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L型キッチンのメリット・デメリットは?リフォーム時の注意点(レイアウトやサイズなど)や費用・事例もあわせて紹介

  • 最終更新日:2024-04-26

L型キッチンのメリット・デメリットは?リフォーム時の注意点(レイアウトやサイズなど)や費用・事例もあわせて紹介

L型キッチンとは、キャビネットをL字型に配置したキッチンレイアウトのこと。家事動線が確保しやすく、収納場所も多くとれるため、I型キッチンと並んで定番のキッチンです。しかし、その一方で、L字のコーナー部分の使いみちに悩むという声も聞かれます。

この記事では、L型キッチンのメリット・デメリットや、使いやすいキッチンにリフォームするためのポイント、コーナー部分の活かし方などについて解説します。記事の後半では、L型キッチンへのリフォーム事例を費用別に掲載。狭いスペースを有効活用した事例や、広々明るいキッチンに生まれ変わった事例を、費用とあわせてご紹介しています。

目次

1. L型キッチンとは?メリット・デメリットを解説

L型キッチンを検討する際にはまず、メリット・デメリットを把握しておきたいところ。それぞれ詳しく解説していきます。

1-1.L型キッチンとは

L型キッチンは、アルファベットのL字型に配置されたキッチンのことで、多くはコンロとシンクが直角に向かい合うレイアウトとなっています。壁付け・対面のどちらも可能なので、リフォームで検討しやすいキッチンといえます。

1-2.L型キッチンのメリット

L型キッチンは、家事動線が良く、収納・作業スペースが確保しやすいのが魅力。ほかにどんなメリットがあるのか、順にみていきましょう。

家事動線がコンパクトで動きやすい

I型キッチンではコンロとシンクが一直線に並ぶのに対して、L型キッチンはコンロとシンクがL字の両側に配置されるため、コンパクトで効率の良い家事動線が作れます。シンク・作業スペース・コンロの位置関係にゆとりがあるので、1人でも複数人でも作業しやすいでしょう。

壁付けと対面式のどちらでも設置できる

L型キッチンの主なレイアウトは、「2面とも壁付け」か、「シンク側は対面式でコンロ側は壁付け」の2タイプに大別できます。「2面とも壁付け」にしたレイアウトは、個室タイプの独立型キッチンにも適しており、壁に向かって作業に集中したい方にもおすすめできます。

一方で「シンク側は対面式でコンロ側は壁付け」のレイアウトは、オープンキッチンの中でも人気のスタイルです。調理をしながらリビングにいる方と会話したり、リビングのテレビを見たりできる良さがあります。また、コンロを壁付けにしているので、油はねやにおいが広がる心配が少ないのもメリットです。

収納スペースを確保しやすい

L型キッチンはキャビネットが2辺分あるので、I型キッチンと比べて収納量がアップします。さらに、L字の2面とも壁付けにした場合、2つの壁面を利用して吊戸棚なども設置できるので、調理器具や道具の収納場所を多く取りたい方におすすめです。

1-3.L型キッチンのデメリット

角(コーナー)がデッドスペースになりやすい

L型キッチンの角(コーナー部分)は奥まっており、デッドスペースになりやすい場所です。コーナー部分のキャビネットは、扉の幅のわりには中のスペースが大きく、十分に活用するには工夫が必要となるでしょう。持て余しがちなコーナー部分の活用アイデアについては後の章でご紹介しますので、参考にしてくださいね。

設置には広いスペースが必要

L型キッチンは奥行きが必要なため、設置するには広いスペースが必要です。リビング・ダイニングが別々にあるような間取りの場合、圧迫感が出やすくなります。キッチン・ダイニング・リビングを1つのLDKにリフォームすると、空間に余裕ができて広々した間取りになるでしょう。

狭いスペースだけどL型キッチンが気になるという方にむけて、コンパクトサイズのL型をラインアップしているメーカーもあります。

2.リフォーム前におさえよう! L型キッチンの理想的なレイアウト・間取り・サイズとは

L型キッチンをより使いやすくするためにはレイアウトの工夫も欠かせません。ここでは理想的なレイアウトについて解説します。

2-1.コンロ、シンク、冷蔵庫 3点のレイアウト位置が使いやすさに直結

キッチンの使い勝手を考える上で基本となるのが、コンロ・シンク・冷蔵庫の3点を結ぶ動線「ワークトライアングル」です。各辺の長さは下図のようになるのが望ましく、また、正三角形に近いほど作業性が高まるとされています。

各辺の長さが適切で、かつ、コンパクトにまとまるのが使いやすい配置といえますが、短すぎると収納場所が少なくなり、調理や配膳のスペースも不足しがちです。反対に長すぎると収納などのスペースが増える代わりに無駄な動きが多くなり、作業効率が下がります。

シンク⇔冷蔵庫 120~210cm
冷蔵庫⇔コンロ 120~270cm
コンロ⇔シンク 120~180cm
3辺の合計 360cm以上600cm以下

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2-2.リフォーム時には冷蔵庫を使うシーンもイメージして

リフォーム計画時にうっかり忘れがちなのが、冷蔵庫の位置や、冷蔵庫の扉が開く向きです。冷蔵庫はワークトライアングルの1点を担いますから、その位置はキッチンの使い勝手に直結します。たとえば、キッチンの入り口近くに冷蔵庫があると、買った食材をすぐに入れられたり、家族が飲み物を取りに来てもぶつからなかったりと、調理以外の動線も良くなります。希望する位置に冷蔵庫を置けるよう、忘れずに検討しましょう。

冷蔵庫のほかにも、炊飯器にホームベーカリー、オーブンにトースター、電気調理鍋、電気ケトルなど、場所をとるキッチン家電は意外と多いもの。ワークトライアングルの考え方を踏まえながら、シミュレーションしてみましょう。家電を置く位置をリフォーム計画に入れておけば、施工時に使いやすい位置にコンセントを追加することもできます。

2-3.L型キッチンのサイズの選び方

使いやすいキッチンにするために、「奥行き」「間口(横幅)」「高さ」についておさえておきましょう。ここでは、標準的なシステムキッチンの規格サイズをもとに解説していきます。

システムキッチンの奥行きは65cmを中心に、プラスマイナス5cm程度の幅があります。対面キッチンの場合は奥行きに余裕をもたせることで、配膳しやすいカウンターにしたり、目隠しや水はねを防ぐ枠を設置したりできます。特にL型キッチンの場合には奥行きが長くなるため、設置スペースに制限がある場合には注意が必要です。

間口とは横幅のことで、L型キッチンの場合は間口が2辺あります。L字の長い辺が195~255cm、短い辺が165cmか180cmです。メーカーによっては、これより大きいサイズや小さいサイズもあります。

高さは、キッチンを主に使う方に合わせると良いでしょう。理想的なキッチンの高さ(これを「ワークトップの高さ」とも呼びます)は、次の式で求められます。一般的な規格では高さは80cm~90cmです。

ワークトップの高さ=身長÷2+5cm

3.L型キッチン「コーナー部分」の活用アイデア

豊富なスペースが魅力のL型キッチンですが、L字の角部分の使いどころに悩む方も多いようです。ここではL型キッチンのコーナー部分を有効に活用するアイデアをご紹介します。キッチンのリフォームを考えている方はもちろん、既存のL字型キッチンのコーナー使いに困っている方も参考にしてみてくださいね。

3-1.かさばる調理家電の設置スペースに

コーナー部分は奥行きがあり奥まで手が届きにくいため、見た目よりも活用しにくい場所。そんな奥行きの深さを活用して、かさばる調理家電の定位置にしてしまいましょう。電子レンジや食洗機、ホームベーカリーなど大型の調理家電を置いても良いですし、電気ポットやコーヒーメーカーの脇に、コーヒー豆やティーバッグなどのストックスペースを設ければドリンクコーナーにもなります。

3-2.ディスプレイ・ストックコーナーとして見せる収納に

スパイスラックに調味料を並べたり、シンプルな容器で統一して保存食材をストックしたり、コーナーの奥を見せる収納として使うのはいかがでしょうか。その場合、コーナーの手前部分はレシピ本を広げる場所や、カットした食材の一時置きとしても活用できます。

また、「キッチン菜園」エリアにするのもおすすめです。ベビーリーフやハーブを育てたり、買ってきた豆苗やネギの根を水に浸して再収穫を楽しむリボべジ(再生野菜)にチャレンジしたり、趣味と実益を兼ねたグリーンが映えるディスプレイになりますよ。屋内での植物の成長を促す小ぶりな「植物育成ライト」を置くと、さらに雰囲気のあるエリアを演出できます。

3-3.コーナー部分にシンクやコンロを設置

リフォームを検討しているなら、思いきってコーナー部分にシンクやコンロを設置するのも一案です。シンクにする場合には、使いにくいコーナー下部に排水管が通ることになり、デッドスペースをさらに減らせます。ただし、システムキッチンではなくオーダーとなるため、事前の念入りな情報収集や、信頼できるリフォーム会社としっかりと相談しながら進めることが成功のカギとなります。

4. L型キッチンのリフォーム費用相場

L型キッチンにリフォームする際の費用は、100〜200万円が目安となり、そのなかでも100〜150万円が中心価格帯です(※)。

次項からは、L型キッチンへのリフォーム事例をBefore・After画像とともにご紹介します。費用や工期も記載していますので、リフォーム前のイメージ作りに役立ててくださいね。

※ホームプロの壁付:L型キッチンリフォーム事例データを元に集計

5. L型キッチンのリフォーム事例

ここからはL型キッチンへのリフォーム事例をご紹介します。

5-1.【55万円】つなぎ目が少なく、掃除しやすいL型キッチン

L型キッチンセットから、L型システムキッチンへリフォーム。つなぎ目が少ないので、お手入れしやすいキッチンになりました。

【建物のタイプ】 マンション
【築年数】 不明
【工期(全体)】 2ヶ月
【リフォーム箇所】 キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング、ダイニング、玄関
【家族構成】 夫婦・犬

Before:コンロ・調理台・流しなどのパーツをつなぎ合わせたキッチンセットは、つなぎ目が多く掃除しにくいのが難点。

After:つなぎ目のないワークトップ、フラットなレンジフード。壁面タイルもキッチンパネルで仕上げて、キレイを維持しやすいキッチンになりました。

事例の詳細:L型システムキッチン

5-2.【63万円】壁付けI型からLDスペースが広く使える対面L型キッチンへ

壁付けI型キッチンから対面式L型キッチンに変更。リビング・ダイニングスペースが広く使え、調理中もコミュニケーションがとりやすくなりました。

【建物のタイプ】 戸建住宅
【築年数】 16〜20年
【工期(全体)】 1ヶ月
【リフォーム箇所】 キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング
【家族構成】 夫婦、子ども1人

Before:壁付けのキッチンで、収納スペースも少なめ。

After:扉の中にキッチン家電や日用品をまとめて収納。ステンレスのスッキリとしたデザインが、リビング・ダイニングの雰囲気によく馴染んでいます。

事例の詳細:リビング全体を見渡すことができるステンレス製L型キッチン

5-3.【90万円】機能性を重視したおしゃれなL型キッチンにリフォーム

吊り戸棚はつけたままなど、既存の形を活かしてリフォーム。予算を抑えて機能的なキッチンになりました。

【建物のタイプ】 マンション
【築年数】 21〜25年
【工期(全体)】 1ヶ月
【リフォーム箇所】 キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面
【家族構成】 夫婦、子ども2人

Before:長い間使い込まれたキッチン。

After:石調のアクセントクロスやウッドの面材を使用し、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に。

事例の詳細:機能性重視!対面式L型キッチン交換

5-4.【120万円】元・書斎がL型キッチンに大変身。対面の要素をプラスして

2階にキッチンを新設。ペンダントライトの下には手持ちのキッチンカウンターを配置し、壁付けながらも対面の要素を取り入れました。

【建物のタイプ】 戸建住宅
【築年数】30年以上
【工期(全体)】3ヶ月以上
【リフォーム箇所】 キッチン、トイレ、リビング、和室、廊下、バルコニー・ベランダ、階段
【家族構成】夫婦

Before:以前は書斎でした。

After:キッチンパネルはマグネットタイプを使用し、マグネット収納ができるようになっています。

事例の詳細:お部屋を有効活用!L型キッチン

5-5.【155万円】残せるものは残し、予算内で理想のL型キッチンにリフォーム

L型キッチンのシンクを入れ替えて、換気扇とガスレンジ、吊戸棚は既存のものを残しています。予算内でナチュラルな理想のキッチンが完成しました。

【建物のタイプ】 マンション
【築年数】 21〜25年
【工期(全体)】 2週間
【リフォーム箇所】 キッチン
【家族構成】 夫婦

Before:築25年のマンションのキッチン。

After:経年変化も楽しめる、無垢の木材を使用した温かみのあるキッチンに。背面にはキッチンと同じシリーズのカップボードを設置して収納力もアップしています。

事例の詳細:既存と調和した無垢の木のキッチン

5-6.【180万円】L型&カウンターで作業効率アップ タイル使いが印象的なキッチン

リビングとダイニング、キッチンを分けながらも、スムーズな家事動線になるよう、思いきって和室のあった場所にキッチンを移動。ネイビーのタイルがアクセントの開放的なキッチンになりました。

【建物のタイプ】 戸建住宅
【築年数】 11〜15年
【工期(全体)】 2ヶ月
【リフォーム箇所】 キッチン、リビング
【家族構成】 夫婦、子ども2人

Before:暗くて閉塞感のあるキッチン。

After:壁一面のネイビータイルが印象的。窓側の白いタイルや、木製の窓枠とも相性が良く、明るくておしゃれな対面式キッチンに生まれ変わりました。

事例の詳細:ネイビーのタイルが印象的なキッチン

6.「暗い・狭い」も「明るく・広々」!理想をかなえる L型キッチンのリフォーム

毎日使うキッチンは、使いやすさはもちろんですが、気分が上がるような明るさや開放感も大切にしたいもの。理想のキッチンを実現するために、自分がどんなキッチンに惹かれるのかたくさんの事例を見てアイデアをふくらませましょう。

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