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サンルームの増築リフォームの費用、場所別の設置事例

  • 最終更新日:2021-02-19

サンルームの増築リフォームの費用、場所別の設置事例

敷地内を上手に活用する方法として人気があるサンルーム。くつろぎの場や不在時の洗濯物干し場として、重宝する空間です。サンルームの設置は、規模によっては家の増築と同等のスペースのリフォームになるため、気になるのが費用です。また、設置後にはどのようなデメリットが起こり得るのでしょうか。

今回はサンルームの増築費用やデメリット、場所別の設置事例についてご紹介します。

目次

1.サンルームとは?サンルームの種類について解説!

サンルーム

「サンルーム」とは、庭などのスペースに作ったガラス張りの部屋のことです。ダイニングやペットのスペース、カフェスペースとしても活用できます。太陽の光を取り込むことができるので、サンルームがあれば自宅に居ながら優雅な時間を過ごせます。

サンルームは、素材や構造でいくつかのタイプに分かれます。上記でお伝えしたとおり、庭などにあるガラス張りの部屋のことをサンルームとよびます。一方で、ポリカーボネート製のテラス屋根に側面の囲いを付けたものは「テラス囲い」といいます。

実際は、どちらも「サンルーム」とよばれることが多いのですが、機能性や費用、施工日数の面で異なります。では、「テラス囲い」と狭義の意味の「サンルーム(ガーデンルーム)」の違いを詳しく見てみましょう。

1-1.テラス囲い

「テラス囲い」とは、テラス屋根の周りを囲って部屋上の空間にした、簡易的なテラスルームです。屋根、囲いともにポリカーボネート製のため、サンルームよりもリーズナブルな価格で設置できます。また、施工日数も少なくて済むでしょう。

サンルームよりも気密性や水密性の面で劣りますが、風雨を防ぐには十分です。そのため、洗濯物干し場やお子さまの遊び場として活用できます。

1-2.サンルーム(ガーデンルーム)

本来、「サンルーム」はガラス張りの部屋を指し、居間やダイニングとして使える気密性と水密性を備えたものです。屋根や壁面をすべてガラスにしているものもあれば、壁面だけガラスにしているものもあります。テラス囲いよりも、価格・施工日数の面でハードルが高くなるのが特徴です。

また、壁の一部にドアを付けて庭に出られるものを「ガーデンルーム」とよんで区別することもあります。

2.サンルームにはどんなタイプのものがあるの?

サンルーム

サンルームにはどのようなタイプのものがあるのでしょうか。ここでは、4つのタイプのサンルームをご紹介します。

2-1.床が付いているタイプ

サンルームに床が付いていて、住宅の掃き出し窓から床続きになっているタイプです。部屋からそのまま入れます。くつろぎのスペースやペットの遊び場、洗濯物干し場として最適です。1階に設置します。

2-2.土間やコンクリートの上に設置するタイプ

窓から地面に下りるタイプです。土間やタイル、コンクリートの上に設置し、物置や自転車置き場に適しています。こちらも1階に設置します。

2-3.バルコニーを囲うタイプ

住宅の2階にもともと設置されているバルコニーを囲い、サンルームにするタイプです。バルコニーの形状によって、取り付けが制限されます。なお、2階以上への高所には取り付けできません。

2-4.アルミバルコニーと一緒に設置するタイプ

住宅にもともとバルコニーがない場合、2階にアルミバルコニーとともにサンルームを設置するタイプです。屋根の上に載せる方法と、1階から柱を伸ばして設置する方法があります。

3.サンルームを増築リフォームするデメリットと対策について解説!

サンルーム

サンルームの増築リフォームを検討する際、リフォーム後のデメリットが気になるかと思います。そこで、サンルームの増築後に起こり得るデメリットについて詳しく解説します。また、デメリットの対策もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

3-1.サンルームは夏場どうしても高温になってしまう

日当たりの良い場所にサンルームを設置すると、屋内に居ながら太陽の光を浴びることができます。しかし、夏場は高温になってしまう可能性があるので注意が必要です。

3-2.熱線をカットする屋根材や、換気機能が充実した製品を選択する

夏場に温度が上がらないようにするために、屋根に熱線吸収機能のある屋根材を使用すると良いでしょう。「一般ポリカーボネート」「熱線吸収ポリカーボネート」などが熱線吸収機能のある素材として挙げられます。また、エアコンを取り付けたり、遮熱ガラスを使用したりするのも効果的です。

サンルーム内の温度をコントロールするために、換気するのも重要です。なかには、換気機能が充実しており、扉を閉めたままの状態でも換気できる製品もあります。夏場の暑さが気になる方は、このような風通しの良いサンルームを選んでみてはいかがでしょうか。

3-3.こまめな掃除が必要

サンルームで用いられるガラスは汚れが目立つ素材です。そのため、キレイな状態を保つには定期的に掃除する必要があります。特に屋根部分の清掃が大変です。

3-4.汚れがつきにくい機能の屋根を使用する

屋根の掃除をなるべく楽に済ませたい方は、「熱線吸収アクアポリカパネル」の屋根を設置してみてください。熱線吸収アクアポリカパネルには、付着した汚れを分解する機能があるので、汚れがつきにくいです。さらに、ついた汚れも落としやすいので、メンテナンスが楽になります。

3-5.寒い時期には結露が起こりやすい

寒い時期では外気と室内で温度差があるため、結露が起こりやすいです。サンルームはあらゆる箇所にガラスが使われているため、結露で困ってしまうこともあります。

3-6.換気扇を取り付けるなど結露対策を行う

換気は暑さ対策になるだけでなく、結露を抑えることもできます。したがって、サンルームに換気扇を取り付けましょう。また、二重サッシ、結露防止用シートを貼るなどすることで、結露対策を行えます。

なお、サンルーム内で洗濯物を干す際は、窓を開けておくようにするのもポイントです。窓を開け放つことで結露対策になります。

4.サンルームを増築リフォームする際の注意点とは?

サンルーム

つづいて、サンルームを増築リフォームする際の注意点をお伝えします。

4-1.サンルームを増築すると固定資産税が増加する

サンルームは建築基準法上、通常の部屋と同じ空間と見なされます。したがって、ベランダや庭などにサンルームを増築すると、建築物の床面積が増加したと判断され、固定資産税の納税額が上昇してしまうのです。

固定資産税の増加金額の目安は、1年あたり約1~2万円といわれています。そのため、サンルームを増築リフォームする際は、リフォーム費用だけでなく固定資産税についても考慮しておきましょう。

4-2.建ぺい率を超えないように注意する

前述したとおり、サンルームは一般的な部屋と同じ扱いになります。したがって、サンルームを増築リフォームすると建築面積が増えるので、指定された建ぺい率を超過しないよう気をつける必要があります。

建ぺい率とは、土地の面積に対する建築面積の割合のことです。また、指定建ぺい率とは自治体が取り決めた建ぺい率の上限のことをいいます。指定建ぺい率を超えると、地震保険などの保険が下りない、契約ができないなどの問題が発生することもあります。

通常、リフォーム会社が建ぺい率を考慮しながら増築しますが、念のためリフォームを進める前に自分でも調べておくと良いでしょう。

4-3.サンルームをどのように活用するか事前にしっかりイメージしておく

サンルームをどのように活用するかを明確にし、目的に合ったタイプや素材、設置場所、広さなどを決めましょう。たとえば、サンルーム内で家族や友人と食事を楽しみたい方は、見た目がおしゃれなウッドデッキを選んでみてはいかがでしょうか。

家庭菜園をしたい場合は、床の一部をタイルやコンクリートにすると良いでしょう。洗濯物を干したい方は、洗濯機を設置する場所や洗濯物を畳む場所の動線を考えて、設置する場所を決めてください。

サンルームの活用目的に合わせてタイプや素材などを決めるのは、一般の人たちだけでは難しいと思われます。そのため、リフォーム会社に相談しながら計画を立てるのが良いでしょう。

5.サンルームの増築リフォーム費用相場

サンルーム

サンルームを増築するには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。リフォーム費用は、本体の増築費用とオプション費用に分かれます。

5-1.サンルーム本体の増築費用

サンルーム本体の増築費用(本体価格+取付施工費)は、設置する面積や場所などにより異なります。すでにあるバルコニーに設置する場合、洗濯物が干せる程度のスペース(178.5㎝×364㎝)なら約65~90万円が最低ラインでしょう。1階に部屋として利用できる程度のスペース(268.5㎝×364㎝)を考えているなら、約150~180万円は必要です。

なお、上記の価格はメーカーの既製品をそのまま設置した場合の目安です。「コンクリートの土台を作る」「断熱施工を行う」「既製品を設置するために工事が必要になる」といった場合は、さらに費用がかかります。

5-2.オプション費用

「サンルームで洗濯物を干したい」「居間やダイニングとして使いたいので快適性を高めたい」という場合は、物干しや換気扇などを取り付ける必要があります。サンルーム本体の設置費用には含まれていないので、注意しましょう。

  • ・物干し:吊り下げタイプで約2万円、上下稼働タイプで約6万円
  • ・内部の日除:約8~20万円
  • ・換気扇:約3万円
  • ・LEDライト:約10~20万円

6.サンルームはDIY(自作)できる?もしくは自分で設置できる?

サンルーム

サンルームを設置する費用は、決して安くはありません。「DIYで作れるのでは?」と考える人もいるでしょう。たしかに、サンルーム(テラス囲い)をアルミや木材で自作することは可能ですが、本体を作る以上に難しいのが設置です。

自作やメーカーの既製品を自分で設置するのは、かなり高難度の施工技術が必要になります。サンルームを設置する際には、基礎工事を行いますが、専門的な知識とスキルが必要です。基礎工事をおろそかにしていると、雨漏りや腐食などが起きるリスクが高くなるため、よほどDIY経験が豊富な人でない限り、サンルームのDIYはおすすめできません。

7.【場所別】サンルームのリフォーム事例

サンルーム

設置した場所別にサンルームの設置事例を見ていきましょう。

7-1.<1階バルコニー>ウッドデッキにサンルームを設置

サンルーム事例

1階のウッドデッキがあったところにサンルームを設置。「花粉症のために、春先は庭で洗濯物をなかなか干せない」というお客さまのお悩みを解決しました。天然木のデッキは、底が抜けていたため、人工木のデッキをご提案し、デッキの周囲にはアルミの手すりを設置しました。手すりは、毛布やシーツを干すときにも重宝します。(工期は1ヵ月です。)

7-2.<3階バルコニー>幅に合わせた完全オーダーのサンルーム

サンルーム事例

マンションの3階のバルコニーにサンルームを設置し、ペットの猫を過ごさせてあげたいとのご希望。出幅違いで3階ということもあり、現場寸法に合わせたオーダーメイドのアルミ製サンルームを制作しました。3方向に窓やドアを作り、採光や換気を良好です。

サンルームの床は、室内用のフローリング仕上げで下地も室内床と同様に強く作っているため、歩行感が安定しています。(工期は1週間です。)

7-3.<ルーフバルコニー>特別オーダーメイドで作製

サンルーム事例

ルーフバルコニーのウッドデッキ部分をサンルームにしたいとのご要望があり、メーカーの既製品が納まらないため、オーダーメイドで制作しました。お住まいの方は共働きとのことです。サンルームに洗濯物を干しておけば、不在時の急な雨でも気にならないと喜んでいただけました。(工期は不明です。)

7-4.<玄関横バルコニー>オシャレなカフェ風のサンルームに

サンルーム事例

土間の上に設置するタイプで、折り戸仕様のサンルームをご希望されていました。床には、テラコッタ調のタイルをサンルーム内外に施工しています。折り戸仕様の6枚ドアを開放すると、外部とサンルームがタイルで空間的に連続し、広々とした空間になります。 また、軒下も特注の仕様に。オシャレなカフェ風のサンルームに仕上がりました。(工期は10日間です。)

7-5.<2階ベランダ>囲いタイプのサンルームを設置

サンルーム事例

2階にあるオープンなベランダを、サンルームのように使いたいとのご要望。メーカーの既製品にベランダを囲うものがあり、そちらを施工しました。工事完了後、ベランダ内のクリーニングを行い、完全な室内として使えるようにいたしました。(工期は3日間です。)

8.サンルームの設置はサイズと場所がポイント

サンルームは、設置するスペースの広さと場所により、費用や形状が変わってきます。お客さまのご要望をおうかがいしながら、設置するサイズと場所に応じて的確なご提案としっかりした施工ができるリフォーム会社に依頼することが重要です。

しかし、リフォーム会社を決める際は、複数の会社に相談し、お見積もりを取る必要があります。ご自身でさまざまなリフォーム会社を探すのが面倒と感じている場合は、ホームプロを利用してみてはいかがでしょうか。

ホームプロは、全国で約1,200社のリフォーム会社が加盟しており、サンルームの設置工事を手掛けている会社もたくさんあります。無料で登録でき、最初は匿名でのご相談が可能です。まずは、「どの場所にどんなサンルームを設置したいのか」について、お気軽にご相談してみましょう。

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