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換気扇はいつ交換すればいいの?交換時期や換気扇の種類など解説

  • 最終更新日:2021-12-23

換気扇はいつ交換すればいいの?交換時期や換気扇の種類など解説

換気扇の調子が悪いとき、「メンテナンスをすれば回復するのか、それとも交換が必要なのか」判断できず、対応に悩んでしまうことは珍しくありません。また、換気扇の耐用年数を知らないという方も多いでしょう。

そこで今回は、換気扇の交換時期や、換気扇の種類について解説しながら、実際に交換工事をした事例をご紹介していきます。

1.換気扇の交換タイミングはいつ?

換気扇の耐用年数は一般的に15年ですが、目安は10年程度と言われています。耐用年数未満でも、交換が必要な症状が出ている場合は、すぐに対応を検討したほうがいいでしょう。

1-1.換気扇の耐用年数

家電メーカーでは、換気扇は15年、レンジ用フードファンは10年を設計上の標準使用期間としています。設計上の標準使用期間とは、家庭の環境で普通の使い方をした場合に、安全上支障なく使用できる目安の期間のことです。

家電製品の標準使用期間は、2009年に定められた「長期使用製品安全表示制度」で、表示が義務づけられています。これは家電製品を長期にわたって使用した場合に、経年劣化によって発生する事故を防ぐためのもので、故障なく使える保証ではないんです。

吸引が弱くなったり、異音がしたりといった不具合が生じた場合は、標準使用期間の範囲内でも交換の検討が必要です。

1-2.換気扇の交換が必要なサインは?

以下のような症状が出ている場合は、換気扇の交換を検討しましょう。

  • ・スイッチを入れても、ファンが回らない
    電源まわりの故障の可能性があります。

  • ・ファンは回転するが、焦げ臭かったり、遅かったり、速度が不規則
    モーターが故障している可能性があります。

  • ・運転時に異常な音や振動が発生する
    内部構造に故障がある可能性があります。

  • ・電源コードの被膜が破損している、コードに触ると回転が止まる
    電源コードが断線している可能性があります。

2.換気扇の種類

換気扇は、設置場所や機能によって適した形状や機構が異なるため、複数の種類があります。キッチン、浴室、トイレの各設置場所について、種類を解説していきます。ご自宅に設置されているファンの種類がどれなのか、参考にしてくださいね。

2-1.ファンの種類

換気扇に使用されるファンは大きく分けて3種類あります。

・プロペラファン

直接排気式と呼ばれる、外壁に設置するファンです。羽の回転で蒸気やニオイを吸気し、直接屋外に排出します。壁に穴を開けて直接取り付けを行うので、排気ダクトの設置は必要ありません。

・シロッコファン

ダクト排気式と呼ばれる、換気用のダクトを使用したタイプのファンです。ダクトを通して排気するため、設置位置が比較的自由になり、外からの風が入りません。

・ターボファン

プロペラファンとシロッコファンの両方の特徴を持ったダクト排気式のファンです。シロッコファンよりも大きなファンを持つためプロペラファンと同程度に排気量が大きく、手入れがしやすい代わりに、価格が高くなります。

2-2.レンジフードの種類

レンジにはファンだけでなく、レンジフードの種類があります。種類によって機能や性能、必要になるスペース、お手入れの方法が異なります。

  • ・ブーツ型
    もっとも一般的なレンジフードで、手前側に広がる形をしており、吸気性に優れています。やや大きく、フィルターの掃除に手間が掛かります。
  • ・スリム型
    シロッコファンで使われることが多い、薄くスタイリッシュなフードです。一般的なブーツ型と比較すると、掃除がしやすいのが特徴です。
  • ・ファルコン型
    特徴的な見た目で奥が垂れ下がるような形をしており、比較的低い位置にも設置できます。スリム型と似ていますが、設置できる高さに制限がある場合に適しています。
  • ・フラット型
    天井が低い場所にも設置でき、比較的安価なレンジフードです。構造的に他のフードが設置できない場所にも設置が可能な場合があります。

3.換気扇の選び方

換気扇を交換する際には、基本的には現在のファンと同じタイプを選ぶのがおすすめです。また、設置場所にあわせたサイズで新しく選ぶのもよいでしょう。

3-1.現状使用しているものと同じタイプのものを選ぶ

キッチンに限らず、浴室やトイレにも、プロペラファンタイプやシロッコファンタイプがあります。そのため、どちらが設置されているのか、交換前に調べておくとスムーズですよ。

交換する換気扇は、現状使用しているものと同じタイプを選べば、施工費用は比較的安く済みます。もし、違うタイプのファンを取り付ける場合、ファンにあわせてダクトを設置したり、壁の穴を作り直したりと、交換以外の工事費用が掛かってしまいます。

3-2.サイズで選ぶ

キッチンの換気扇とレンジフードの場合、製品の横幅で3つのサイズから選択することになります。

国内の標準的な規格は幅60cm・75cm・90cmの3種類で、設置できる大きさはキッチンの幅で決まるため、コンロ部分の大きさにあわせたサイズを選ぶとよいでしょう。

サイズ選びの注意点については後ほど詳しく解説します。

3-3.機能で選ぶ

  • ・キッチンの換気扇
    フィルターのメンテナンスが不要なフィルターレスタイプや、セルフクリーニング機能、コンロとの連動機能など、さまざまな機能が搭載された換気扇があります。
  • ・浴室の換気扇
    浴室乾燥・暖房機能がついているものがあります。「冬場、寒いお風呂は困る」という方や、「洗濯物をお風呂場で乾かしたい」という方におすすめです。
  • ・トイレの換気扇
    人感センサーやタイマー機能、トイレの使用後に自動で「強」運転するもの、消臭機能があるものなど、多様な機能を搭載した製品があります。

4.換気扇の交換は自分でDIYできる?

換気扇の交換は、基本的に自分ではできません。可能なタイプの換気扇は、配線が不要なコンセントタイプに限られます。

電気配線の工事が必要な換気扇の場合、電気工事士の資格が必要になるため、無資格な個人が工事を行うことは法律で禁止されています。また、無理にDIYで交換を行うと、工事中に感電したり、使用中に漏電を起こしたりして、重大な事故につながる恐れがありますので、けっして自分で交換をしないでくださいね。

配線工事をともなう換気扇交換は、資格と経験のあるリフォーム会社に依頼するのがおすすめですよ。

5.キッチンの換気扇交換前に知っておきたい注意点

キッチンの換気扇を交換する際に、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。せっかく気に入った換気扇やレンジフードを見つけても、設置できないことがあるので、事前に確認しておきましょう。

5-1.キッチンの形状に注意

キッチンの形状によって、おすすめの換気扇やレンジフードのタイプが変わります。レンジフードはコンロなどの加熱器具から800mm以上離すことが消防法により定められているため、天井が低いキッチンは、ほとんどのケースでフラット型しか設置できません。

コンロが壁際から離れているアイランドキッチンの場合、換気扇は基本的にシロッコファンかターボファンになります。

天井を高く見せる効果を期待してスリム型のレンジフードを設置するケースが多くありますが、コンロとの距離に注意しないと十分な吸気が確保できないことがあるので注意しましょう。

5-2.換気扇の位置とサイズに注意

キッチンの幅に対して必要な換気扇のサイズは、法律や条令で「レンジフード本体の幅及び奥行きは、調理機器の幅及び奥行きの寸法以上とすること。」と定められています。

そのため、必ずコンロの横幅よりも大きい換気扇を設置する必要があります。

6.換気扇交換リフォームの費用相場

では、実際に換気扇を交換すると、費用はどれくらいかかるのでしょうか。場所別に、具体的な費用相場を見てみましょう。

6-1.キッチン換気扇

キッチンの換気扇は、設置しているファンやレンジフードの機能によって費用相場が大きく変わります。

  • ・プロペラファンの場合:1万8,000~5万円前後
  • ・シロッコファンの場合:2万3,000~21万円前後

シロッコファンの場合、排気以外にもさまざまな機能を持ったレンジフードがあり、選ぶ製品によって価格に大きな差が生じるため、見積もりを取り、予算とあわせて検討した方がよいでしょう。

6-2.浴室換気扇

浴室の換気扇は、換気のみのものであれば安価で交換できますが、乾燥機能や暖房機能がある換気扇と交換する場合、費用が上がります。

  • ・換気のみの機種:1万3,000~3万円前後
  • ・乾燥・暖房機能付きの機種:3万5,000~18万円前後

湯張り機能と連動しているものや、乾燥タイマー機能がついているものなど、機能は多種多様です。

6-3.トイレ換気扇

トイレの換気扇は、単純な排気であれば、高くても3万5,000円前後で交換できます。しかし、消臭機能や人感センサー、照明との連動など、高機能な換気扇を選ぶと、10万円以上かかるケースもあります。

  • ・換気のみの機種:1万3,000~3万5,000円前後
  • ・多機能機種:2万3,000~11万5,000円前後

予算を抑えたい場合、消臭などは照明側に機能を搭載するという手段もあります。

7.換気扇交換リフォームの施工事例

それでは、実際に換気扇をリフォームした施工事例を見てみましょう。今回はキッチンの換気扇を交換した事例を中心にしているので、キッチンのリフォームをする時の参考にしてください。

7-1.【11万円】フラット型のレンジフードになってお手入れ楽々!

ブーツ型のレンジフードとプロペラファンの組み合わせから、シロッコファンに交換しました。フラット型にしたことで、お掃除も楽々ですね。

Before:スタンダードなブーツ型のレンジフードの奥には、プロペラファンが設置されていました。

After:すっきりとスタイリッシュなフラット型のレンジフードになり、油汚れをお掃除するのも簡単ですね。

事例の詳細:レンジフード交換:パナソニック

7-2.【19万円】ブーツ型換気扇から楽々お掃除できる換気扇へ

昔ながらの、古いタイプのブーツ型換気扇から、すっきりしたスリム型に交換したことで、見た目もスタイリッシュになりました。

Before:古いブーツ型のレンジフードは、フィルタータイプでお手入れが大変。色が黒く、圧迫感がありますね。

After:シルバーのスリム型レンジフードに交換したことで、キッチン全体が明るくなりました。ノンフィルターなのでお手入れも簡単です。

事例の詳細:お掃除楽々!スリム型レンジフードへ

7-3.【20万円】プロペラ式からシロッコファンへ!フラット型のレンジフードになりました

頻繁にお掃除しないと汚れやすいプロペラファンを、お手入れしやすいシロッコファンの換気扇に交換。自動洗浄機能を搭載したタイプで使い勝手がアップしました。

Before:丁寧にお手入れして使われていたプロペラファンの換気扇ですが、お掃除が大変でした。

After:換気扇のみを交換してシロッコファンに。フラット型のレンジフードは吊り戸棚と高さを合わせ、見た目もすっきりしました。

事例の詳細:お掃除しやすい換気扇に交換工事しました

7-4.【23万円】お掃除しやすい薄型レンジフードへリフォーム

フィルター式のブーツ型レンジフードから、すっきりした薄型のレンジフードに交換しました。見た目だけでなくお手入れも簡単です。

Before:フィルター式の古いレンジフードは、お手入れをしていても油汚れがこびりつき、汚れが目立っていました。

After:ノンフィルタータイプのレンジフードに交換したことでお掃除も簡単。レンジフードと換気扇を替えたことで、長く快適に使用できますね。

事例の詳細:デザインと機能性に優れたレンジフードへ

8.換気扇の交換は10年が目安!故障する前に交換しよう!

換気扇は10年を目安に交換するのがおすすめです。つぎつぎと便利な機能が搭載されたタイプが発売されているので、調子が悪いなと感じたら、故障する前に交換を検討してみてはいかがでしょうか。

換気扇の交換は電気配線の工事をともなうことが多いため、資格を持った信頼できるリフォーム会社に任せるのがおすすめです。複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。

複数のリフォーム会社から探すなら、ぜひホームプロに相談してください。ホームプロは、累計80万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、お気軽にお問い合わせください。

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