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階段の種類・形状の名称や特徴とは?デザイン別のメリットを紹介

  • 最終更新日:2020-06-08

階段の種類・形状の名称や特徴とは?デザイン別のメリットを紹介

間取りやデザイン・予算など、検討しなければならないことが多い住まいづくりにおいて最初から階段を意識する人はあまり多くありませんが、階段は家づくりの重要なポイントです。階段は動線が集中しているほか視界にも入りやすいため、住まいの安全性や印象を左右します。階段の種類や形状、特徴についての知識を持つことでより安全で効率的な間取りが可能となり、スペースをより広く取るアイディアなども浮かんでくるでしょう。またリフォーム会社との打ち合わせもスムーズに進みます。この記事では階段の種類や費用などについて詳しく解説していきます。ぜひ理想の住まいづくりの参考にしてくださいね。

【昇降スタイル別】階段の種類と特徴

動線や住みやすさ、インテリアのポイントにもなる階段にはどんな種類があるのでしょうか。昇降スタイル別に見ていきましょう。

直階段

直階段とは、上階と下階を一直線で結んでいる階段で、折れ曲がらず真っ直ぐ上の階と繋がっており、日本の家屋でよく見られます。踊り場を設ける必要がないため、延床面積の限られた住宅や、狭いスペースにも設置することが可能なことがポイントです。ほかにも、直線なので見通しがよい、費用も比較的安価であるなどのメリットが挙げられます。

一方、直階段は急勾配になりやすく、足を踏み外した際に一番下まで落下してしまう危険性があることがデメリットです。直階段を設置する場合は手すりの検討や、可能であれば階段の中間地点に踊り場を設けると安心です。

かね折れ階段

かね折れ階段は、階段の途中でL字型に90度折れ曲がっている階段のことです。折り返し階段ほどではありませんが、踊り場を設けることができるため、直階段のような「バランスをくずしたときに階段の一番下まで落下してしまう」ようなリスクを軽減することができます。

一般的に直階段よりはスペースが必要ですが、折れ曲がることで場合によってはスペースを節約することも可能です。

折り返し階段

折り返し階段とはコの字型またはU字型に方向を変えて折り返された階段のことで、途中に踊り場が設けられているのが特徴です。踊り場にスペースを確保しやすく途中で休憩できたり、折り返すことで段数が増え勾配が緩やかになったりと、安全性が高まるメリットがあります。踊り場を広めにとり、フリースペースとして部屋のように使うことも可能です。

広いスペースを必要とし、また段数が増えるためにほかの階段に比べると費用が高めになることなどがデメリットです。

らせん階段

らせん(螺旋)階段は1本の柱を軸に、ステップがらせん状に設置されている階段です。構造状、階段の踏込み板の間をつなぐ縦板である「蹴込み(けこみ)板」がない、スケルトンタイプが中心となります。部屋の真ん中に設置したり、円筒形の空間を効率的に使ったりするため、通常の階段と比較すると省スペースでの設置が可能です。

圧迫感がなくインテリア性が高いので、リビングと2階のホール・屋外のルーフバルコニーへの動線など、「魅せる階段」として人気です。

デザイン性の高いらせん階段ですが、設置する場合は住まいごとの個別要素が多いために費用が割高になるほか、ステップが三角形となるため中心部が狭く、階段を踏み外しやすいことがデメリットです。

カーブ(サーキュラー)階段

カーブ階段はサーキュラー階段とも呼ばれ、優美に円弧を描きながら昇降する階段で、輸入住宅や洋風住宅によく見られます。水平・直角といった直線的な階段のイメージをくつがえす独特のカーブで、優美な空間を演出することができます。

玄関ホールを吹き抜けにしたり、階段部分にシャンデリアを吊るしたりするなど、さまざまな演出ができ、魅せる階段にできることがメリット。場合によってはカーブ階段が住まいの印象をもっとも大きく左右する箇所になることもあります。

デメリットとしては費用が高めであること、基本的には広いスペースが必要になることなどが挙げられます。

【外観別】オープン(ストリップ)型と箱型階段の特徴 

昇降スタイルだけでなく、階段には外観別の種類もあります。家の雰囲気づくりに大切な階段の外観について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

オープン(ストリップ)型

オープン(ストリップ)型階段とは、踏み板の下に蹴込み板がなく、オープンになっているタイプの階段で、近年人気のリビング階段としてよく使われます。シースルー階段と呼ばれることもあります。

階段の蹴込み(けこみ)部分の視線が抜けることで、圧迫感がなく開放感が生まれ、階段自体をスタイリッシュな印象にすることができます。そのほかにも光をさえぎらないので明るさが出る、空気循環の邪魔にならないなどのメリットがあります。

スタイリッシュで近年人気のオープン(ストリップ)型階段ですが、蹴込み板がないため深く足を踏み込んでしまった場合に足首やスネを痛めてしまう可能性や、物を落下させてしまうというデメリットがあるほか、箱型のように階段下のスペースを有効活用することができません。また蹴込み板がない分の強度を確保するために使用材料が限定され、費用が高めになる傾向にあります。

また、蹴込み板部分がオープンになっているため、小さい子どもや物が落下してしまう可能性があります。

箱型・オープン型をミックスさせた混合型階段もあります。

箱型

箱型階段とは古くから日本様式の住宅には多く見られ、「蹴込み(けこみ)板」と呼ばれる踏み板と踏み板をつなぐ板がある文字通り箱を積み重ねたように見える階段です。上下の空間を完全に分離することができるため階段下を収納にしたり、トイレを設置したりするなど空間を有効に使うことができるほか、階段の大部分が壁の中に隠れるため造りやすく、比較的安い価格で設置することができます。

視線が抜けるスペースを設けるのが難しく、どうしても圧迫感や野暮ったさが出てしまうほか、壁に囲まれているので上階に大きな荷物を運びにくいことなどがデメリットです。箱型階段の場合視界に入りやすい蹴込み板を白など圧迫感のないカラーにする、階段全体素材を統一する、手すりデザインなどをおしゃれなものにするなど、工夫をしてみましょう。大部分が壁に隠れるので安く施工できる

ひな段式階段

箱型とオープン型階段を組み合わせたものがひな段式(混合)階段。階段形状は箱型で、踏み板の両側を壁で囲うのではなく、全部または一部が見えるように設置されています。

たとえば玄関に面する壁に直階段を設置し、下部は片方だけオープンになっている構造の階段です。「ドラえもん」に良く出てくる野比家の階段も、このタイプです。

見えるようになっている階段部分の手すりデザインを工夫することで、洗練された雰囲気を演出することもできます。予算やスペースに限りがあるけれど階段にもこだわりたい、そんなケースにおすすめです。

階段リフォームの費用相場

階段をリフォームするといっても、工事の種類によって金額は変わってきます。
具体的にどのようなリフォームをする際に、どれくらいの金額がかかってくるのか、以下で解説していきます。

ステップの数を増やす場合

ステップの数を増やす場合には、増やす段数や使用する床材にもよりますが、目安は20万円台半ば〜50万円程度となります。
階段の上り下りがキツく、勾配を緩やかにしたいというケースも多いでしょう。その場合はステップ一段ごとの高さ(蹴り上げ)を低くし、段数を増やすリフォームで対応できます。

ただし勾配は緩ければいい、というものではありません。登りやすい階段は体格や年齢によっても異なりますので、ステップ数の変更を検討する場合には、さまざまな高さの階段を実際に昇降して確認しておきましょう。また、手すりの取り付けなどで代用できることもあります。

同じ場所に新しい階段をかけ直す場合

同じ場所に一から新しい階段をかけなおす場合の費用目安は、およそ60万円~200万円程度です。
「手すりにロートアイアンを使用したい」「オープン型階段でアクリル素材を使いたい」など、費用の幅はデザイン性や使用材によって変動しますが、室内の印象を自分好みに変えることができます。

場所を変更して新しく階段を構築する場合

階段の場所を変更し、新しい階段設置する場合の費用は、設置場所や使用材によって150万円~300万円程が相場です。
よりスムーズな動線確保や間取りを変更する場合には階段場所の変更を伴う工事が必要となります。その場合上階を支えている壁や柱の変更も必要なケースが多く、間取りを含め大掛かりな工事となり費用も高額になるケースがあります。

場所変更を伴う階段の構築の多くは、主にリノベーションや間取り変更など、本格的なリフォームと同時に行われます。

階段リフォームの施工日数の目安

階段のリフォーム中は、階段を使うことができません。上下階の行き来にも支障が出てしますので、施工日数を事前に把握しておきましょう。一般的な階段リフォームの施工日数をご紹介します。

階段リフォームの施工日数の目安は、施工会社や内容によりますが、およそ次の通りとなります。

  • ・ステップ数を増やす場合:3日〜1週間
  • ・同じ場所に新しい階段を設置する場合:3日〜10日間
  • ・場所を変更して新しく階段を設置する場合:2週間〜1ヵ月以上

階段のリフォーム中は階段の利用ができなくなります。特に場所を変更して新しい階段を設置する場合は工期が長くなるため、工期や工事中の生活について確認しておきましょう。場合によっては下階での生活が中心になることも検討する必要があります。

同様に、階段の変更に伴い間取りを変更する、階段の踊り場を広くとってフリースペースのように変更するなど、ある程度リフォームが広範囲に及ぶ場合、建築基準法上確認申請が必要になるケースもあります。床面積が10平方メートル以上増える場合や大規模改修などがこれにあたりますが、準防火地域や防火地域などでは条件が異なる場合もあります。確認申請が必要になれば工期が予定通りとならない可能性もありますので、階段のリフォームがある程度大掛かりになる場合は、事前に役所やリフォーム会社に確認をしておきましょう。

【種類別】階段のリフォーム施工事例

具体的な階段リフォームの実例をご紹介します。工期や費用など、ぜひ参考にしてみてください。

1:【かね折れ階段箱型】勾配を緩やかに、窓も設置して明るい階段にリフォーム

築30年以上の戸建て住宅の階段をリフォーム。急勾配で暗かた階段の掛けなおしリフォームの実例です。
外光を取り入れる小さな窓を設置し、明るくなりました。また手すりを取り付けることで安全性も高まっています。

【工期】2ヶ月
【費用】80万円(単独工事の場合の目安)

事例の詳細:明るく、広く安全な階段に!!

2:【直階段オープン型】吹き抜けのリビングに合うデザイン性の高い階段

リビングにインテリアの雰囲気を壊さないオープン型の直階段を設置した事例です。リフォーム会社が施工主のこだわりを再現できる、オリジナル階段を予算内で製作できる会社を見つけ実現。堅牢なスチールで、スタイリッシュな階段となりました。

【工期】オリジナル階段:1ヶ月程度 施工:半日
【費用】45万円(ほかの箇所も同時にリフォーム、単独工事の場合の目安)

事例の詳細:スタイリッシュなデザイン設計。美しく堅牢なスチール階段。

3:【直階段箱型】階段を架け替え、収納も追加したリフォーム

収納が少ない、という悩みを階段で解決した例です。箱型の蹴り込み部分を、なんと引き出しにリフォーム。同時に階段幅を少し広め、勾配をゆるやかにして昇降しやすくなりました。

【工期】3ヵ月以上
【費用】40万円(単独工事の場合の目安)

事例の詳細:工夫のした収納

4:【折り返し階段オープン型】おしゃれな鉄骨製の階段にリフォーム

施主様のデザインを考慮した階段リフォームの事例です。鉄骨のオープン型の階段で、階段と隣接した大きなガラス窓もいかした、開放感のあるおしゃれな雰囲気に仕上がりました。

【工期】3ヵ月以上
【費用】90万円(単独工事の場合の目安)

事例の詳細:デザイン性のある階段を増築!

5:【らせん階段オープン型】北側にあった階段を南側へ移動。日が差し込む階段にリフォーム

全面リフォームの検討をきっかけに、北側にあった階段を思い切って南側のリビング内へらせん階段として設置。縦長の磨りガラスを階段に隣接し、採光が十分確保された明るい階段が実現しました。

【工期】2ヵ月以上
【費用】120万円(単独工事の場合の目安)

事例の詳細:築50年の物件の耐震改修を含む全面リフォーム

階段の種類は機能性とデザイン性をよく検討しよう

住まいづくりにおける階段は、安全性はもちろん、機能やデザインの面でも重要なポイントです。限られたスペースや諸条件のなかで、リフォームに関する希望を全てかなえるのは難しいかもしれませんが、階段の形状やメリット・デメリットを知っておくことで、アイディアが広がります。また子どもは成長し、両親や自分自身も年齢を重ねます。リフォーム後も長く使うことを考え、将来を見据えた長期スパンで検討しましょう。

具体的なプランが決まっていなくても、施工実績が豊富なプロであればさまざまな解決方法の提示が可能です。ホームプロには全国約1200ものリフォーム会社が加盟しており、予算・条件などから複数の施工会社を同時に見つけることができます。ホームプロを活用して、ぜひ自分にぴったりの1社を見つけてください。

このページのポイント

階段リフォームにかかる費用はどれくらい?
工事の種類によって金額は変わります。例えば、ステップの数を増やす場合は、目安は20万円台半ば〜50万円程度となります。場所を変更して新しく階段を構築する場合は、150万円~300万円程が相場となるでしょう。
(詳しくはこちら
階段リフォームの施工日数の目安はどれくらい?
階段リフォームの施工日数の目安は、施工会社や内容によって大きく変わります。例えば、ステップ数を増やす場合は、3日〜1週間、。場所を変更して新しく階段を設置する場合は2週間〜1ヵ月以上かかるでしょう。
(詳しくはこちら

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