1. トイレリフォームの失敗例を紹介

トイレリフォームの失敗例を紹介

トイレリフォームの失敗例を紹介

トイレのリフォームをする前には理想的なリフォーム例だけでなく、失敗例も知っておきたいもの。費用をかけてリフォームするのですから、絶対に失敗したくないですよね。今回は、ありがちな失敗例やリフォーム成功のポイントをまとめてみました。トイレリフォームの参考となれば幸いです。

トイレリフォームにありがちな失敗

トイレリフォームの前に、よくある失敗例を知っておきましょう。

トイレのサイズ

全体の広さに対してトイレ本体のサイズが大きすぎると、座ったときに顔のすぐ前に壁が来て圧迫感がある、頭がぶつかるなどの不具合が出ます。サイズ選びを失敗しても交換が可能とは限らないため、計測して慎重に選びましょう。

用をたすスペースが狭い

トイレ本体の先からドアまでは最低40~45cm、トイレの左右から壁までは15cmの広さが必要と言われています。しかし、これはあくまでも最低限必要な広さ。住む人によって快適な広さは異なります。単純に、体格の良い男性と小柄な女性では広さの感覚も異なりますから、家族全員がトイレを快適と思えるようなスペースを確保することが大切です。

トイレットペーパーとの距離感

トイレットペーパーとの距離は意外に重要です。距離感を考慮しないと「身体をひねらないとペーパーがとれない」、「腰を浮かせないと届かない」などの問題が起こり、快適性が損なわれてしまいます。小さな動作でも毎日続くとストレスになりますので、ペーパーホルダーは座ったときに無理なく届く範囲に設置しましょう。

掃除がしにくい

「トイレに手洗い場や棚を設置したら掃除がしにくくなった」という失敗も少なくありません。構想を練るときにはつい機能を詰め込みたくなりますが、空間にも意味があることを忘れないように。

ドアの開き方による弊害

住宅内のドアは部屋側に押して入る「内開き」が一般的ですが、トイレのドアに限っては外側から引いて入る「外開き」が多くなります。これにはトイレの入り口にスリッパを置いてもぶつからないようにする、中で人が倒れてしまった場合に救助しやすくするといった理由があります。ドアとドアがぶつかってしまうといった弊害が出る場合には調整が必要ですが、内開き・外開きそれぞれの特性を知ってどちらが住宅に適しているかを判断しましょう。

配水管の位置

トイレの排水方式には「床排水」と「壁排水」があります。現在、ほとんどの住宅では床排水ですが、一部のマンションでは壁排水のところもあります。排水方式によって適合する便器が異なるため、便器だけ購入する際には間違ったタイプを買わないよう注意が必要です。確認せずに購入してしまっても返品・交換はできないでしょう。排水方式の変更を伴うリフォーム工事は費用が高くなります。

採光

意外と頭を悩ませるポイントなのがトイレの採光。戸建の場合には窓を付けることが多くなりますが、設計時、外側に面する壁は他の部屋と取り合いになるため、必ず付けられるわけではありません。家の中心部近くにトイレを配置する場合には、廊下側に明り取りの小窓を付けるなどして明るさを補う方法もあります。

暗すぎる

トイレ内に光が入らない設計だと、電気を付けなければトイレ内が真っ暗な状態です。小さな子どもや介護が必要なお年寄りがいる家庭では真っ暗なトイレに不安を感じるかもしれません。リフォーム・リノベーションによってトイレ内の採光が足りなくなる場合には、前述した廊下側に小窓を付ける、センサーライトを使用するといった工夫をして快適性を上げるのがおすすめです。

落着けない

「リフォームしてきれいな状態なのに落ち着けない」という失敗例もよくあります。原因としてはトイレ内に色数が多いことや、壁紙や床材がマッチしていないことなどがあります。一つひとつのデザインは良くても全体に統一感がないとバランスが悪くなってしまうのです。また、リビングやキッチンのすぐ側など、人が頻繁に通る場所は避けてトイレを配置することもポイントです。

窓の位置

トイレのリフォームで窓の位置は重要なポイントです。後々収納や棚を設置したくなったとき、窓があるために付けられないことがないようにすると良いでしょう。

外からの視線

リフォームで窓を付けたとき、窓が大きすぎる、位置が低いといった理由で外からの視線が気になってしまうことがあります。窓のサイズや位置によっては曇りガラスにしただけでは解消できないこともあるため、窓をつける際には外から見たときの見え方も考慮しましょう。

床や壁にシミや黒ずみができる

床や壁に使用する素材をデザインだけで選ぶと、シミや黒ずみでかえって見た目が損なわれてしまう場合があります。使用していくうちに床や壁に汚れが付着するのは避けられないことですが、材質によっては汚れが落ちやすいものも。機能性も重視して選ぶのが失敗を避けるコツです。

トイレリフォームの失敗事例

・壁、床の場合、
「施工当初は気づかなかったが、だんだん壁紙が波打ってきた」
「デザイン性重視で床に無垢材を使ったが、尿はねや水滴が跡になってしまった」
など、時間が経ったあとに、初めて気づくことが多いようです。

・内装
「ポップで明るい壁紙にしたいと思い、柄物の壁紙にしたら狭く見える。」
「色数を多く使い過ぎてごちゃごちゃした印象になった」
事前に完成イメージを持てば解消できます。

・収納
「収納がなく、床に直に物を置くことになった」
「収納のスペースをとりすぎて余っている」
「収納に高さがあり、手が届きにくい」
実際に棚を使う状況をイメージして、失敗を防ぎましょう。

・便器
「便器をよく調べずに購入した結果、使用しない機能が多い」
「欲しい機能が付いていなかった」
自分が欲しい機能を事前に調べれば問題ないですね。

・排水
「古い住居のため排水方式を変えなければならなかったが、リフォーム直前まで知らなかった。購入予定の便器を変更しなければならず、施工費用も予想より大幅にアップしてしまった。」
周りの環境を非常に大切です。マンション、アパート、一軒家でそれぞれ事情も異なるため、周辺情報を把握しましょう。

・全体
「コンセントをつけ忘れた」
「リフォーム後、照明だけはそのままだったので雰囲気とマッチしない」
「換気のため窓を付けたが外からの視線が気になる」
ここも、実際に使う状況を考えましょう。実用性をばかりを重視しすぎて狭くなったりしないように、注意が必要です。

失敗する原因

トイレリフォームを失敗する原因は様々ですが、コミュニケーション不足が理由であることが多くなっています。施工主はリフォーム会社に遠慮せず、わからないことがある場合やプロの意見を聞きたい場合は積極的に質問しましょう。

事前の確認不足

リフォームを行う前には、あらかじめ確認しておくべきポイントがあります。

特に気を付けたいポイントは以下の3つです。

トイレのサイズ、空間の把握

    • ・用を足すとき、掃除のとき、どちらもスムーズに行えるかどうか

ドアの開閉

    • ・ドアを開けたときにぶつかるものがないか

    • ・ドアを開けたときに他の部屋から人が出てきても安全か

必要な機能性

    • ・トイレ自体に欲しい機能が付いているか

    • ・トイレの性能を活かす壁・床となっているか

リフォーム会社との打ち合わせが不十分

リフォームの前にはチェックリストを作り、施工主とリフォーム会社の間でイメージに相違がないかを確認しましょう。リフォーム会社によっては多少不便になったとしても施工主の要望を通す方針の場合もあります。

また、リフォーム会社とのコミュニケーションの中で、「意思の疎通がうまくとれない」、「センスが異なる」、「理解不足だと感じる」などの不安が湧いたらそのまま進めず、他のリフォーム会社にも見積もりを依頼し、比較することをおすすめします。

想像と違った 

リフォームの仕上がり後、「ショールームで見たときと違う」とイメージに相違が出る原因は、ショールームでは広い空間の中で見ているからです。家のトイレは四方を壁に囲まれているため、配置したときに狭く感じることがあります。ショールームでの感覚だけで判断せず、トイレ内部の広さとトイレ本体のサイズを測って数字で考えるようにしましょう。

成功するために抑えておきたいポイント

トイレリフォームの失敗を踏まえて考えれば、成功させるためのポイントが見えてきます。

    • ・ショールームでの感覚を当てにせず、計測をもとにサイズ感をしっかり把握する。

    • ・実際に座ってみる、掃除をするときの体勢をとってみるなどして使用感をシミュレーション。

    • ・業者とは納得いくまで打ち合わせをする。

    • ・デザインだけでなく材質や機能性にも注意する。

ひとつひとつは特別なことではありませんが、うっかりチェックするのを忘れてしまうこともあります。

リフォームの際には施工までに確認することをピックアップし、書き出しておくと良いでしょう。

まとめ

トイレはリフォームしたい箇所として人気の高い箇所です。

水回りは老朽化を感じやすいため、住まいの中でも気になる人が多いのかもしれませんね。

リフォームをする前には失敗例を知り、一度立ち止まって「成功させるには?」と考えることが大切です。

今回の記事を参考に、快適なトイレを手に入れてください。

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