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  1. 塗料によってこんなに違う!? 外壁塗装の耐用年数

塗料によってこんなに違う!? 外壁塗装の耐用年数

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塗料によってこんなに違う!? 外壁塗装の耐用年数

外国の住宅のように、壁をカラーコーディネートしているおしゃれな家を見かけると、外壁リフォームを考えてしまう人も多いのではないでしょうか。デザインも悩みどころですが、塗料によって長持ちする期間が変わるため、どんな素材を使うのかも迷うところでしょう。

気になる塗料の違いについて、住宅リフォーム推進協議会 技術・情報委員会委員長の江原正也さんに教えてもらいました。

耐用年数は塗料に含まれた樹脂で変わる

施工業者が通常取り扱っているものでも、250種類以上ある塗料。下地の建築材に定着させる下塗り用の塗料から、仕上げ用のコーティング剤まで、さまざまなようです。

「塗料の本来の目的は、色を楽しむことよりも、耐久性を高めることにあります。壁面塗料に主に含まれているのは、色素の入った顔料、添加物、そして耐久性を左右する樹脂。
樹脂は、紫外線や雨水など外部環境から外壁を保護する役割を持ちますが、その性能によって価格が変わります。

現在流通しているのは4種類。塗装工事のお見積りは人件費と材料費の合計になるため、具体的な費用は施工会社によって異なりますが、樹脂名が記載されずに見積り表を提示されることがあります。素材がわからないと、その見積りがはたして適正価格なのか、次のメンテナンスまでの期間がどれくらいか、依頼者は判断できかねます。見積りの内容をきちんと確認するためにも、各塗料の特性と価格のバランスを知ることが大切です」(江原さん、以下同)

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・安価だが、紫外線による劣化が大きいアクリル系塗料
「アクリル系塗料は4種類中で最も安価ですが、その分、紫外線に弱いデメリットがあります。立体造形の塗装に適しているため、吹き付けなどデコボコした立体的な柄が装飾された、新築のモルタル外壁に採用されていることが多いです。
樹脂成分同士の結合力が弱いために耐久性が低く、耐用年数の目安は4~6年と短めです。」

・下地との適合性が高いウレタン系塗料
「『ポリウレタン』という素材は、ストレッチの効くパンツの繊維にも使われているので、聞き覚えがあるかと思います。
結合力が強く、下地との適合性が高いため、様々な下地に用いることができます。耐用年数は7~9年とアクリル系よりも長く、耐久性と価格のバランスが比較的よいことから、10年前までは主流の塗料でした」

・現在の主流塗料、アクリルシリコン系塗料
「シリコンという素材も、最近はよく耳にするようになりました。アクリルシリコン系塗料は密度の高い膜を張り、高い汚染性・耐久性があります。
ウレタン系に比べると高価ですが、耐用年数の目安は10~12年と長く、費用対効果の高さから、現在ほとんどの外壁工事で採用されている塗料です」

・公共施設に使われる高価なフッ素系塗料
「車のコーティングに使われる『フッ素コート』。それに似たものがフッ素系塗料です。現在最も高価な塗料とされていますが、耐候性に優れています。耐用年数が15~20年と長いため、個人の住宅よりも、メンテナンスしづらいホテルや野球場など公共施設に使用されています」

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塗り直しは新築当時とは別の素材でも上塗り可能

10年前はウレタン系が主流ということでしたが、リフォームの際は新築時と同じ塗料を重ねたほうがいいのでしょうか。

「塗装し直す場合、まず既存の壁に下塗り材を塗ってから、新しい塗料を上塗りするため、新築時とは別の塗料でも問題ありません。
ただし、外壁の劣化具合や既存壁と下塗り材の相性を鑑みないといけないため、まずは施工会社に相談して、現状を確認してもらったほうがいいでしょう。
塗料の進化は日進月歩で、10年前はウレタン系、現在はアクリルシリコン系と、時代ごとに主流の素材が変わります。今回お話した内容は、あくまで現在流通している塗料がどのようなものかを知る目安として考えてもらえると幸いです」

せっかく好みの色を見つけたのなら、美しさをそのまま持続させたいと願う家主の方も多いと思います。家の印象を左右する外壁だからこそ、塗料の種類を精査して、実用的かつ、おしゃれなリフォームを叶えてみませんか。

(取材・文:小林有希 編集:ノオト)

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【識者の紹介】住宅リフォーム推進協議会
技術・情報委員会 委員長  江原正也
居住水準、住宅の機能・性能向上のためのリフォームなどに関する情報発信を行い、事業者の技術力・営業力の向上と、消費者の満足を通して、より豊かな住生活づくりの推進役としての役割を担う。

 住宅リフォーム推進協議会

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