リフォーム会社紹介
(匿名で申込む)
マイページにログイン
(会員・商談ページへ)
会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。
コストの節約・工事期間の短縮のために、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことを検討する方も多いのではないでしょうか。
これら2つの工事を同時に行うことは可能ですが、良い点ばかりではなく注意すべきポイントもあります。
本記事では、外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合のメリットとデメリットを、かかる費用も含めて詳しく解説します。
目次
まず、外壁塗装と屋根塗装の目的やおすすめされる時期についてご紹介します。

(画像/PIXTA)
- 外壁塗装
外壁塗装の目的は、美観・資産価値の向上、防水性能の向上、建物の寿命を延ばすことなどが挙げられます。塗装は建物内部の防水材を保護する一次防水の役割を持ちますが、塗膜は時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。そのため、一定の周期で塗り替えが必要になる点は、人間でいう「日焼け止め」を定期的に塗り直すイメージに近いでしょう。
施工時期としては、塗料の種類や住宅の外壁の状況によって変動しますが、一般的には「10年に1回」が適切といわれています。ただし、近年は塗料の性能が高まっているため、「12年に1回」程度でもいいというケースが増えてきているようです。
また、外壁に劣化が目立つようになった場合は、この推奨時期に関わらず塗装を検討することもあります。

(画像/PIXTA)
- 屋根塗装
屋根塗装の目的は、屋根材の保護や美観の向上などが挙げられます。
外壁に比べて目に入りにくい屋根は、塗装工事の検討を後回しにする方も多いようです。しかし、屋根は建物の中でも特に紫外線の影響を強く受けるため、実際には外壁以上に劣化が進みやすい箇所です。素材にもよりますが、本来は「8年に1回」程度のスパンで塗装を検討すべきとされています。ただし、こちらも近年の塗料性能向上の背景から「10年に1回」程度を目安にすると良いでしょう。
10年に1回程度と考えると、タイミングとして外壁塗装との同時施工も検討しやすくなるのではないでしょうか。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、以下のようなメリットを受けることができます。

(画像/PIXTA)
外壁・屋根の塗装工事を行う際は、建物の周りに足場を組む必要があります。足場の組立・解体および足場に取り付ける飛散防止ネットなどを含めると、足場関連だけで約30万円前後の費用がかかります(一般的な2階建・30坪程度の住宅の例)。
外壁塗装と屋根塗装を別に行うと、これらの費用が2回かかることになりますが、同時に施工すれば1回で済み、約30万円のコスト削減になります。
また、前面道路や電線の状況によっては、ガードマン派遣や道路使用申請代行、電線カバー取り付けなどの費用が別途追加される可能性もあるため、より大きな節約につながることもあるでしょう。
塗装工事の工期について、屋根単体の塗装だと約1週間、外壁単体の塗装だと約2週間がかかるとされ、合計すると約3週間が想定されます。
外壁塗装・屋根塗装を同じタイミングで行えば、足場の組立・解体(2日程度)を1回で済ませられるのに加え、「屋根の下塗りを乾かしている間に外壁の下塗りを行う」など、待ち時間を有効活用して並行作業ができるようになり、2週間ほどに短縮されます。

(画像/PIXTA)
この期間中は洗濯物の外干しを控える必要があったり、窓ガラスがビニールの養生で覆われて部屋の採光・通風が取れなくなったりするなど、普段の生活に負担・影響が出ることが考えられます。この他にも、塗料のにおいや足場による日当たり悪化など、近隣住民にも迷惑をかけてしまう可能性があります。同時に行って工期を短くすることは、ご近所トラブルのリスクを減らす意味でも、大きなメリットといえるのではないでしょうか。

(画像/PIXTA)
外壁塗装と屋根塗装を別々に行うよりも、同じタイミングで行ったほうが建物全体の色のバランス(コーディネート)が取りやすいと言われています。
最近では「白い家をネイビーにする」「単色の家をツートンカラーにする」など、イメージをガラッと変えるケースも多く、外壁と屋根とセットで考えるほうが、デザインの幅が広がるのではないでしょうか。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、メリットも多い一方で、以下のようなデメリットがあります。

(画像/PIXTA)
- 単独で施工するよりも1回あたりの支出が大きい
外壁塗装に加えて屋根塗装も行うことになるので、その分一度に支出すべき総額は大きくなります。足場代が節約できるなどのポイントはあくまで中長期的に享受できるメリットなので、もし現時点での支出総額をなるべく抑えたいのであれば、単独での施工も検討すると良いでしょう。
- 外壁塗装のみよりは工期が長くなる
外壁塗装だけの工程に屋根塗装の工程が加わるため、外壁塗装単独の工期よりも長くなることが想定されます。ただし前述の通り、別々で施工する合計工期(3週間)よりは短縮できることになります。
同時に行うことで得られるメリット(コスト削減、工期短縮、近隣住民配慮など)と比較して、メリット・デメリットどちらが上回るのかによって、同時施工を検討すると良いでしょう。
メリットやデメリットも踏まえながら、外壁塗装と屋根塗装の同時施工が向いているケース・向いていないケースを整理します。

(画像/PIXTA)
◼︎ 向いているケース
- 外壁・屋根の両方が劣化している
外壁と屋根に使用されている塗料によって寿命の平均がわかります。これらが同じぐらいのタイミングなのかどうかを確認しましょう。また、いずれかの塗装を検討するタイミングで、プロである業者からアドバイスをもらうことも正しい判断をする上で重要です。
- 今後も長く住む予定がある(長期的なコスパを重視)
今後も長く住む予定の場合、なるべく外装一式を同じタイミングでメンテナンスできた方がトータルコストを抑えられるでしょう。
たとえば外壁だけ耐久性の高い仕様にして節約しようとしても、屋根や付帯部は10年程度でメンテナンスが必要になることが多いとされています。そのため外壁・屋根で同程度の耐久性の類似塗料を選び、同時に施工することによって、同じタイミングで足場を組んでまとめて塗装するメンテナンスサイクルができ、その後のコストを抑える観点で最も効率が良くなります。
- 近隣への負担を最小限にしたい
施工する自分たちの生活への影響は事前に想像しやすいですが、工事中は塗料のにおい・工事車両の駐車・足場によってできる日陰などにより、近隣の住宅にも負担をかけてしまうリスクがあります。
別々に工事することで2回迷惑をかけてしまうよりも、同時に行って1回で済ませるほうがご近所トラブルのリスクも最小限にできるといえます。
◼︎ 向いていないケース
- 外壁・屋根で劣化にズレがある
たとえば新築時に高耐久(20〜30年程度)の屋根材を使用している場合であれば、築10年で外壁塗装が必要になったタイミングで無理に同時に行う必要はないといえます。必要がないのに屋根塗装と外壁塗装を同時に施工してしまうと、余分な費用がかかってしまうことがあります。このように外壁と屋根で劣化の状況が異なる場合は、別々の施工を検討したほうが良いこともあります。
- 塗装では直せないほど劣化している(建て替えが必要)
雨漏りがひどい、柱の腐食など構造的な劣化が激しいような場合は、塗装よりも建て替えや張り替えを検討すべきでしょう。
また、数年後に建て替えをすでに予定しているような場合は、最小限のメンテナンスに抑えるほうがコストメリットが大きいといえます。
- 少しでも予算を抑えたい
外壁・屋根塗装は同時に行ったほうが、足場代などのコストを1回分に抑えられ、長期的なメリットがあります。一方、今この場での支出を少しでも抑えたい場合は、単独工事を行ったほうが同時施工よりも工事総額を安く抑えられるため、短期的なコストメリットがあるといえます。

(画像/PIXTA)
本章では、外壁塗装、屋根塗装を同時に行うとどれくらいの費用が掛かるのか、コストメリットはどれくらいあるのかについて解説します。
費用は塗料や建物の形状・状況によって変動します。ここでは目安となる一般的な価格帯をご紹介します。
| 延床面積(坪数) | 単独での施工 | 同時施工 | コストメリット | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 外壁塗装のみ | 屋根塗装のみ | 外壁塗装+屋根塗装 | |||
| 20坪 | 約60万円 | 約45万円 | 約105万円 | 約80万円 | 約25万円 |
| 30坪 | 約90万円 | 約60万円 | 約150万円 | 約120万円 | 約30万円 |
| 40坪 | 約120万円 | 約70万円 | 約190万円 | 約160万円 | 約30万円 |
| 50坪 | 約150万円 | 約90万円 | 約240万円 | 約200万円 | 約40万円 |
| 60坪 | 約180万円 | 約110万円 | 約290万円 | 約240万円 | 約50万円 |
*劣化軽度で一般的な2階建てで、シリコン系塗料(耐久8〜12年)を使用した場合の概算
単独で施工する場合、外壁塗装・屋根塗装をそれぞれ行う際に足場費用がかかりますが、同時に施工することで2回→1回分に削減でき、その分コストメリットを享受することができます。
ただし、上記はあくまで参考の金額です。塗料の種類を変えることによっても金額は変動します。詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。
「【2024年版】外壁塗装の費用と相場は?失敗しないリフォーム会社選びのポイント」
外壁塗装・屋根塗装を行う際は、以下のような流れで進めることになります。工事期間は2〜3週間程度になりますが、その前に準備期間が必要です。
- 準備期間(約3〜4週間)
1. 問い合わせ : 複数の業者に相談し、見積もりを取るのがおすすめです。
2. 現地調査 : 見積もり、提案にあたり、業者が実際の建物の状況を調査します。
3. 見積もり提出 : 現地調査を踏まえ、見積もりを提示してもらいます。
4. 契約 : 依頼する業者を絞り、契約を取り交わします。
5. 色決め・打ち合わせ : 色見本やシミュレーションの提案を受けながら、塗装の詳細についてすり合わせます。
6. 近隣へのあいさつ : 着工の1週間ほど前に行うのが一般的です。
- 工事期間(約2〜3週間)
7. 足場設置:工事期間の洗濯物の外干しはできません。また足場が設置されると窓の開閉がしづらくなることがあります。
8. 高圧洗浄 : 塗装を行う部分の汚れを落とします。基本的に窓の開閉ができなくなります。
9. 養生 : 窓やカーポートの車、エアコンの室外機など、塗料が飛ばないようにビニールで覆います。
10. 塗装工事 : 一般的には下塗り→中塗り→上塗りの順序で2〜3回の工程に分けて実施します。塗料の種類によっては匂いがあります。
11. 点検・手直し : 塗り残しがないか確認、塗料の飛び散り箇所があれば除去などの手直しを行います。
12. 足場解体
13. 引き渡し
外壁・屋根を同時に施工する場合、7.足場設置(1日)と12.足場解体(1日)の作業を1回で済ませられます。また、10. 塗装工事の工程の間には乾燥の待ち時間がありますので、この時間を有効活用し、外壁・屋根を並行して施工できるため、それぞれ単独で施工するよりも合計1週間程度工期を短くできるとされています。
外壁塗装・屋根塗装の同時施工を検討する際は、以下のポイントを意識して進めましょう。
- 複数の業者から相見積もりを取る
初めから依頼する業者を絞らず、3社程度から見積もりを取ることをおすすめします。複数社からの見積もりをチェックすることで、今回の塗装工事にかかる費用相場が把握でき、適正価格かどうかが見えやすくなります。
また、金額比較だけではなく、業者によって「ここは塗る・塗らない」といった判断が分かれ、提案にも差分が出ます。これによって依頼者自身が今回の工事でどこまで対応すべきか、納得感のある決断ができるでしょう。
相見積もりを取る際は、地元に根付いた塗装会社と大手リフォーム会社など、タイプの異なる会社に依頼してみることで、それぞれの業者タイプの特徴(何を重視しているかなど)が見えて比較しやすいとされています。
業者選定の参考として、「ホームプロ」では、施工の地域ごとに信頼できる業者を中立の立場で紹介してもらうことができます。初めは匿名で相談がスタートできますので、まだ検討段階の方も安心して利用できます。ご自身に合った業者選びを進めたい方は、ぜひ試してみてください。
- 見積金額が適正価格か確認し、品質が高い業者に依頼する
見積もりの内容をよく比較するためにも、詳細に項目が記載された、根拠がわかりやすい見積もりを提示してもらいましょう。特に「外壁・屋根塗装一式 ◯◯円」というような見積もりは、工事範囲が曖昧でトラブルになりやすく、避けるべきでしょう。
また、見積もりの備考欄などに「塗装で利用する塗料の缶数」や「塗布面積」が詳細に明記してあることで、余分な費用がかかっていないこと、塗装工事の工程に手抜きがないことが比較しやすく、信頼できる業者といえるでしょう。
- 実績が豊富な業者を選ぶ
業者のホームページでご自宅に近い外壁塗装・屋根塗装の施工事例が掲載されていると、実績が豊富であることが確認できて安心です。
加えて、Googleマップの口コミやリフォーム紹介サイトのレビューなどを参考にすると良いでしょう。近隣への配慮(あいさつやマナー)がしっかりしているかどうかも口コミから読み取れる重要なポイントといえます。
- アフターサービスの内容も要チェック!
工事後の保証期間や定期点検の有無を確認しておきましょう。塗装工事のタイミング以外でも定期的な点検を受けていれば大きな破損が起きる前に対処でき、トータルの補修費用を抑えられる例もあります。こういった点検が付帯されていると、より安心できるといえるでしょう。

(画像/PIXTA)
外壁塗装や屋根塗装を同時に施工することで得られるメリット・デメリットを詳しくお伝えしてきました。同時施工にはコストや工期を抑えられる良さがある一方で、短期的な支出が大きくなる点には注意が必要です。
外壁塗装・屋根塗装を同時施工するとなると、その分依頼する業者選びが肝要です。後悔しないためにも比較検討を重ね、信頼できる業者に発注しましょう。
そんな業者選定にあたって、リクルートの運営する「ホームプロ」はお住まいの地域に合わせて適切な業者に気軽に相談できるサービスです。匿名かつ無料で見積もり依頼を開始できるため、初めての方も安心して相談できます。
「見積もりを依頼する業者をどこにしよう…?」とお悩みの方は、ぜひ利用してみてくださいね!
●取材協力
坂 瑞貴さん(プロホームインスペクター)
さくら事務所。大手リフォーム会社で営業・設計・施工管理、大手ハウスメーカーで営業・設計に従事した後、建築士事務所を設立。リフォームや新築の設計・施工に従事。リフォームでは800件以上の施工経験がある。一級建築士、 既存住宅状況調査技術者、福祉住環境コーディネーター2級。
さくら事務所では、リフォーム・リノベーション工事チェック・完成検査を行うホームインスペクションのサービスも用意している。
文/森田祐介 編集/プレスラボ
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。
2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。
利用者数
※2024年4月~2025年3月
昨年度のご成約
ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。
ライフスタイル別のリフォーム
こだわりのリフォーム
ご予算にあわせたリフォーム
リフォームの知恵
住まいの機能・性能向上
リフォームなんでも事典
リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。