雨漏りは屋根材の防水性に深く関わりがあります。瓦の吸水率は20%、化粧スレートは9%、トタンなら0%と、瓦は他の屋根材よりも雨水を多く吸収するので、雨水が溜まらないように、勾配を大きく設計しなければなりません。各屋根材毎の防水性について、次にまとめました。
●屋根材ごとの防水性
トタン … … ○ 特に最近の商品は防水性が向上している
スレート … … △ 棟や谷などから水が染み込みやすい
瓦 … … × 強風や豪雨で瓦がズレやすい、防水性が低い
セメント瓦 … … △ 強風や豪雨で瓦がズレやすい
屋根の最大の役割は雨を流し落とすことです。L字型・T字型などの家では、屋根と屋根が交わる境界線である「谷」に、雨がたまりやすいラインができ、そこから雨水が染み込み、屋根材や下地を傷める可能性が高くなります。屋根の構造はシンプルな方が雨漏りしにくいといえます。
雨漏りは、雨水が浸入した日から数ヶ月~数年経って初めて部屋の中に症状が表れるため、気づいたときには既に建物が傷んでいます。早め早めにチェックをしておくことが大切なので、一度ご自分で点検してみましょう。
外から見て瓦がゆがんでいたり、ズレていると、そこから雨水が入り雨漏りの原因になります。また、屋根の上に雑草や草花が生えていると、根から瓦の裏側に雨水が入り雨漏りすることもあります。瓦の上に枯れ葉がたまっている場合も、雨水を引き込んで雨漏りの原因になるので注意しましょう。また、天井に点検口があれば、そこから屋根裏をのぞいてみましょう。屋根の下地・天井板などにシミがあれば雨漏りをしている証拠です。早めに対処をすれば被害も工事コストも最小限に抑えることができるので、ぜひチェックしてみてください。
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