現在アメリカに住んでいますが、今春の帰国に合わせマンションリフォームを考えています。そこで、この機会にアメリカのシステムキッチンを持って帰ってリフォームしようと思いますが、それは可能でしょうか?電圧の問題とか、インチネジの問題とか、水まわりの配管取り付け方法とかあって止めた方が無難でしょうか?それとも、このチャンスを利用した方が良いでょうか?
問題点を列挙しますと、現在のシステムキッチンをパーツ毎に取りはずし、荷造りするのはアメリカの職人さんでしょうね。その荷物を受け取って組み立てるのは日本の職人さんになりますね。一部パーツが無くなったり、傷がついてたりすると責任は誰が取るのかその辺を明確にして発注しないと、組み立てを請けてくれる職人さんを探すのが難しいですね。最後の責任を組み立てる人がかぶることになると誰も請け負わないと思います。次に、設備ですが、
水栓等は日本の設置基準に合っているものであれば問題ありませんが、認定されてないものは取りかえることも必要になります。ディスポーザーはOKになってるマンションが少ないので、調べる必要があります。また、電圧が違いますので、食器洗機等変圧出来なければ、取りかえる必要も生じます。また、
IHクッキングヒーター等マンションでは1住戸の電気容量を越える場合、
管理組合との協議も必要です。
インチネジについては日本でも探すと結構流通しているそうです。愛着があるシステムキッチンと思われますので、以上のポイントをクリアーして解決方法をご検討下さい。
※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Q&A集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。