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使いやすく冬でも暖かい、老後も安心・安全の水廻りリフォーム

横900mm×縦2275㎜のコンパクトなスペースながら、大便器・小便器・手洗い器の３点を設置しています。トイレスペースの動線をすっきりさせ、勝手を向上させたいと考えました。問題の小便器はトイレ裏の階段下にある物置きスペースを活用し、壁をセットバックさせて埋め込みました。加えて手洗い器は幅広の省スペースタイプにして、大便器へのアプローチをすっきりとさせています。年を重ねてもお一人で安全に使う事を考えたプランになっており、手すり取り付け用の下地をいれておくなど見えない部分の準備も行っています。

細長い０．７５坪のスペースを小便室と大便室に分けた２室分割型です。限られたスペースで使いやすいトイレにすることが目標でした。現状ではつかまる手すりの設置が難しく、ドアや段差の解消も必要となります。はみ出した小便器が動線の邪魔になっています。これが掃除の面倒さにもつながっています。

トイレのドアにはローリング式開き戸を使っています。これは、ドアを開くと、室内に半分がすべり入りながら開くので、廊下側も、従来の半分程度しか扉が突出しません。これにより、立ち位置を変えることなくドアが全開されるので、ドアの開閉で体のバランスが崩れないバリアフリー対応となっています。
また、廊下が９００ミリしかない場合など狭い時には、開け閉めが廊下の壁で面倒でが、これにすると開け閉めがとてもしやすくなります。

建物のタイプ	戸建住宅
価格	70万円（単独工事をする場合の概算です）
築年数	21〜25年
工期（全体）	１週間
面積	2.50m²
その他採用機器・設備
施工地	青森県八戸市
家族構成	ご夫婦・子供1名

お客さまの声

居間からキッチン、洗面脱衣室、お風呂までの動線がバリアフリーでスムーズになり、おばあちゃんにとって楽で安全になりました。当初プランに入っていなかったトイレも、今後は暖かいこのエリアのそばにあったほうがベストと考え、お風呂のそばに増築したところ、現在は普段使いのトイレはそちらの方になりました。「"暖かい・広い・明るい"ホテルに住むよりいいねぇ」とおばあちゃんからのお声を頂きました。完成引渡しの少し前にひ孫がお生まれになられたとの事で４世代が集まるひと時をみんなで過ごせてとても楽しい。キッチンもお風呂も使い勝手を考えてくれているので、今までと違って本当に使いやすい。