中古マンションの寝室・ベッドルームリフォーム

ベッドにするか床に布団を敷く方式にするかで、中古マンションの寝室・ベッドルームリフォームは変わってきます。

■布団を敷く方式の場合
布団を人数分敷くスペース、および「敷く・上げる」の作業が問題なくできるスペースを確保します。

■ベッドにする場合
ベッドを置くスペースとベッドの周辺を人が通れるスペースが必要です。病気などで看病するケースを考えたスペースも確保しておきたい。

次に収納スペースはどうするかですが、収納（クローゼット）には壁沿いに一列に衣類を収納する「洋服ダンス」タイプと、小部屋にしたウォークインクローゼットタイプがあります。

■布団を敷く方式の場合の収納
洋服の他に布団を収納できるスペースを確保します。収納の扉はふすま（引き戸タイプ）がふさわしいでしょう。

■ベッドの場合の収納
ベッドを置く洋室タイプの寝室はクローゼットをセットするのが一般的です。洋服の多寡や取れるスペースに応じて、洋服ダンスタイプかウォークインクローゼットタイプかを決定します。いずれの場合も開き戸スペースが取れない場合は引き戸タイプにしておきます。

中古マンションに独立した書斎を作るスペースがとれない場合は、ベッドルームの一角に書斎コーナーを設けると便利です。リフォームに当たってはパソコンの灯りがベッドの枕元などに漏れないような場所を選ぶようにしましょう。

またベッドルームをトイレに隣接させるリフォームをすると、夜中などに起きても安心です。寒い廊下でヒートショックを起こす心配もなく、高齢化が進むほどこのリフォームのよさを納得するようになります。