず、「引き渡し」が2014年4月以降になっても消費税が5%で済む、2013年9月末までに「契約」するケースを考えてみましょう。特に「契約」から「引き渡し」まで期間がかかるような大規模のリフォームは、9月末までに契約すれば安心です。

そのためには、図1の「平均検討期間」を参考にして、いつからリフォーム業者探しを始めればよいかを考えます。「平均検討期間」は、ホームプロで業者紹介の申込みをしてから契約するまでの平均的な期間を表しますので、9月末から平均検討期間分の日数を引けば、おおよそのタイミングが分かりますね。

図1によると、大規模リフォームの場合、遅くても7月中には業者探しを始めた方がよいことになります。さらに、じっくりとプランを見比べる時間を確保したいという方は、より余裕を持ったスケジューリングを検討してみてください。

7月中は、特に大規模のリフォームを予定しているかたが、9月末までに契約を急ぐことで、リフォーム業者に相談が集中する可能性があります。リフォーム業者への相談が集中すると、現地調査までに時間がかかったり、その後見積もりが出てくるまでの時間が長くなるリスクが高まります。

そういったリスクを避けるために、おおよそですが、4週間程度の予備期間を見ておくことをおすすめします。具体的には、マンション全面リフォームなら6月初旬。戸建てリフォームなら、検討期間がもう少しかかることを考慮して、5月初旬には、リフォーム業者を探し始めるようにしましょう。スケジュールの考え方は、図2の通りとなります。

図2 増税で損しないスケジュールの考え方
■2013年10月以降に契約をするケース

次は、2013年10月以降に「契約」するケースについてです。このケースは、「引き渡し」が2014年4月以降になってしまうと、消費税が8%にアップしてしまうので、工期と予備期間をしっかり見積もって計画を立てることがポイントです。

直近の増税日である、2014年3月末までに引き渡しをするケースを例にとって考えてみましょう。工事着工のタイミングとリフォーム業者探しのタイミング、それぞれについてご説明します。

・工事着工のタイミング

はじめに、図1の「工期の目安」を参考にして、工事が集中する時期を考えてみます。
2014年3月末から逆算すると、工期が1カ月以内の小規模な工事は2014年3月中に、工期が1カ月以上かかる大規模な工事は2014年1月から2014年2月上旬に、着工が集中すると予想されます。

この時期より前に着工できるように段取りするのが、ひとつの目安。依頼するリフォーム業者によって工事の混み具合は異なりますが、規模に関わらず2013年中に着工できるようにすれば、増税の影響は受けにくいでしょう。

・リフォーム業者探しのタイミング

次に、図1の「平均検討期間」を参考にして、リフォーム業者探しを始めるタイミングを決めます。
着工希望日から「平均検討期間」分の日数を引いて算出すると、小規模工事の場合で2013年10月中旬までに、大規模な工事の場合は2013年9月中には業者探しを開始すればいいということが分かります。

さらに、相談が集中する可能性を避け、プランを十分検討する時間を確保できるようにするために、それぞれ4週間程度の余裕を持たせられると安心です。スケジュールの考え方は図3の通りです。

図3 増税で損しないスケジュールの考え方

この章のまとめとして、ホームプロがおすすめする、増税の影響を受けにくい業者探しのタイミングを一覧にしてみました。

図4 増税で損しないリフォーム業者探しのタイミング

図4は消費税が5%→8%になる場合のタイミングですが、8%→10%になる場合でも、同様の考え方ができる可能性があります。

例えば、2015年3月末までに契約をするケースでは、大規模リフォームの戸建全面は2014年11月初旬、マンション全面は2014年12月初旬。
2015年4月以降に契約をするケースでは、小規模リフォームは2015年3月中旬。大規模リフォームの戸建全面は2015年1月初旬、マンション全面は2015年2月初旬が、増税で損しないリフォーム業者探しのタイミングとなります。

繰り返しますが、増税前にはリフォーム業者に相談が集中します。
じっくりと質の良いプランを複数見比べるために、とにかく早めに動きましょう。それが、最終的にリフォームの仕上がりの品質を高めることにつながります。

また、どんなことにも言えますが、早め早めに行動をすると、いろんなリスクを避けるための時間と心の余裕が生まれます。

リフォームは、工事が終わった後もずっと付き合っていくものです。
それだけに、リフォームプランはじっくりと時間をかけて検討したいですよね。
少しでもリフォームを考えているのなら、早めの行動が失敗しないコツです。

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※この記事の内容は平成25年5月時点の情報を基にしています。

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ライタープロフィール:曽川雅史

西東京エリアにて、住宅購入相談を専門とし、"住宅ローンと建築に強いFP"として活動中。工務店と提携し、住宅とお金のセミナーも多数開催。AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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