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自分で作る駐車場！庭駐車場リフォームDIY、舗装の種類や手順などを解説
- 最終更新日：2019-03-26
目次
- ・DIYで庭を駐車場にするには？
- ・庭を舗装して駐車場にする方法がおすすめ
- ・DIYでできる駐車場の舗装の種類
- ・舗装の種類とそれぞれの特徴
- ・費用をできるだけ抑えて理想の駐車場にする
- ・砂利とコンクリートで作る
- ・芝生とコンクリートで作る
- ・ブロックやレンガで作る
- ・DIYリフォームのとき舗装以外で駐車場にあるといいもの
- ・防犯面も考えたアイテムの設置がおすすめ
- ・舗装の種類別の手順
- ・1.砂利
- ・2.コンクリート
- ・3.レンガ
- ・庭駐車場リフォームDIY、4つのポイント
- ・1：材料費を惜しまない
- ・2：防犯面にも配慮する
- ・3：屋根のない駐車場は外構に含まれるので建築協定を確認
- ・4：カーポートは建ぺい率が関わってくるので注意
- ・まとめ
DIYで庭を駐車場にするには？
「DIYで庭に駐車場を作る」と聞くと、かなり大がかりで素人には無理……というイメージを思い浮かべるかもしれません。確かに大がかりなことは難しいです。でも、DIY未経験でも庭を駐車場にリフォームする方法はあります！
庭を舗装して駐車場にする方法がおすすめ
庭を駐車場にリフォームする方法として今回おすすめするのは、庭を舗装する方法です。「舗装って業者に依頼するしかないんじゃ？」と思ったかもしれませんが、そんなことはありません。砂利やコンクリート、レンガなどを使った庭の舗装は、実は意外と簡単にできるんです。
DIYでできる駐車場の舗装の種類
舗装に使う素材の選択肢はいろいろ、特徴もそれぞれ異なります。各素材の特徴もチェックして、予算やお手入れのしやすさなども考えながら、どの素材にするか決めるといいでしょう。
舗装の種類とそれぞれの特徴
舗装に使用する素材としては、以下のようなものが挙げられます。
- ・砂利：種類豊富、音がするので防犯になる、足場が不安定
- ・枕木：自然な雰囲気、シロアリに食われる可能性あり
- ・レンガ、タイル：種類豊富、見た目がおしゃれ
- ・敷石：自然の風合いが楽しめる、耐久性に優れる、
- ・コンクリート：見た目がきれい、お手入れ簡単、年数が経つとヒビが入りやすくなる
- ・固まる土：雑草が生えるのを防ぐ、施工がやや難しい
おすすめの素材は費用重視なら砂利、外観の美しさを重視するならコンクリートです。「素人でもコンクリートを扱えるの？」と驚いた方もいるかもしれませんが、注意点やポイントをしっかり把握しておけばDIY可能です。
費用をできるだけ抑えて理想の駐車場にする
際限なくかけられるだけの費用があればいいですが、なかなかそうはいかないですよね。費用をできるだけ抑えつつ、自分たちの理想とする駐車場を実現するにはどうしたらいいでしょうか。実際のいくつかの事例を交えてご紹介します。
砂利とコンクリートで作る
駐車場にリフォームする際、一面コンクリートにしてしまうと費用がかなりかさんでしまいます。そのため、比較的安価な砂利を併せて作るといいでしょう。
フラットなところに停めたいタイヤ部分はコンクリート、それ以外は砂利にすれば安定性も問題ないはず。見た目的にも、コンクリートだけの無骨なものよりグッとおしゃれになります。
これまでの事例としては、凹状にコンクリートを敷いて、その周りに砂利を敷くというものがありました。ただスクエア型に敷くよりユニークですよね。
芝生とコンクリートで作る
芝生とコンクリートの2種類を使って、市松模様のようにスクエア模様を合わせたデザインを実現している事例も。適度に緑もある駐車場、いいですね。
ブロックやレンガで作る
大型施設などの駐車場をよく見てみると、ときどきブロックを埋めて間から緑を見せている駐車場が見られます。ブロックを使った駐車場の一番身近な事例なので、リフォームの参考にしてみるといいでしょう。
DIYリフォームのとき舗装以外で駐車場にあるといいもの
DIYで庭に駐車場を作るとき、舗装以外に何か設置するといいものはあるのでしょうか。より理想的で、安全な駐車場にするためにおすすめのものをお伝えします。
防犯面も考えたアイテムの設置がおすすめ
使いやすく、防犯面も高められるアイテムや設備としては、以下のようなものがおすすめです。
- ・チェーンボール
数本のポールにチェーンを渡し、駐車場入口に立てて使います。開放感を保ちながらも、ある程度の防犯効果があります。 - ・車止め（カーストッパー）
スーパーなどの広い駐車場で見られる車止めは、DIYでも設置可能です。万が一アクセルを踏みすぎて前進・バックしすぎても、それ以上は進まないよう止めてくれます。 - ・敷地の境のブロック塀
周りからの視線を遮り、不審者が簡単に敷地内に入らないようにしてくれるなど、防犯性を高めるのに有効です。
舗装の種類別の手順
舗装の手順は、使う素材によって少し変わってきます。ここでは、よく使われる素材3つの手順を簡単に解説します。
1.砂利
砂利を使った駐車場の作り方の手順は、以下の通りです。
- 1：砂利を敷きたい場所の面積を測る
- 2：必要量を計算する
- 3：整地・転圧する
- 4：防草シートを敷く
- 5：砂利を撒く
2.コンクリート
コンクリートを使った駐車場の作り方の手順は、以下の通りです。
- 1：整地・堀削する
- 2：水勾配を整える
- 3：砕石を撒く
- 4：転圧する
- 5：コンクリートを流し込む型枠を設置する
- 6：ワイヤーメッシュ（溶接金網）を入れる
- 7：コンクリートを流し込む
- 8：流し込んだコンクリートを平らに整える
3.レンガ
レンガを使った駐車場の作り方の手順は、以下の通りです。
- 1：ドライモルタルを敷く
- 2：その上にレンガを敷く
- 3：レンガとレンガの隙間に珪砂と水を撒く
庭駐車場リフォームDIY、4つのポイント
庭を駐車場にリフォームする際、ここまででお伝えした以外にポイントが4つあります。法律などに関係することもあるので、ぜひ目を通して確認が必要なものは確認してくださいね。
1：材料費を惜しまない
駐車場もある程度の広さになるとどの素材を使うにも費用がかさみます。リフォームDIYをしてみようと思ったきっかけは「少しでも安く済まそう」という気持ちからかもしれませんが、材料費を惜しむのはあまりおすすめしません。
駐車場リフォームには手間も時間もかかりますし、そう頻繁にできることではありません。安価な材料を選んですぐダメになってしまって新しいものに交換するとなったら二度手間・倍の出費になってしまいます。
安全面を考慮しても、材料は予算内でできるだけいいものを選びましょう。
2：防犯面にも配慮する
大切な車が傷つけられたり盗まれたりしないよう、駐車場には防犯面もしっかり配慮したいものです。砂利は「上を歩くと音がするのでうるさい」というデメリットがありますが、逆の考え方をすれば「音がするので夜中でも誰かが来たということがわかる」というメリットにもなります。
先ほどご紹介した敷地の境目に設置するブロック塀などもぜひ検討してみてください。
3：屋根のない駐車場は外構に含まれるので建築協定を確認
敷地や建築物に関する民間の協定に建築協定というものがあり、その中で外構についての制限がある場合があります。屋根のない駐車場（青空駐車場）は外構に含まれるため、居住地の建築協定を必ず確認しましょう。
4：カーポートは建ぺい率が関わってくるので注意
柱と屋根で構成されたカーポートは、雨を凌ぐという最低限の機能を備えています。車庫よりも安く簡単に設置できますが、注意したいのが建ぺい率と容積率。カーポートを含む車庫は建築物とみなされるため、カーポートの面積も建ぺい率と容積率に算入されるのです。
ただし、カーポートに関しては車庫における建ぺい率・容積率の緩和措置でほとんどの条件を満たすことが多いため、緩和措置が受けられます。自治体によっても異なるので、確認が必要です。
まとめ
壁紙や外壁などと同様、どの素材を使うかによっても、駐車場の印象はガラッと変わります。外観だけでなく安全性などにも考慮して、自分たちの駐車場にベストな素材を見つけましょう。
この記事を読んで「自分でもできるかも！」と思ったら、ぜひ庭駐車場リフォームDIYにチャレンジしてみてくださいね。
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