今回のリフォームについて、当方の建物は約18年になる
2×4です。
この度、1階、2階合わせて8m2程度(奥行き半間、幅2間強)の
増築を予定しています。見積りの1箇所は
在来工法でその場合、1階2階とも両サイドは壁部位から約10cmの構造補強するようです。
又、継ぎ目は地震対策も行うようです。
このような工法で大丈夫でしょうか?
尚、この工務店の1級建築士と話をしています。宜しくお願いします。
今回の
増築は1・2階4m2づつ8m2の
増築でしょうか。
増築の建物構造について、考え方を大きく2つに整理してご説明いたします。
1)1つ目は
増築後の建物全体で、
耐震とかの構造に合致する構造設計になっているかを検討する方法です。
この場合同じ工法の
2×4工法だと構造基準が一つの計算基準なので簡単に計算できます。
違う工法だと計算基準が違いますので、構造計算をそれぞれの構造を加味した計算で検討することにります。
2)もう1つは
増築後の建物それぞれ単独で、構造基準に合致してるかを検討する方法です。
これは、ご質問の半間×2間の構造体単独で
耐震性やその他の構造基準に合致しているか検討する方法です。
増築する建物と、既存の建物をそれぞれ別々に構造条件に合致するわけですから、合体しても構造的に満足していると考えられます。
1)もしくは2)が検討されれば構造上の問題は解決されます。
ご質問の「両サイドは壁部位から約10cmの構造補強するようです。」とは具体的にどのような事か良く分かりませんが、既存建物に構造的に金物で繋ぐとの意味でしょうか?その場合、既存建物に負荷がかかりますので、1)の検討が必要になります。
実際に建物を確認しておりませんので、基本的なご説明になりましたが、上記の点を工務店さまにご確認されながらお話を進められてはいかがでしょうか。
※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Q&A集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。