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目次
足腰が弱ってくると、体の平衡をとりづらくなり、ちょっと滑るだけで転倒事故になってしまう場合があります。また、連続する床に使用されている床材の素材違いが「滑る」原因になる場合があります。床材の変更で「滑る」ことからくる高齢者の事故をなくしましょう。
滑る危険は家の中の至る所にあります。それぞれの場所にふさわしい安全な床材に変更することをお勧めします。
長尺の床材(フローリング)やコルクタイルなどは、クッション性や静粛性にすぐれています。またクッションフロアは汚れや衝撃に強く便利です。また将来車イスでの移動にも耐えられる素材を採用しておきましょう。
無釉(むゆう)タイル(光沢などをだすためのガラス質のうわぐすりのかかっていないもの)で表面を粗くしてあるものや、ノンスリップ加工された床材など、水に濡れても滑りにくい床材に変更しましょう。
冬場など厚手の靴下などを履くと、すべりやすくなります。コルクタイル、プラスチック系シートなどの滑りにくい床材を選びましょう。
滑りにくい木質のものに替える。あるいは段鼻にノンスリップ材を取り付けましょう。
スリッパの履き替えなどをしなくても、気持ちに不潔感や抵抗を生まない材質・色のものを施工しましょう。
靴を脱ぐ、靴を履くときはバランスを崩しがちです。床面には水に濡れても滑りにくいノンスリップタイルなどの床材を選びましょう。
雨に濡れることを想定して、階段面のリフォームに当たっては、滑りにくい仕上げ加工されたタイルなどを施工しましょう。また、スロープをコンクリートの打ちっぱなしにするなら、表面を粗く仕上げてもらうとよいでしょう。
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※2023年4月~2024年3月
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