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住宅内のスペースをつなぐ階段は、利便性やデザインを見直すと生活がぐっと快適に。階段リフォームを検討されている方からは「階段をリフォームして家のイメージを変えたい」、「高齢者や子どもでも上り下りしやすい階段にしたい」といった声が多く聞かれます。階段のリフォームは難しいと思われがちですが、ちょっとした改善ならDIYでも可能です。今回は、階段リフォームでできることや費用の相場、DIYリフォームが可能な範囲、事例などを紹介します。
目次
階段のリフォームをしたいと思ったら、今ある階段をより良いものとするためのポイントを探りましょう。
毎日使ううえで「不便だな」と感じる部分はありませんか?
現在は建築基準法により1段の高さ(蹴上:けあげ)は23cm以下と決められていますが、以前の基準で建てられた住宅では23cmよりも高い場合があります。急な階段の上り下りが負担になることから1階から2階へ、2階から1階への移動が億劫に感じる人も少なくありません。
階段を上り下りするとき、足を乗せる部分(踏面:ふみづら)が狭い場合にも不便を感じます。踏面が狭いと足を十分に乗せられないため、横向きで上り下りすることになります。足を踏み外す恐怖感を抱くこともあるでしょう。
古くなった階段では上り下りのたびにギシギシと音が鳴ることがあります。周囲が賑やかなときはあまり気にならなくても、就寝中や集中したいときにこの音をストレスに感じることもあるかもしれません。
ツルツル滑りやすい階段は転倒の危険性が高まります。裸足で上り下りするぶんには問題がなくても、スリッパや靴下を履いて通ったときに滑りやすさを感じるといった場合もあります。
近年、階段のデザインは様々な選択肢があります。今ある階段に機能面での問題がなくても、デザイン・色・素材などにこだわった階段にリフォームすれば住まいの充実度が上がるでしょう。
ここでは、階段リフォームをする前に知っておきたい基礎的な情報をお伝えします。
階段リフォームのプランは「安全性」、「デザイン性」、「機能性」のうちどれか、または複数を向上させるリフォームに分けられます。具体的なリフォームプランは以下のとおりです。
・安全性を高めるリフォーム
手すりをつける
段差を緩やかにする
ステップ幅を広くする
踊り場を作る など
・デザイン性を高めるリフォーム
素材や色、形状を変更する
・機能性を高めるリフォーム
階段に収納機能をつける
踊り場を居心地の良いスペースにする
ガラスなど透過性の高い素材を使用して採光を兼ねる
階段リフォームの費用目安は施工範囲によって様々。
特に需要が多い階段リフォームの価格は下記のとおりです。
手すりの設置:8万円~15万円
階段収納の設置:5万円~30万円
床材の重ね張り(フローリングからクッションフロア):5万円~
床材の張り替え(フロアタイル):10万円~
蹴込板(ステップ)のデザイン変更:15万円~
ロフト用はしごを階段に変更:40万円~
階段の勾配を緩やかにする:35万円~
階段かけ直し:60万円~
新たに階段を設置:80万円~
階段の位置変更:100万円~
階段リフォームの工事期間は、手すりの設置や床材の重ね貼りなど簡単な施工なら1日以内に完了します。階段のかけ直し、間取り変更を伴う階段の位置変更といった大掛かりな施工では1ヶ月~2ヶ月かかることもあります。
階段のリフォームではどんなことができるのかを具体的に見ていきましょう。
間取り変更をともなう大がかりなリノベーションを行うのであれば、階段の位置を変更することも可能です。階段の位置変更だけを行う人は少なく、「住まい全体をリノベーションする機会に古くなった階段も使いやすくする」という人が多いようです。
急な階段を緩やかにするリフォームは需要の多い工事です。住み始めたころは問題なくても、年を重ねるにつれて階段の上り下りが苦痛に感じてきたり、2世帯住宅への変更の機会に階段を見直したりといったタイミングでリフォーム工事を行うと良いでしょう。
階段のデッドスペースを利用して収納を作れば、生活スペースを広々とることができます。
見た目には収納とわからないデザイン性の高いものをつけることも可能なので、家の雰囲気に合わせて収納を設置するリフォームも人気です。
デザインを重視した階段リフォームで、自分や家族の好みのテイストを取り入れる手もあります。住宅の階段は直階段、かね折れ階段(L字型)、折り返し階段(U字型)、らせん階段の4タイプに分けられ、基本の形状はこのうちのどれかとなることがほとんどです。基本の形状が決まったらステップや手すりの色・形状・隙間の有無などで変化をつけていきましょう。
ここでは、階段リフォームのDIYはどこまでの範囲が可能かを解説します。
階段の蹴込板、踏板を張り替える作業はDIYでも可能です。古い階段の上に板を貼る方法なら1日もかからずに作業が完了するでしょう。
階段の滑り止めは吸着マットタイプや、踏板のフチに取りつける溝の入ったタイプがメジャー。明るいうちに光を貯めておき、暗くなると光る蓄光タイプなら電気のスイッチを探す前に階段の大まかな段差が見えるので安全です。
階段デザインをDIYで変えたいなら、カッティングシートやリメイクシートが便利です。
蹴込部分のサイズに合わせてシートを貼るだけで階段のイメージがガラリと変わります。剥がしたくなったときに簡単に剥がせるので、柄ものや派手な色味のシートで遊べるのもメリットです。
階段を上り下りする際の音が気になる人におすすめなのが、カーペットを敷くだけの簡単リフォーム。裏面に滑り止めがついているカーペットを選べば、サイズに合わせてカットし、置くだけでDIYが完了します。
DIYできる範囲で特にリフォーム効果が高い施工は、「手すりの設置」、「蹴込部分にリメイクシートを貼る」、「踏板に滑り止めマットを敷く」の3点です。
3つのリフォームのうち手すりの設置は作業難易度が少し高いのですが、手すりがあれば便利なだけでなく、壁に手をつかなくなるので壁紙の汚れを軽減する効果も。
手すりはホームセンターやリフォーム・建具店などのサイトで通販購入でき、1mあたり3,000円程度(素材によって異なる)で購入できます。
階段を下から見たとき、蹴込部分は最も目に入る部分です。蹴込部分は目立つ汚れがつくことは少ないのですが、上るときに爪先が当たりやすい部分で汚れや細かな傷がつきます。おすすめは、木目調のリメイクシートを1段ごとに色違いで貼るDIYです。明るい色と暗い色を交互に貼るとスタイリッシュな見た目となります。
踏板の滑り止めマットはシンプルなワンカラーのタイプから、マットを並べることでデザインが完成するタイプまで様々な種類があります。住まいのイメージや蹴込デザインの相性を考えて設置しましょう。デザイン性を高めるDIYリフォームは自分の思い描くイメージをそのまま反映できるので、リフォームの中でも楽しい作業となるでしょう。
今回は階段のリフォームについて、リフォームの種類やDIYについて、費用感をご紹介しました。
階段は住まいの中で転倒事故が起きやすい場所ですから、不便さや危険性を感じたらリフォームして安全に暮らしましょう。
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