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セットバックについて

最終更新日：2015-06-09

セットバックについて

ホームプロに寄せられた「その他」に関するリフォーム相談の中から、『セットバックについて』の質問と回答をご紹介します。

２件の一戸建てのリフォームについての質問です。

同敷地内に築４０年（Ａ）と築２０年（Ｂ）の建物があります。

ＡとＢは共に２ｍ程の道路の側に建っています。

老朽化の為、Ａを取り壊し、Ｂを増築という形で住宅をリフォームしたいと思いますが、これは再建築でセットバックをしなければならない事例になるでしょうか。

もしその場合、Ａのスケルトンリフォームならセットバックはしなくて済む、ということになりますか？よろしくお願いします。

建築基準法では、敷地は４Ｍ以上の道路に２Ｍ以上接していなければいけません。

文面からですと、お望みの増改築を行なおうといたしますと、少なくとも、現状の道路の中心から敷地を２Ｍ後退しなければなりません。

もう一つはその４Ｍ道路として斜線制限を受けることになります。

他に敷地が狭くなった状態で、建蔽率や容積率等全ての法律に合致する必要があります。

構造を残し、リフォームをとなりますと、現状が斜線制限等に抵触してても、模様替えであり、セットバックはしなくて済みます。

ただし、現状の躯体に継ぎ足し、増改築となりますと、法律に合致しなければなりません。

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（2003.10.14）

※法律問題や税務問題は、事実関係の違いによって結論が異なる場合があります。また、同一の事実関係であっても異なった結論が出る場合も多くあります。「リフォーム相談室Ｑ＆Ａ集」で示しております回答は一般的な回答にとどまるものであり、具体的な問題についての責任ある回答を示すものではないことにご注意ください。具体的な事案につきましては、必ず弁護士や税理士などの専門家に相談されることをお勧めいたします。