比べて、選べる。リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり（商談）ができます。

中古マンションリフォームの注意点

最終更新日：2015-04-23

中古マンションリフォームの注意点

リフォームをする前提で中古マンションを購入する際に、確認しておきたい注意点など。リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

・専有部分と共用部分
・専有部分
・水まわりの位置は動かせるか
・防音・遮音・防振について
・配管と設備の老朽化
・カビ・黒ずみの有無
・共用部分
・外壁
・金属部分
・管理会社
・電気容量
・その他
・マンション重要事項説明書

専有部分と共用部分

マンションは集合住宅のため、専有部分と呼ばれる個人のスペース部分と、共用部分があります。
このうちリフォームが出来る部分は、専有部分のさらに内側部分で、内装部分と呼ばれる範囲になります。
内装部分とは、コンクリート部分、サッシ、排水縦管を除く内側部分のことを指します。
どこまでが内装部分にあたるかは、各マンションにある重要説明事項にも詳細に記載されているはずです。
基本的にマンションの共用部分である廊下や玄関ポーチ、バルコニーのコンクリートを取り壊すようなリフォームはNGです。
また専有部分であっても、壁や梁などの構造躯体部分に穴を開けたりすることは基本的に出来ません。

それでは専有部分と共用部分、それぞれのチェックポイントを見て行きましょう。

専有部分

水まわりの位置は動かせるか

リフォームにあたって、水周りの設備を一新するのと同時に、位置も移動したいと考えている方は多いかと思います。しかし配管には勾配が必要なため、移動の範囲が限られてきてしまいます。
必ず購入前に、配管の移動できる範囲を不動産会社やリフォーム会社に確認しておきましょう。

防音・遮音・防振について

フローリングの変更や、水周りのレイアウトを変更したいという要望も多いかと思いますが、マンションの多くは下階への配慮により、管理規約などで遮音制限を設けているところが多いです。
中には遮音制限だけではなく、フローリングに変更すること自体が禁止されているところもありますので要チェックです。
水まわりを変更した場合は、浴室・トイレの下が寝室といった場合もあり、排水音やシャワーの音で騒音トラブルにもなりかねません。下階の間取りも考慮しながら、適切な防音・防振対策を検討しましょう。

配管と設備の老朽化

配管については目で確認することは難しいため、実際に蛇口から水を出して赤さびなどがないかをチェックします。
またキッチンや洗面所の下に点検口がありますので、不動産会社に見せてもらい、水漏れがないかも見ておきましょう。
トイレや浴室、キッチンに関しては、排水などに滞りがないか実際に少し使ってみて確認してみましょう。

カビ・黒ずみの有無

家具の裏や部屋の隅、押入れなどのカビ、クロスの黒ずみがないか確認しましょう。
これらに問題がある場合、通風や断熱材の施工状況に問題がある可能性があります。

共用部分

外壁

外壁を触ってみて劣化具合を確認しましょう。外壁やバルコニーにひび割れがあったり、たたいたさいに乾いた音がなる場合はコンクリートが劣化している可能性があります。

金属部分

バルコニーや非常階段など、金属部分も確認しておきましょう。
激しいサビや劣化がある箇所がないかを見てみましょう。

管理会社

見逃しがちな部分ですが、マンション全体の管理が行き届いているかどうかは、マンションの価値を左右するポイントの1つとなります。
主にエントランスや集合ポスト、ごみ置き場、自転車置き場など、清潔に整頓されているかを確認しましょう。
また普段は見ることが出来ないような、屋上も見せてもらうとより管理状態がよくわかるでしょう。

電気容量

築20年を越えるマンションは、最大電気容量が30Aまでというケースも少なくありません。
リフォーム後、新しい設備に一新すると、たいてい以前より消費電力が増してしまうことが多いです。
設備を追加する場合は、管理会社や管理事務所等に事前に確認しておきましょう。
最大電気容量を超えるような設備を設置してしまうと、マンション全体に迷惑がかかりますので控えましょう。