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カーポートってどんなもの?設置の際に気をつけるべきポイントとは?

  • 最終更新日:2021-11-30

カーポートってどんなもの?設置の際に気をつけるべきポイントとは?

「雨や雪が降ると、車の乗り降りが辛い…」「日差しが直接あたって、夏場の車内が暑くなりすぎる!」とお悩みの方におすすめしたいのがカーポートです。

カーポートとは、屋根と支柱だけの車庫のことを指します。露天の駐車場に設置し、車両を雨や雪から守ったり、乗り降りの際の利便性を向上したりしてくれるんです。

とても便利なカーポートですが、素材によって耐久性が異なるので、設置できる地域の気候条件が変わります。建ぺい率の緩和が受けられる大きさに制限があったり、設置地域によっては耐火性を担保しなければならなかったりと、付随する規則もさまざまです。

そこで今回は、カーポートの特徴や材質、設置に関するメリット・デメリットについて詳しく解説します。あわせてカーポートの設置事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

1.カーポートとは何に使われるもの?

カーポートは屋根と柱だけで壁がない、簡易的な車庫のことです。雨や雪、日光、風による飛来物からある程度車体を保護したり、悪天候の際に乗り降りを楽にしたりする目的で設置されます。

同じ役割を果たす車庫として、三方向以上に壁がある「ガレージ」がありますが、ガレージは建物として扱われるので、建物ではないカーポートとは法的にも扱いが異なります

一番の違いは固定資産税です。外気分断性(外としっかり遮られていること)がないカーポートには、固定資産税はかかりません。しかし、一定の大きさを超えるガレージは家屋と見なされて、設置時に建築確認が必要になったり、固定資産税の課税対象とされたりすることも。

カーポートは、法律上は簡易的な車庫として扱われていますが、数台置ける大型のものや、電動式のゲートを設置したものなど、さまざまな種類がありますよ。

2.カーポートの特徴と設置するメリット

カーポートには、設置によって得られるメリットがいくつもあります。カーポートの特徴と併せて、メリットを詳しく見ていきましょう。

2-1.車の傷みを防いでくれる

カーポートは車体を雨や雪、霜や日差しなどから防いで、汚れや傷みから守る効果があります。雨による汚れの付着や、鳥の糞などの害も防いでくれるので、洗車回数を減らすことができ、車体のコーティング剤や皮膜を劣化から保護してくれるんです。

また、屋根部分が直射日光を遮るので、車内温度が高温になるのを抑え、急激な温度変化を防ぐことができます。

2-2.雨の日も濡れずに乗り降りができる

カーポートの屋根が遮ってくれるため、雨や雪などの悪天候でも、乗降時に濡れることを防げるのもカーポートの大きなメリットの一つです。

大きな荷物があったりお子さんを連れていたりと、傘を差せない状況で玄関まで遠いのは辛いですよね。そんなとき、カーポートがあれば落ち着いて乗り降りができますよ。

2-3.設置費用が安く、工期も短い

カーポートは柱と屋根だけなので、ガレージを設置するよりも工期が短く、設置費用も安く済みます

カーポートの設置はおよそ1週間前後で完了するため、周囲の住宅への影響が少ないのもメリットといえるでしょう。ガレージと比べると狭い敷地でも設置しやすい点もカーポートの特徴です。

2-4.建ぺい率の緩和を受けられる

カーポートは住居やガレージと同様に、建ぺい率の対象になります。しかし、条件を満たせば緩和を受けられます。

具体的には、4つの条件があります。

  • ・柱の間隔が2m以上
  • ・天井の高さが2.1m以上
  • ・外壁のない部分が4m以上
  • ・地階を除く階数が1であること

出典:建築基準法施行令第二条第一項第二号の規定に基づく国土交通大臣が高い開 放性を有すると認めて指定する構造((建設省告示第千四百三十七号)

この条件を満たすカーポートは、端から1mの部分は建ぺい率に含めなくてよいとされています。建物ではないという扱いのカーポートならではですね。

ただし、建ぺい率については自治体によって詳細な要件が異なるため、詳細はお住まいの市区町村に確認してください。実績のある地元のリフォーム会社に相談してみるのもよいでしょう。

3.カーポートとのデメリットや注意点

生活を便利にするカーポートですが、設置や利用には注意するべき点があります。デメリットとあわせて確認しておきましょう。

3-1.柱が邪魔になってしまう

駐車場のスペースに余裕がない場合は、さらにカーポートを設置することで柱が邪魔になり、狭くなってしまうことがあります。車体が大きく、駐車スペースに対してぎりぎりの場合、カーポートの設置によって乗り降りのための通路を確保できなくなるケースに注意しましょう。

3-2.台風の被害を受けやすい地域や豪雪地帯では強度に注意

カーポートは壁がない構造上、台風のような暴風や豪雪地帯の積雪を完全に防げるわけではありません。

カーポート自体の強度が足りないと、柱が曲がったり、屋根が飛んだり、支柱が折れたりといった被害が起きてしまう可能性もあります。積雪が多い地域では、適した規格のカーポートを選びましょう。

また、設置してから年数が経過すると、経年劣化によって耐久性能が低下するので、定期的なメンテナンスも必要です。

3-3.人によって圧迫感を感じる場合もある

カーポートの柱や屋根があるので、今まで何もなかった露天の駐車場と比較すると、圧迫感を感じてしまうこともあります。

日差しから車体を保護するために遮光性の高い屋根にすると、カーポートの位置によっては玄関周りが日陰になってしまうこともあり、家の内部の採光が悪化する可能性にも注意が必要です。

光を取り入れるため柱を高くする方法もありますが、柱を高くするほど雨や風が吹き込みやすくなるため、カーポートを設置したメリットが失われるだけでなく、雪や強い風を受けて倒壊する危険性が出てきます。

4.カーポートの選び方は?柱の位置編

カーポートは柱と屋根で構築されているため、それぞれの素材を吟味して、設置する場所や地域の気候条件、目的に合わせて選択する必要があります。

ここではカーポートの支柱の種類と特徴を詳しく見ていきましょう。

4-1.片側支持タイプ

屋根の長辺の片側だけを柱で支えるタイプです。面積が限られた駐車場でも設置しやすく、カーポート自体の設置費用も比較的安価なのが特徴です。

掘削面積も小さく、施工費用全体を抑えられるため、リーズナブルなカーポートといえるでしょう。しかし、その分、積雪などの加重や強い風には弱く、豪雪地帯には設置できません。

4-2.両側支持タイプ

屋根の両側を柱で支えるタイプです。屋根をしっかりと支えているため、片側支持タイプよりも安定感があり、強風や積雪、豪雨にも強いのが特徴です。

2台以上のスペースがある比較的大きな駐車場や、積雪が多い地域では、両側支持タイプがおすすめです。しかし、掘削面積が大きい分、施工費用は高くなります。

4-3.後方支持タイプ

屋根の後方を柱で支えるタイプです。車両の両側が広く取れるので、駐車しやすくなったり、乗り降りのためのスペースが広くとれたりと、空間面でのメリットが大きいのが特徴です。

ベビーカーや車いすを利用する際にも十分なスペースが取りやすく、広い空間が必要な際のカーポートに適しています。一方、支柱の数や支える力はほかのタイプと比較すると小さいため、積雪がある地域では使用に適しません。

5.カーポートの選び方は?屋根の素材編

カーポートは屋根材によって機能性や耐久性が異なります。人気が高いのは光を透過する透明性を持ったポリカーボネートでしょう。強度や不燃性を重視するのであれば、金属屋根を選ぶのがおすすめです。

また、自治体によっては、カーポートの床面積が30平方メートル以上になる場合、屋根材は防火性が高い素材を使用する規則があるため、注意が必要です。
(※ 詳細は各自治体にお問い合わせください)

以下ではそれぞれの素材の特徴を解説します。

5-1.ポリカーボネート

プラスチックの一種で、樹脂製屋根材としては衝撃に強く防火性が高いのが特徴です。加工がしやすく、透明性があるため、色やデザインのバリエーションも豊富で、おしゃれで明るいカーポートが作れます。

玄関周りや車庫に面した部屋の明るさを意識するなら、ポリカーボネートがおすすめですよ。

ポリカーボネートは素材としての汎用性の高さから、カーポートの屋根材として広く使用されているんです。手入れも頻繁に必要ではないので、使い勝手のよい屋根材といえるでしょう。剛性は金属屋根より低くなるため、積雪が多い地域での設置を希望する場合は、経験豊富なリフォーム会社に相談してみてください。

5-2.アルミ

軽くて錆びにくく腐食性も高いため、耐候性、耐久性は抜群の素材です。防火性も高く、素材としては丈夫で選びやすくなっています。おしゃれでスタイリッシュな、デザイン性に優れた製品が多く、メンテナンスの手間がほとんどかからないのが特徴です。

しかし、スチールと比較すると剛性が下がるため、豪雪地帯で使用する場合は耐荷重を含めて、リフォーム会社と検討する必要があります。

5-3.スチール

スチールはアルミよりも安価で剛性が高く、頑丈で荷重耐性や遮熱性に優れています。そのため、雪や風に強く、豪雪地帯でも屋根の破損が防ぎやすいメリットがあります。

一方で、スチールは錆びやすいため、ポリカーボネートやアルミと比較すると、よりメンテナンスの手間がかかる素材です。

6.カーポートの設置にかかる費用の目安は?

カーポートの設置にかかる費用は、駐車する台数や床面積、使用する素材、耐積雪強度などの違いによって大きく異なるため、一概には言えません。

カーポート本体の価格以外に、外構工事など施工にかかる作業費用なども必要になるため、現地を確認してもらい、相見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。

カーポート本体の価格は、1台用のシンプルなカーポートなら10~30万円程度が目安です。複数台停車でき、デザインや素材、機能性にもこだわったカーポートは200万円以上になるケースもあり、高価な製品が多くなります。

7.カーポートの設置・リフォーム事例10選

ここからは実際にカーポートを設置した事例についてご紹介していきます。庭ごと雰囲気を変えたおしゃれなカーポートや、機能性の高いカーポートなど、さまざまな事例があるので参考にしてくださいね。

7-1.勾配のある敷地にも安定したカーポートの設置

40cmほどの勾配がある駐車場にカーポートを設置しました。駐車場の奥にはサンルームがあるため、車庫入れ時に邪魔にならないような片側支持タイプのカーポートを選択しています。

Before:以前はサンルームの横に着けて乗り降りしていましたが、天気が悪い日は雨に濡れていました。

After:サンルームの高さを加味して、慎重な計測と工事を行い、支柱を従来品よりも高くした設計のカーポートを設置しました。耐風圧強度も高く、台風でも安心ですね。

事例の詳細:カーポート工事 施工事例

7-2.雨の日も安心なカーポートでバイクや自転車も出し入れ簡単

バイクと自転車を雨から守るため、掃き出し窓の外にテラスをカーポートとして設置しました。

Before:元は露天の駐車場でした。自転車はテント型の駐輪スペースを使用していましたが、バイクは野ざらしになっていました。

After:片側支柱のテラスを掃き出し窓上部に接続し、カーポートとして設置しました。雨の日でも自転車やバイクを濡らさず保管できます。

事例の詳細:カーポート取り付け工事

7-3.強度の高い支柱に交換して、台風や大雪でも安心に

経年劣化で傷んできたカーポートを新しいものに交換しました。よりデザイン性と強度のあるカーポートになり、台風や大雪でも安心です。

Before:やや古いデザインの屋根の、一般的なカーポートでした。

After:以前より強度がある支柱になり、耐風圧強度や耐荷重性が向上しました。

事例の詳細:カーポート交換

7-4.雪が落ちにくいカーポートで、真冬でも車の出し入れが安全

毎年冬になるとカーポートに積もった雪がお隣に落ちて迷惑をかけてしまっていました。問題を解消するため、雪が隣に落ちにくいデザインのカーポートにリフォームしました。

Before:左右に緩やかな傾斜があるカーポートだったので、積もった雪が落ちると敷地を越えて隣家に落ちていました。

After:カーポートの構造を変更し、積もった雪が自然と落ちないようにしました。

事例の詳細:カーポートリフォーム

7-5.外構のリフォームと一緒におしゃれなカーポートを設置

駐車場にしたいと考えていた外構には入り口には急な勾配があり、そのままでは車の出し入れができませんでした。そこで外構工事を行い、同時にカーポートを設置。すてきな駐車場になりました。

Before:入り口には急勾配があり、車の乗り入れができませんでした。

After:勾配を解消する外構工事を行いました。天然石を敷き詰めた上にカーポートを設置したので、雨でも車の出し入れや乗り降りが簡単ですね。

事例の詳細:キレイがつづく!光触媒の外壁リフォーム

7-6.風や雪にしっかり耐える強度の丈夫なカーポートに交換

既存のカーポートが強風で破損してしまったため、新しいカーポートと交換工事を行いました。屋根材をより丈夫なものにすることで、耐風圧強度を含めた強度を向上させています。

Before:ポリカーボネート製の一般的なカーポートでしたが、強風で骨組みや屋根が吹き飛ばされてしまいました。

After:折板屋根タイプのカーポートを採用。積雪や強風に耐えられる強度になり、安心ですね。

事例の詳細:折板屋根タイプを採用し、雪・風に耐えられるカーポートへ!

7-7.風防壁付きのカーポートで、雪の季節でも乗り降りらくらく

露天の駐車場に、雪の吹き込みを緩和する側面パネル付きのカーポートを新設しました。

Before:降雪地帯の立地ですが、駐車場には雪から車体を守るものがなにもない状態でした。

After:本格的な降雪を前に、金属屋根の丈夫なカーポートを設置しました。目隠し効果のある側面パネルで、雪の吹き込みも防ぎます。

事例の詳細:カーポート

7-8.デザインと機能を両立、20cmの雪が降っても安心の強度

玄関と駐車場が離れているため、雨の日は車の乗り降りや荷物の積み下ろしで濡れてしまっていました。そこで奥側へ長い敷地の構造に沿ったカーポートを設置し、雨の日でも玄関から濡れずに車まで行けるようにしました。

Before:敷地が奥に向かって伸びているため、駐車した車まで玄関からかなり離れてしまっていました。

After:玄関から続く屋根のおかげで、雨や雪でも濡れません。外観のデザインに合わせて色や素材を選んだカーポートは新築の壁面と調和しています。

事例の詳細:デザイン性と機能性を両立したカーポートに変身!

7-9.お庭から土間に、広々としたカーポートに変身

既存の庭を解体してコンクリートの土間を作り、駐車場にしました。家との間で乗り降りがしやすくなるようカーポートを同時に設置し、防犯用の門扉も新しく取り付けています。

Before:木々に覆われた緑豊かな庭でしたが、お手入れに手間がかかっていました。

After:土間コンクリートにして塀の一部を撤去し、門扉を設置して駐車場にしました。

事例の詳細:広島市西区 N様邸 駐車場新設工事

7-10.電動シャッターで開け閉めラクラク!広々カーポート

駐車する車の台数が増えたので、1台用だったカーポートを拡張して2台用にしました。さらに電動タイプのゲートを取り付け、リモコンで手軽に開閉できるようになりました。

Before:1台用のカーポートで、ゲートもアコーディオン式の手動でした。

After:2台用のカーポートになり、玄関まで広々とカバーできるようになりました。

事例の詳細:デザイン引き立つ ストレスフリーな駐車場

8.カーポートを設置して大切な車を守ろう

この記事では、カーポートについての基礎知識や屋根の特徴、材質などについて、メリット・デメリットを含めて解説しました。ご紹介した事例なども参考にして、カーポートの設置を検討してみてください。

設置する地域の気候条件や条例によっては、選択できる支柱の種類や屋根材が限られるため、地域の情報に詳しいリフォーム会社に問い合わせるのがおすすめです。また、建ぺい率の条件については自治体によって異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。

外構工事を含めた適切なカーポートの設置工事を行うには、信頼できるリフォーム会社を見つける必要があります。複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。

複数のリフォーム会社から探すなら、ホームプロに相談してみるのがおすすめです。ホームプロは、累計80万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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