賃貸マンション 低コストで内装リフォーム

収益アップを狙うのがリフォームの目的ですから、いかにリフォーム費用を抑えるかもオーナーの腕の見せ所です。水回りや間取りの変更などは、施工業者との擦り合わせの中で費用が決まってきますが、ここでは、内装材の選択と使い方でリフォーム効果を高める方法をご紹介します。

具体的な施工は業者さんの手にゆだねることになりますが、入居希望者の好感度アップのための一般的な知識として覚えておけば何かと役立つ知恵集です。

■クロスの張り方に工夫
クロスは白という常識を破って、色ものにしたり柄物にしたりする。

■自然素材を使った塗装
最近ではシックハウスなどに敏感な方が増えています。植物由来の塗料を使うことでその心配をなくし、自然素材使用ということで安心感も醸成できます。

■洗面やキッチンにタイル
均一でのっぺりした壁ではなく、洗面やキッチンなどではタイルを部分使いするとデザイン性が高くなり、居心地のよさもかなりアップします。

■吸湿・吸臭性のある壁材
セラミックでできた多孔質のタイルを使えば、室内の湿気や煙草の匂い、ペットの臭いなども吸収してくれますので、是非採用したい素材のひとつです。

■ミラーをつける
空間の広がりを持たせたい個所に取り付けます。

■ニッチを設ける
壁に厚みがあれば、ニッチを造作してちょっとした小物を飾るスペースを設けることをおすすめします。10センチ足らずの奥行ですが、そこが部屋の彫りを深くし費用以上の効果をもたらしてくれます。

費用をかけるところはかける。かけない部分は知恵を使って効果をあげる。賃貸用マンションリフォームでつねに心がけたいことです。