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壁・天井をリノベーションするなら塗り壁!メリットやデメリットもご紹介

  • 最終更新日:2019-03-22

壁・天井をリノベーションするなら塗り壁!メリットやデメリットもご紹介

最近は中古住宅を購入してリノベーションを施す方も多くなっています。リノベーションの際によく手が加えられる部分として壁や天井が挙げられますが、その仕上げの一つに塗り壁があります。日本で古くから伝わるこの工法はどういったものなのでしょうか。ここでは、塗り壁のメリットやデメリット、実際の事例もご紹介します。

内壁のリノベーション

リノベーションといっても、施工する場所によって、やることはさまざまです。内壁のリノベーションはどういうことを目的とし、どのような素材が使われるものなのでしょうか。概要を頭に入れておきましょう。

既存の壁を壊すことなく質を高める

リノベーションでは、間取りを変更したりするときに既存の壁を壊して開放的な空間を作ることもあります。でも、間取り変更やスケルトンリノベーションをしない場合は、壁を壊して新たに作る必要はありません。

日々、風雨にさらされている外壁だけでなく、内壁も紫外線などの影響で劣化します。見た目がよくないだけでなく、家の寿命を考えても、劣化した壁を放置するのはあまりおすすめできません。内壁リノベーションを行うことによって、今ある壁を壊さずに質を高めることができます。

塗り壁、サイディング、タイルなどの素材

内壁には塗り壁・サイディング・タイルなど、いろいろなタイプがあります。サイディングは金属やセラミックなどを使用した壁材、タイルは土や粘土などを約1,300度で焼き固めた壁材です。

それぞれの素材にメリット・デメリットがあるため、どれを選ぶかは十分検討する必要があります。

リノベーションにおすすめの塗り壁

中古住宅を購入してリノベーションするなら、住宅購入資金を最低限に抑え、リノベーションにより多く資金投入することが多いと思います。塗り壁は一般的なクロス仕上げより費用が高いですが、長い目で見ればコストパフォーマンスは◎。家の中でも大部分を占める壁・天井を塗り壁仕上げにして、快適な住環境を作ることをおすすめします。

塗り壁とは一体どんなもの?

「塗り壁」と聞いたことがあっても、実際にどんなやり方なのか、材料に何を使うのか、よく知らない方も多いのではないでしょうか。塗り壁がどういう工法なのかを解説します。

日本の伝統的な工法

塗り壁とは、下地の上に壁材を粗塗り・中塗り・上塗りと何層にも重ねて仕上げた壁のこと。現在では、下地には石膏ボードが使われることが主となっています。

四季があり、高温多湿な日本の気候に合った調湿機能を備えているとして、長く愛されてきた伝統的な工法です。

漆喰、珪藻土などの天然素材を用いる

塗り壁では、水や土、植物など天然素材を原料とした壁材を使用します。原料は具体的には、珪藻土・漆喰・川砂・聚楽土・備長炭などが挙げられます。

先ほど少し触れましたが、塗り壁には高い調湿性があります。他にもダニやカビの発生抑制など、メリットもたくさん挙げられます。

左官職人さんが塗り固めていく

塗り壁は、左官職人さんが手作業で何層にも塗り固めていき、乾くのを待つ方法(湿式工法)で行われます。接着剤でクロスを貼っていく方法(乾式工法)と比較すると、塗り壁の工期はやや長くなります。

塗り壁の6つのメリット

どんな素材にもメリット・デメリットがあるとお伝えしましたが、具体的に塗り壁にはどういったメリットがあるのでしょうか。見ていきましょう。

1:変色や剥がれがない

住宅でよく使われるビニールクロスは、経年変化や紫外線で変色や剥がれが起こります。一方で塗り壁は、経年変化や日光の影響による劣化が起こらず、きれいな状態を長く保つことができるのです。

2:ホコリや汚れがつきにくい

一般的なビニールクロスだと、静電気が起こってホコリがつくことも。塗り壁は静電気も起こりにくいので、ホコリや汚れもつきにくいのが特徴です。

3:火災時に燃えず、有害なガスも出ない

火災のとき、ビニールクロスなどの建材が燃えて発生するガスや煙で気を失う方も多いのだそうです。珪藻土などの素材は無機材で燃えないので、ガスや煙が発生する心配がありません。

4:高い消臭効果が期待できる

塗り壁の原料によっても機能は異なりますが、塗り壁には気になるニオイを分解し抑えてくれる効果があります。

特に中古の住宅では、長く生活していると独特の生活臭がするように。壁や天井を塗り壁で仕上げると、こうしたニオイも分解してくれるので、嫌なニオイに悩まされることはグッと減るでしょう。

5:色や仕上げのバリエーションが豊富

ベタッと平たく塗るだけが塗り壁ではありません。左官職人さんの腕にかかれば、刷毛やコテ、スポンジなどを使って、壁に跡を残す形でさまざまな違ったパターンに仕上がります。カラーバリエーションも豊富で、タイルやレンガなどを組み合わせることも可能。シンプルでありながら、さまざまな表情を見せてくれます。

6:継ぎ目ができない

一般的な壁紙では、どうしても継ぎ目ができてしまいます。その点、塗り壁は全体的に塗っていくので、継ぎ目ができることはありません。

塗り壁の3つのデメリット

メリットが多い塗り壁ですが、もちろんデメリットもあります。デメリットも把握した上で、最終的にどの素材を選ぶかを検討しましょう。

1:仕上がりは職人さんの腕に左右される

塗り壁は完全に職人さんの手作業で行われます。そのため、仕上がりは職人さんの腕に大きく左右されます。

職人さんそれぞれ独特の個性が出て違った風合いが楽しめるので、職人さんによって仕上がりが異なるというのはメリットとも考えられます。しかし、「この仕上がりがいい!」と強い希望がある場合には、仕上がりを見て「あれ、なんか違う?」ということになってしまう可能性も。

2:ひび割れができやすいためメンテナンスが頻繁に

塗り壁は伸縮性のない素材が多いため、下地の微妙な動きでもひび割れができてしまうことがあります。せっかくきれいに仕上がっている壁や天井、ひび割れがあると見た目的に気になりますよね。ひび割れができるたびにメンテナンスするとなると、メンテナンスの頻度がかなり高くなる可能性もあります。

最近では伸縮性のある素材が徐々に増えてきているので、ひび割れも少しずつ改善傾向にあるようです。

3:拭き掃除で汚れが落とせない

メリットで「汚れがつきにくい」という点をお伝えしましたが、もし汚れがついてしまったときのことを考えると、メンテナンスはややしにくいといえます。

ビニールクロスであれば洗剤をつけた布巾で拭けますが、塗り壁の場合は紙やすりで表面を削って整えることになります。少し削るだけで汚れが落とせればよいですが、落とせないとなると少々厄介です。

内壁の塗り壁リノベーション事例

では、実際に内壁を塗り壁で仕上げたリノベーションの事例をいくつか見てみましょう。

戸建てでも珪藻土塗り壁仕上げ

2世帯での新しい暮らしのために子世帯LDKを増設

2世帯住宅に子世帯を増設した事例です。壁に優しい色合いの珪藻土・自然素材を用いて仕上げています。

快眠に一役買ってくれる?寝室を漆喰塗りで仕上げ

築古マンションを自分色に塗り替えた40代ご夫婦

築年数30年以上のマンションリノベーションの事例です。寝室の壁を漆喰(音羽晶石)塗りに。この家に住むご夫婦ご自身で仕上げたそうですよ。

ダイニングキッチンの壁と天井を塗り壁仕上げ

ナチュラルテーストの優しい空間

築年数20年ほどのマンションリノベーションの事例です。ダイニングキッチンの壁・天井を体に優しい珪藻土塗り壁で仕上げています。

まとめ

体に優しく、快適な住環境を作ってくれる塗り壁。初期費用は一般的な壁紙と比較すると高くなりますが、特に漆喰は時間を経るとより丈夫になっていきますし、長い目で見ればそれほどではありません。職人技も楽しめるので、内壁リノベーションの際にはぜひ検討してみてくださいね。

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