中古マンションの浴室・サニタリーリフォーム

築年数や前入居者のリフォームにもよりますが、浴室・サニタリー部分は直接肌に触れる箇所ですから、ぜひリフォームを施したいところです。お風呂は体を清潔にするとともに、気分をリフレッシュする大切な時間。洗面所はあわただしい朝の時間を効果的に使えるように、トイレも機能的なだけではなく、うるおいのある場所にしたいものです。

機器だけの交換リフォームであれば工事は比較的簡単に済ますことができますが、バス・サニタリー（洗面・トイレ）全体をリフォームする場合は、配管の移動などの工事が必要になってきます。

また、リフォームの際は、段差の解消や手すりの取り付けなどを行っておけば、将来必要になってくるバリアフリーリフォームを先取りすることになり、費用面でも快適性の面でも効果的です。なお、水回りの工事に際しては、マンションの管理組合の規程が適応される場合がありますので、工事前に確認しておくようにしてください。

ここでは浴室サニタリーの一新リフォームや機器の交換リフォームなど、浴室・洗面・トイレをリフォームする際のヒントを記します。

■水回りのトータルリフォーム
より使いやすく、より快適な使い心地を大切にしたいならば、動線を考慮に入れたリフォームを心がけたい。配管の移動などの工事が必要になる場合もあります。

■ユニットバスの取り変えリフォーム
ゆったりとくつろげる広さのバスタブや、ヒートショック対策として天井埋め込み式の温風暖房機も考えておきたい。

■便器の交換リフォーム
タンクレストイレが人気ですが、マンションよっては水圧不足で使えないことも。事前確認を。

■浴室乾燥機の設置
梅雨時やプライバシーなどの問題で外に洗濯物が干せない場合は、浴室乾燥機の設置をお考えください。