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ペンキを塗るだけではリノベーションではない?

最終更新日：2016-07-05

「壁の色を明るくしたい」「古びた壁紙を剥がしてお洒落な空間を作りたい」など、壁をペンキで塗る理由はたくさんあります。一方、壁にペンキを塗るのは簡単ですが、ちょっとした工夫を加えるだけで劇的に部屋のムードを変えることができます。

・ペンキを塗るなら壁紙を張り替えるのがおすすめ
・壁をペンキで塗り替えるなら、リノベーションして一緒に機能性も高めよう
・壁を抜いて間取りを変えるてみるのもあり

壁をペンキで塗るだけではなく、壁材を変えたり壁そのものを取り除いたりするリノベーションを同時に行うと、マイホームが光輝く我が家に変身することでしょう。

ペンキを塗るなら壁紙を張り替えるのがおすすめ

壁の色を変えたい時に簡単な方法は、壁にそのままペンキの色を塗ることです。ペンキが持つモダンな質感は、部屋の雰囲気をガラリと変えてくれることでしょう。

しかし、すでに壁に貼られているクロスの上からペンキを塗るのは避けた方が無難です。

クロスが剥がれてくればせっかく塗ったペンキも一緒に剥がれてくるのでお勧めできません。ベストな方法は一旦クロスを剥がしてから下処理をし、ペンキを塗ることです。クロスを剥がした時に壁に剥がれた跡が残っていたらそれらもきちんと取り除き、デコボコしている部分があったらヤスリをかけるなどして平らにならすことも大切です。

壁をペンキで塗り替えるなら、リノベーションして一緒に機能性も高めよう

ひとつひとつ解決していくより、物事は複数同時に解決していった方が時間もお金も節約できることがあります。

壁の色を変えたいと考えた場合、ペンキで色を塗り替えるだけではなく、漆喰や珪藻などを使って塗り壁にするなどのリノベーションを行うことで、より機能的な壁に作り変えることができるでしょう。

塗り壁は調湿性能に優れており、生活臭の問題を解決してくれます。
珪藻土などには匂いを分解する力を持っていて、いつ客人を呼んでも快適におもてなしができるというメリットがあるのです。また、寿命も長く、紫外線などによる変色や剥がれにも強いという特徴も魅力的です。ただ単にペンキを塗るだけではなく、一手間加えるだけで、一気に部屋の空間が美しく、機能的なものに変身することでしょう。