築80年のこちらのお宅は、段差が多く高さもばらばらでした。中でも玄関土間から洋室に上がる部分は50cm近くもの段差があり、簡易的にブロックを踏み台とされていました。
また、洋室は独立した部屋となっていたため、キッチンへ行く時もお風呂へ行く時も、一度土間へ降りて靴を履かなくてはなりませんでした。そして、トイレは家の外にしかなく洗面所も無かったので、すべて家の中で済ませられたら、とプランを考えました。
とはいえ、スペースに限りがあるので洋室の押入れを潰して2坪のスペースを確保しました。
そこに1坪サイズのお風呂と洗面所・脱衣所・トイレを1坪のスペースにまとめて配置。それぞれに手すりを付けたり、引き戸にすることで、老後の生活の利便性を重視しました。
そして、玄関土間からキッチンを廊下で繋げて、洋室の床を下げてキッチンの床の高さと揃える事でフラットになり、玄関・洋室・水まわり・キッチンと、靴に履き替えなくても回遊できるような間取りをご提案しました。
お客様にはプランにも、仕上がりにも大変喜んでいただく事ができ、私たちも嬉しく思います。
壁一面の押入れにより浴室・ダイニング隔てられていました。
押入れを潰して浴室・洗面・トイレを設置。
水まわりを通過する動線にすることで靴に履き替えずに回遊できる動線が実現しました。
洋室の入口には約50cmの段差がありました。
洋室の床高を下げ、玄関に廊下を兼ねた式台を設ける事で、小さな段差で出入りできるようになりました。
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