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塗り壁の外壁の種類や価格相場、メリットなどを解説

  • 最終更新日:2020-03-25

塗り壁の外壁の種類や価格相場、メリットなどを解説

外壁のリフォームは家の全体的な印象を大きく変える可能性があるため、慎重に検討していくことが大切になります。そのため、外壁の種類や価格相場など、事前にしっかりと情報を把握しておかなければ、理想通りの外壁にリフォームできない可能性もあるのです。 そこで今回は、外壁の工法のひとつである「塗り壁」の種類や価格相場、メリットなどを詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

塗り壁の外壁の種類。素材ごとの特徴まとめ

まずは、塗り壁の外壁の種類と特徴から詳しくみていきましょう。

土塗り

土塗りは、土を素材とした外壁材です。土を材料にしているため耐火性が高く、化学系の材料や接着剤を使用していないので、健康被害の心配もありません。塗装が乾くと表面がザラザラした印象になりますが、平らでなめらかなものもあります。

配合する土や砂の種類や量により、質感や見た目を自在に変化させることができます。土を塗り込むため表面が崩れやすく、汚れが落ちにくいのもひとつの特徴です。

漆喰

古くから城や蔵の外壁に使用されていたもので、石灰に粘土を混ぜ合わせた材料を使います。不燃性や耐久性の高さと、白色で綺麗な仕上がりが特徴です。色が白いため、かえって汚れが目立ってしまうケースも少なくありません。

破損がなければ、10年から最長30年ほどは補修が必要ありませんが、ほかの素材と比べると費用がかさむというデメリットはあります。

モルタル

一般的にはモルタル外壁と呼ばれており、セメントや水、砂などを混ぜて素材を作ります。モルタルで施工したあとは塗装を施します。素材の価格は安いので、外壁材として用いられるケースが多いです。

表面にひび割れが生じやすく、施工後8年から10年経つと補修が必要になるため、ほかの素材に比べると耐久性は低いといえるでしょう。

塗り壁の外壁にリフォームする費用の相場

ここからは、塗り壁の外壁リフォームにかかる費用の相場についてみていきましょう。

塗り壁は、日本では古くから行われてきた工法で、土などの素材を下地に塗り込めて仕上げるものです。左官職人の手によって何層にも塗りこまれていきます。表面に塗った素材が土であれば「土壁」、漆喰であれば「漆喰壁」と称されます。

塗り壁は、職人の手作業によるものですので、職人の技術や経験、依頼するリフォーム会社によって費用にも大きく差が生じます。また、素材や外壁の損傷具合によっても費用は大きく異なるため注意が必要です。

なお、塗り壁の外壁リフォームの費用の相場としては、日本の一戸建ての平均坪数である40坪、外壁面積が150㎡の場合には、土塗り壁が250万円前後となります。また、漆喰壁が100万円前後、モルタル壁が90万円前後です。

塗り壁の外壁にリフォームする施工日数の目安

先ほどもご紹介したように、塗り壁は左官職人が手仕事で仕上げていきます。一方のタイルやサイディングは、工場で大量生産した既製品を現場で組み立てて完成させるのが一般的です。そのため、タイルやサイディングに比べて塗り壁は工期が長くなります。

また、素材を下地に塗り込めてから乾いて固くなるまでに時間を要するのも大きな特徴のひとつです。さらに、雨や強風などの天候により、工期が延びることも少なくありません。そのため、塗り壁の外壁リフォームの施工日数は、1週間から10日ほどが目安となるでしょう。

塗り壁の外壁にリフォームするメリット

塗り壁の外壁にリフォームするメリットとしては、次のような点が挙げられるでしょう。

自然な風合いの仕上がりになる

塗り壁に使用する材料は、土や砂、石灰などの自然素材ですので、仕上がりもナチュラルな風合いです。そのほかにもガラスや石など、様々な材料を組み合わせることができるので、独特の質感を味わうことができます。

耐火性・耐久性が高い

土塗り壁に使用する素材は土に砂を混ぜたもので、漆喰壁の素材には石灰と粘土を混合したものを使います。いずれも不燃性の材料で、古くから日本家屋や蔵などに用いられてきました。塗り壁の外壁は、耐火性に優れた工法であることがメリットです。また、高い技術力を持つ左官職人が何層にも塗り重ねれば見栄えも良くなり、耐火性・耐久性の高い壁に仕上がります。

デザインが豊富で継ぎ目ができず仕上がりがきれい

既製品を外壁に貼り付けるタイルやサイディングと異なり、塗り壁は職人による手作業が中心であるため、デザインや色味も自由に選ぶことができます。

ビー玉や貝殻を埋め込んだり、子どもの手形をつけたりと、世界で一つのオリジナルデザインで家をかざることができるのです。また、塗り壁は職人がコテで素材を丹念に塗り込んでいくので、継ぎ目のないきれいなフォルムに仕上げることができます。

塗り壁の外壁にリフォームするデメリット・注意点

次に、塗り壁の外壁にリフォームする上でデメリットとなる点についてみていきましょう。

価格が高い

前述したように、塗り壁は左官職人が手作業で仕上げる工法です。工場で大量生産した材料を貼り付けるだけのタイルやサイディングとは異なり、施工費用はどうしても割高になってしまいます。塗り壁は、職人の高い技術と経験が必要になるため、経験豊富な職人ほど費用も高額になるでしょう。

防水性に乏しく割れやすい

塗り壁の素材には、土や石、砂、石灰など、固まると硬くなり、伸縮性のない素材が多く使われるため、塗り壁の外壁の表面はひび割れが生じやすくなります。また、ひびから浸水すると下地が腐食しやすくなるので、防水性は決して高くありません。

汚れが目立ちやすい

塗り壁外壁の表面は、使用している素材の性質から、表面の仕上がりがザラザラしているのが特徴です。デザイン的には、風合いや質感を楽しめるため魅力的ですが、表面に汚れが付きやすくなってしまう点は避けられません。また、漆喰の壁は素材に石灰が含まれているので、色合いがどうしても白系で淡くなり、汚れが目立ちやすくなってしまいます。

塗り壁の外壁にリフォームした施工事例

では実際に、どんな塗り壁の外壁があるか、施工事例を見てみましょう。

・1:ひび割れに強い塗り壁にタイルがアクセント

リフォーム前は、外壁にサイディングを施していました。釘が浮きはじめ、タイルの目地が割れたため、ナチュラルモダンな洋風住宅にリフォーム。塗り壁は、ひび割れしにくい樹脂モルメッシュ工法で下地を作り、表面は耐候性のあるコレブサンドという塗料を使い、フラットに仕上げています。

外観は優しい印象の塗り壁をベースに、粗目の石調タイルを使用しました。施工費用は約40万円、工期は2カ月です。

 
・2:トタンから温かみのある色合いの塗り壁にリフォーム

神奈川県横須賀市にある、築年数30年の木造アパートです。リフォーム前の外壁は、トタンを使用しており、さびが生じてかなり劣化していました。リフォーム会社はトタンをすべて剥がし、ジョリパット仕上げにしてあります。ジョリパットとは、砂をミックスしたモルタルの上に吹き付ける外壁塗装です。

高い耐久性を持ち、質感や色合いを長く保つことができます。塗り壁が持つ、やさしい印象の外観になりました。今回は、内装を含めて全面改修していますので、施工費用は約300万円、工期は2カ月です。

・3:自浄作用のあるスイス漆喰で美しい白の外壁にリフォーム

愛知県東海市の、築年数5年の戸建て住宅です。外壁のスイス漆喰は、見た目の美しさに加えて高機能性も有しています。太陽の紫外線に反応して汚れを落とす自浄作用が、白さを持続させています。スイス漆喰は調湿効果も高く、断熱効果にも優れています。施工費用は約250万、工期は3カ月です。

・4:防水機能付きでお手入れも楽な塗り壁にリフォーム

埼玉県所沢市にある、築年数5年の戸建て住宅です。外壁は「薩摩中霧島」の「そとん壁」という塗り壁です。塗り壁の素材にはシラス壁を用いています。シラス壁は自然素材で、下塗りに微細な粒子、上塗りには粗い粒子を使い、壁の中の防水性を高めています。壁の中で防水するため、紫外線による劣化を抑えています。表面の仕上げは、「かきおとし」を採用しました。施工費用は200万円、工期は3カ月ほどです。

・5:玄関周りだけを塗り壁にしておしゃれな外壁にリフォーム

北海道札幌市にある、築年数25年の戸建て住宅です。外壁材には、下見板張り風の樹脂サイディングを採用しました。この樹脂は凍害に強く、コーキングを使用しないのでお手入れも簡単です。玄関まわりは、質感の異なる塗り壁にしてメリハリが付けられています。施工費用は約280万円、工期は2週間です。

塗り壁でこだわりのつまった外壁にリフォームしよう

今回は塗り壁の外壁リフォームについて、素材の種類、施工費用の相場と工期、施工事例について紹介しました。塗り壁は、左官職人の技術と経験によって仕上がりが左右するため、リフォーム会社選びも慎重に行うことが大切です。

「ホームプロ」のリフォーム会社紹介サービスでは、ご自宅のある地域のリフォーム会社を複数ピックアップして比較することが可能です。匿名によるお見積もりも取れるので、お気軽にリフォームをご検討頂けます。この機会に、外壁リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

このページのポイント

塗り壁の外壁の種類とは?
大きくは「土塗り」「漆喰」「モルタル」の3種類があります。土塗りは高い耐火性が特徴です。漆喰は不燃性や耐久性の高さと、白色で綺麗な仕上がりになります。モルタルはセメント・水・砂を混ぜてつくり、最も安価に仕上げることができます。
(詳しくはこちら
塗り壁の外壁にリフォームする費用はどれくらい?
一戸建ての平均坪数である40坪、外壁面積が150㎡の場合には、土塗り壁が250万円前後となります。また、漆喰壁が100万円前後、モルタル壁が90万円前後です。
(詳しくはこちら
塗り壁の外壁にリフォームするメリットは?
メリットは、自然な風合いの仕上がりになること、耐火性・耐久性が高いこと、職人が手作業で仕上げるためデザインが豊富で継ぎ目ができず仕上がりがきれいなことなどです。
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